異世界転生1
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「 ピクッッ」
無機質というのか、気づけば真っ白で
なにもない空間にいた…。
(先程食らった....、身を焼き尽くすような
もののせいか....。)
隕石のようなものだったと思うが、
今、立ちあがるのがやっとのなか。
何故か気づけばこんな空間にいる_。
(転生物なのかこれ …?)
次の世界への希望とは別に。
この世界で幸せにしたい人のことが頭の中を
よぎって胸がズキッと痛む....。
(明菜……。)
そうやって何もない空間に1人立ち尽くすなか....。
ブワッ――。
(周囲の風景が一瞬で草原に変わった。)
背後には、1人の女の子が立っている。
「やあっ!」
全身黒のゴスロリの服装。
元彼である凪と全く同じ声に同じ容姿。
(こんなとこで、出会うわけがないだろう。)
「なんだ…......。」
偽物じゃないかと半信半疑の俺とは別に、
手をあげて、
リラックスを求めてくる。
よっ!こちらも同じ挨拶を返し、
会話の姿勢をとるが......。
「パチンッ」
一瞬で白いティーテーブルを並べると、
そこへむかって、
指を差し向け....。
むこうで話そうと示唆してくるーー。
黒髪のボブでショートヘアより
すこし長め....。丸顔。相変わらずだ。
ダッ………!
ズバーン……!!
俺を後方から抜き去って、
突如呼び出したゴールにフリーキックを魅せてアピールをしたかと思えば、
お茶の準備へと先にティーセットへ走ってくれる。
(先に辿り着いて話す内容は、おきまりの異世界転生か?)
勝手に凪に失恋してたのか。と嫌な感情が沸きでるが、
(彼女は何者だろう。)
上からなにか降ってきて、
一瞬で身体が燃えたように
感じた記憶からヒントを探る。
わざと特別急がずにゆっくりに歩いて向かう。
「なんで、凪の姿なんだ?」
本人アピールか、肉体だけか。
美穂はただの美人だったと思うが。
(ついた……。)
フォームは当人そのまんまだった。
むこうの向かい側にゆっくりとテーブルにつく。
(目の前には、バイト先のルイボスティー。これは、俺が好きな飲み物だが、、)
なんとなく議題の1ページ目は理解できた気がする…。
正体不明のゴスロリ凪が
こちらにルイボスティーを飲みながら挑戦的な視線をむけてくる。
(性癖じゃないしな……。)
むかいあうように座り。
質問の1投目を飛ばすーー。
それは、、あの日現実に起きた不自然なことへの問い詰めである……。




