2026/2/11_10:47:02
◇
ーーーーっっっっ。。。。
( 地震の影響か………。。。)
何故か真っ白な空間に倒れている……。。
( 畜生……。)
力が入らねぇーー……、、脳震盪にでもあったのか……?
俺はうつ伏せの状態から倒れたままで動けないでいる――。
『必殺技』が欲しいかだったか――……?
倒れていて限られた視界。
拉致される理由なんて検討もつかない。
予想としては、どっかの秘密の機関か――?
身体がまったく動かず、意識も朦朧とした状態のなか……。
「お主……、サッカーの世界への興味はないか――??」
いつのまにか近くにいるのは、さっきの仙人みたいな爺さんだろう……。
声からそう判断できるが、
『サッカーの世界』―― ?
(――ここは現実じゃないのか?)
意識が整ってきたため――、
敵意はないはずだと安心して両腕にグッと力を込めて立ちあがる……。
……グッッ……!!
地面に手をつき、
しっかりと立ちあがると――、
仙人のようなお爺さんは優しげな態度で話はじめる。
「お前さん、『サッカーの世界』へ行きたくはないか?」
再度の勧誘……。話が全然飲み込めずに黙ってしまった俺の前に、
「ちょっと、何やってんですか!!」
横から、急に注意するような声とともに
女の子が1人現れると、
そのまま、お爺さんを一喝する………!!!!
(唐突に現れたな……このすげぇ美少女。)
「何も知らない人に、そのような仕打ちをしたうえで、変装したままはやめてください――‼︎」
本当にどういうことかと言いたい……。
むこうは仙人にむかって、それなりの強度で叱っているが……、
『サッカーの世界』とやらに連れて行きたいという話しか理解ができない……。
(変装してるのか……?)
頭痛を抱えたような状態で仙人のほうをみる。
『必殺技』の件が残ってることを思いだすが――、
(和也のほうがいいとは思わないのか?)
『あの、、すいません……。あなたには異世界へ転生してほしいのです……!!』
( ド近距離まで近づくな……!!!照)
こちらを見上げるような上目遣いで話す。この金髪の美少女はたぶん女神なんだろう。
華麗な衣装。
鮮やかな金髪のロングヘア。
可愛い瞳に、隠れている巨乳。
お爺さんにされたことなんてどうでもよかったが、返答しなくては気まずいと思いながら、
承諾の返事をかえす――。
『ありがとうございます‼︎ 』
嫁がいても可愛いと思うものだな――。と考えてる間にも会話は続き・・・。
「『能力』選びのほうやって頂けませんか?」
これか、『必殺技』選びというやつは――。
NO.1『強蹴弾シュート』・・・30m先から超強力なシュートが打てる。
NO.2『得点消去』・・・1分前の相手チームの得点を1つ消すことができる。
NO.3『超速・the・反応』・・・とにかく異次元の反応速度がだせるようになる。
NO.4『神の投擲』・・・30mの距離ボールを鋭く投げることができる。
NO.5『魂の叫び』・・・ここで勝ちたい!という感情の強さの分、力が発揮される能力。
NO.6『強者の盾』・・・20分間。指定した選手に打ち勝つたびに、相手の能力をさげる。
NO.7『天賦の運』・・・瞬間的に物凄い強運を発揮する。
NO.8『反撃の力』・・・使用時、チームが負けていたり、自身がミスをしていた分。能力が瞬間的に跳ね上がる。
《ゲームウインドウ》……サッカーの能力か!!
――女神の隣にいるなら蚊帳の外のお爺さんも偉い人じゃ??
(「ヘルメス様」って神様だよな。サッカーの能力だしこれ――?)
めちゃくちゃ能力強いし、………「ヘルメス様」って呼んでたよなーーー??
ステータス画面から顔をあげると仙人と視線がぶつかり見つめあってしまったが……。
―――頭の中に『ヘルメス』という名前の神様いるなぁーー!!
ジッ………。
(!!しっかりと能力探さないとな……焦)
『異世界』に転生してほしい。
急にサッカーの世界で競いあってきてほしいだなんて言われてもな。
ぶっちゃけ世界ランキング100位くらいの実力なのに、
過去からも人がくるなかで『能力』で相手を打ち倒してきてほしいと。
こんなに強力なものばかりなのに――、モブ試合にならなくね?
「ザコと戦ったんじゃ5点差くらいつきません?」
「そんなこともある世界じゃからな。」
背後の爺さんのほうを見つめ返し、簡単にやり取りをする。
(2人で組んだら10点差だってあり得そうな展開だが、――これが異世界物というものか。)
『すいません、異世界でもう一度サッカーしてもらえませんか?』
近づいてきた女神の
推定Eカップの巨乳が頭をチラつくなか、
ひとまずの事情をきく……。
女の子が話すなかでも、
決して――、変装を解かずにこちらをみていることに対して、一言ツッコミを入れたくなるが。
「とりあえず――、なんで俺何ですかね――……??」
(はっきりいって――、実力からして俺じゃない。)
チームでは3〜5番目だが。世界を探せば
、たぶん100人に入るのが妥当な実力なのに、
何故過去からでも連れてこないのか。
(別に辞めてくれとまでは言ってないと思うが。)
――スッ。
何故か魔法を解いて姿をみせると。
「悪いな、一応ここにはコピーを連れてきただけなんだが、君を選んだのは友達なんだ。」
突然姿を現した。
紫の髪をセンター分けにしたイケメンに変貌し
後ろから帽子を取り出し被ると、
異世界転生を俺が果たしたあとのことや世界観についての説明に混ざる。
(なるほど……。)
神様10人で競いあうが、
ウチのリーダーは日本人を気に入っていてワールドカップ優勝もあり得るか……。
勿論、国籍は日本のまま挑戦するつもりだったが、ワールドカップ優勝は捨てられない夢だったりする。
「それって、実現可能なのか――?他にもライバルは沢山いるだろ――。」
「そりゃ――、能力をやるがあげる人数だけでざっと100人はいる。それなりのハードルの高さはあるぜ、それなりの運は保証するけどな?」
(むこうの日本よりはやりがいあるかもな……。)
歴代でみてもあきらかに日本人じゃ突き抜けた才能や、やり直しがいのある人生だったプレイヤー。
「 これ……、和也は選ばれているんだよな――。」
「 それはさすがにいえないが、頭は良いな?日本人以外も帰化国で行くつもりがある人もいる。勝負ができる国だよ日本は。笑」
「一応、応援するつもりで声をかけたんですけど、大丈夫ですか?」
先程紹介された。金髪巨乳のアイリスの質問には全然OKだったと答え。
なんで2人揃ってわざわざ会いに来たのかを問いかける――。
「 とりあえず龍、条件は全部それでいいのか?」
ちょっとだけ、声をかけられて嬉しかったと伝え、微妙に大袈裟だと伝える。
「飯奢ってもよかったんだけどな。」
カッコいい、イケメンな声でそう告げられるが、何となく答えられる質問なので即答したのだ。
「1・2・3 で、ジャンプな!」
「楽しかったです!!」
「大丈夫だよ!腹減ってねぇし!じゃあな!!」
カウントをとって
ジャンプをすれば、
身体がブレて消えたのだ。




