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サザンクロスの花をキミに  作者: 黒舌チャウ
勇者

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21/99

― ここまでの登場人物 ―

*リィザたち一行に関しては、「主要登場人物紹介」にて。



〇エミリア・ベオトーブ


 人族。

 第零話「彼の願い 私の願い」より登場。


 16年前の、「隻眼」一行の勇者。

 「隻眼」の勇者一行の一員、「捨て子の王子」サイラス・ウィスタリアと結ばれ、娘、リィザをもうける。


 少女時代は自らの運命に苦悩し、引っ込み思案でもあったため、ベッカからは「むっつり眼帯」呼ばわりされていた。


 現在は、十年以上意識不明。




〇イゾルテ


 人族(?)

 第零話「彼の願い 私の願い」より登場。


 神殿にいた謎の女性。

 指先で下唇をなぞるようにして微笑う癖がある。

 「嘘はついてないわ」が口癖。


 エミリアとは知り合いの様子。




〇メリッサ・サルファー


 獣人族。

 第2話「眠れる勇者」より登場。


 16年前の、「隻眼」の勇者一行の一員。

 かつて王国の諜報活動を担っていた「ミネルヴァの梟」を束ねるサルファー家の娘。

 サイラスの尽力により「ミネルヴァの梟」は再興されたものの、メリッサ自身は所属せず、兄たちに任せている。 


 サイラスとの間にクロヴィスをもうける(非公式)。

 クロヴィスを授かった経緯については「こっそり寝込みを襲った」と、一部で、まことしやかにささやかれている。


 サイラスが行方不明、エミリアが意識不明になって以来十数年、リィザ、マヘリアの世話をしている。 

 



〇シルグレ


 獣人族(全獣)。 

 第3話「シルグレ広場」より登場(石像)。


 16年前の、「隻眼」の勇者一行の大剣使いの戦士。

 獣人族の中でも珍しい「全獣」と呼ばれる、より獣に近い見た目をしている。


 サイラスとは「混ぜるな危険クソガキコンビ」であり、ベッカ・チェスナットから「バカ犬」呼ばわりされていた。


 マヘリアの実父。

 16年前の「シャクドーの戦い」の折、戦死。




〇アリシア・ブーゲンビリア


 人族。

 第3話「シルグレ広場」より登場(石像)。


 16年前の、「隻眼」の勇者一行の神官。

 侯爵家ブーゲンビリアに生まれる。


 マヘリアの実母。

 朗らかな人物で、マヘリアの性格はアリシアから受け継いだものが大きい。


 マヘリアの産後すぐに死去。




〇ベッカ・チェスナット


 人族。

 第4話「まんまる焼きとプニニモドキ」より登場。


 16年前の、「隻眼」の勇者一行の魔導士。

 口が悪い。


 詠唱の文言とは全く別の言葉を発しながら魔法を発動させる、”超”天才魔導士。


 マヘリアの実母であるアリシアとは親友であり、アリシアの娘、マヘリアのことを密かに気にかけている。


 現在は、騎士候補生学校の幹部として後進の指導にあたっている。




〇サイラス・ウィスタリア


 人族。

 「サイラス英雄譚―”超”天才魔導士ベッカ・チェスナットの場合― 第15章6節」より登場。


 16年前の、「隻眼」の勇者一行の騎士。


 ウィスタリア王国の先代王、リカルドの長子。

 母は、第2王妃フラン・ランドル。


 スポット魔法【非詠唱空間発動魔法】の使い手であり、また、母譲りで炎の魔法に長けていた。


 元来、明るく思慮深い性格であるが、気が合ったシルグレとはなぜか「クソガキコンビ」化し、ベッカに杖で殴られている。


 「隻眼」の勇者エミリアとの間に、リィザをもうける。


 現在は、十年以上行方不明。 




〇ヴァレリオ・ハイザラーク


 魔族。

 第13話「”リザ×マヘ”への刺客」より登場。


 ウィスタリア王国先代王、リカルドの第三子。

 母は、第3王妃ヴァイオレッタ・ハイザラーク。


 詠唱魔法においてはベッカに次ぐ能力を持っているが、幼いころより異母兄サイラスの影響を受け、スポット魔法を習得。王国一の魔導士とされる。


 現在は宰相として、異母兄であり現国王、レナードを補佐している。


 ベッカとは長年大人な関係にあるが、初恋の相手でもあり、想いが通じないことに内心やきもきしている。




〇カイル・アンブル


 獣人族。

 第13話「”リザ×マヘ”への刺客」より登場。


 ウィスタリア王国先代王、リカルドの第四子。

 母は、第4王妃ドリス・アンブル。


 トラ型の獣人であり、めぐまれた体格をもつ武人であるが、性格は子供っぽく、年中ヴァレリオにどやされている。


 現在は王国の総代騎士として、異母兄であり現国王、レナードを補佐している。


 妹がおり、異母兄サイラスには、妹共々よく懐いていた。




〇レナード・ウィスタリア


 人族。

 第14話「宣誓」より登場。


 ウィスタリア王国先代王、リカルドの第二子。

 母は、第1王妃ロクサーン・メノーシェ。


 幼いころは「のんびり」としていたため廃嫡の声も上がっていたが、隠れた才能を見出したサイラスにより危機を逃れる。


 現在は、ウィスタリア王国、国王。

いろいろとわかりにくい作品なので、まとめてみましたー \(´・∞・` )いかが?


今後もすこしずつ登場人物紹介を差し込んでいけたら、と思います ”(´・∞・` )

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