恋する女神 ヴェスタ視点
「 最高の環境での『転生』だろ?当たり前だろ!!」
(やっぱり。和也にはバロン○ール目指してほしいな!!)
そう思うのは、自分が発見したなかで1番の
最高傑作になってくれそうだからだが……、
『マジ本当にカッコいい…………!!!』
空似だし、、なんとなく凪の肉体を再現してみたが、
黒髪で細身。
身長は184㎝とまぁまぁの長身。
尚且つ、サッカーが抜群に上手くて
顔までイケメンときている。
和也で盛り上がった話を皆に話したのがきっかけで『蹴球戦争』という企画を皆でやることになったから。
わざと本気だして。
大本命として1番目に誘ってみたけど……!!
ジッ…………。
綺麗な芝生に2人きり。
やっぱり、照れてしまうかもしれないし
凪の姿で会ってよかった……。
わりと瓜二つの姿だったりするけど、
デート気分で脈ありなのがバレたらハズいし、
今日会うのは、これぐらいにしとこう――。
滅茶苦茶、皆本気だしてきてるし。
贔屓が過ぎたら……、
人によってはモチベーションを落とすプレイヤーがでてくるかもしれないから深追いは
しないときめたのである……。
「とりあえず、『能力』決まったら連絡して、すぐにくるから!」
◇
「ヴェスタ‼︎能力を選んで終わったぞ!」
ようやく、1時間ほど悩んで決定を下したが。
行き先が、サッカーで国や個人。全ての偉さが決まってくるような場所らしい。
そんな魔境で世界1の称号の【バロン○ール】
に挑戦するわけだから、
死ぬほど迷ったわけだが……、
今なら自慢できる……!!俺に合った最高の能力・・・!!!
パッッ………。
何もない空間からヴェスタが到着した。
「どうだ……??どんな能力にきめた!?」
恋心はひた隠すつもりだし。
それより純粋な応援の想いで声をかける。
――ぜひチャンピオンを獲れる『能力』でいてほしい!!
「おう!ヴェスタ!!この『頭脳明晰』って能力だ!」
――そうきたか。
「俺に合う『能力』だと使用回数とか当然変わってくるんだろ?」
(さすがに見抜いてきたか……。)
「そんなことはいえないが、変更はないか?笑」
ちょっとだけ、
キメ顔で語りかけて可愛さをあげる。
楽しい時間を共有しながら、エコ贔屓しないため線を引く。
(凪との恋路も観てたうえに、世界一お似合いだったカップルのためにも。)
一応勝手にだしてみたらしいクッキーを私も食べる。
個人的に女子で世界一上手い選手なので特別招待 してあるが、いずれは自分もちゃんと会ってライバルになるつもりだ。
「勿論変更なしでいいぜ、場所はドルトムント付近の外科医の家でよろしく。」
「そのぐらいがいい。クラブオーナーの親とかは贅沢だからね。」
本当にバルセロナのオーナーの子供とかが転生者から生まれる予定だが、
私のところからはできれば出したくないものである。
「これで条件全部だろ?」
目覚める時期まで話し合って
――手を振って見送る。
「ばいばい。」
次もすぐ移動だが、アテナ、アポロン、アフロディーテ、アレス、アルテミス、セレス、ヘファイトス、ポセイドン、イリスらライバルたちはスカウト進んでるだろうか。
(楽しみだな……。)
次に出会うのは、
彼が大きくなってからである……。凪のことはお互い高みで見つけあってね。




