― ここまでの登場人物 ―
*リィザたち一行に関しては、「主要登場人物紹介」にて。
〇エミリア・ベオトーブ
人族。
第零話「彼の願い 私の願い」より登場。
16年前の、「隻眼」一行の勇者。
「隻眼」の勇者一行の一員、「捨て子の王子」サイラス・ウィスタリアと結ばれ、娘、リィザをもうける。
少女時代は自らの運命に苦悩し、引っ込み思案でもあったため、ベッカからは「むっつり眼帯」呼ばわりされていた。
現在は、十年以上意識不明。
〇イゾルテ
人族(?)
第零話「彼の願い 私の願い」より登場。
神殿にいた謎の女性。
指先で下唇をなぞるようにして微笑う癖がある。
「嘘はついてないわ」が口癖。
エミリアとは知り合いの様子。
〇メリッサ・サルファー
獣人族。
第2話「眠れる勇者」より登場。
16年前の、「隻眼」の勇者一行の一員。
かつて王国の諜報活動を担っていた「ミネルヴァの梟」を束ねるサルファー家の娘。
サイラスの尽力により「ミネルヴァの梟」は再興されたものの、メリッサ自身は所属せず、兄たちに任せている。
サイラスとの間にクロヴィスをもうける(非公式)。
クロヴィスを授かった経緯については「こっそり寝込みを襲った」と、一部で、まことしやかにささやかれている。
サイラスが行方不明、エミリアが意識不明になって以来十数年、リィザ、マヘリアの世話をしている。
〇シルグレ
獣人族(全獣)。
第3話「シルグレ広場」より登場(石像)。
16年前の、「隻眼」の勇者一行の大剣使いの戦士。
獣人族の中でも珍しい「全獣」と呼ばれる、より獣に近い見た目をしている。
サイラスとは「混ぜるな危険クソガキコンビ」であり、ベッカ・チェスナットから「バカ犬」呼ばわりされていた。
マヘリアの実父。
16年前の「シャクドーの戦い」の折、戦死。
〇アリシア・ブーゲンビリア
人族。
第3話「シルグレ広場」より登場(石像)。
16年前の、「隻眼」の勇者一行の神官。
侯爵家ブーゲンビリアに生まれる。
マヘリアの実母。
朗らかな人物で、マヘリアの性格はアリシアから受け継いだものが大きい。
マヘリアの産後すぐに死去。
〇ベッカ・チェスナット
人族。
第4話「まんまる焼きとプニニモドキ」より登場。
16年前の、「隻眼」の勇者一行の魔導士。
口が悪い。
詠唱の文言とは全く別の言葉を発しながら魔法を発動させる、”超”天才魔導士。
マヘリアの実母であるアリシアとは親友であり、アリシアの娘、マヘリアのことを密かに気にかけている。
現在は、騎士候補生学校の幹部として後進の指導にあたっている。
〇サイラス・ウィスタリア
人族。
「サイラス英雄譚―”超”天才魔導士ベッカ・チェスナットの場合― 第15章6節」より登場。
16年前の、「隻眼」の勇者一行の騎士。
ウィスタリア王国の先代王、リカルドの長子。
母は、第2王妃フラン・ランドル。
スポット魔法【非詠唱空間発動魔法】の使い手であり、また、母譲りで炎の魔法に長けていた。
元来、明るく思慮深い性格であるが、気が合ったシルグレとはなぜか「クソガキコンビ」化し、ベッカに杖で殴られている。
「隻眼」の勇者エミリアとの間に、リィザをもうける。
現在は、十年以上行方不明。
〇ヴァレリオ・ハイザラーク
魔族。
第13話「”リザ×マヘ”への刺客」より登場。
ウィスタリア王国先代王、リカルドの第三子。
母は、第3王妃ヴァイオレッタ・ハイザラーク。
詠唱魔法においてはベッカに次ぐ能力を持っているが、幼いころより異母兄サイラスの影響を受け、スポット魔法を習得。王国一の魔導士とされる。
現在は宰相として、異母兄であり現国王、レナードを補佐している。
ベッカとは長年大人な関係にあるが、初恋の相手でもあり、想いが通じないことに内心やきもきしている。
〇カイル・アンブル
獣人族。
第13話「”リザ×マヘ”への刺客」より登場。
ウィスタリア王国先代王、リカルドの第四子。
母は、第4王妃ドリス・アンブル。
トラ型の獣人であり、めぐまれた体格をもつ武人であるが、性格は子供っぽく、年中ヴァレリオにどやされている。
現在は王国の総代騎士として、異母兄であり現国王、レナードを補佐している。
妹がおり、異母兄サイラスには、妹共々よく懐いていた。
〇レナード・ウィスタリア
人族。
第14話「宣誓」より登場。
ウィスタリア王国先代王、リカルドの第二子。
母は、第1王妃ロクサーン・メノーシェ。
幼いころは「のんびり」としていたため廃嫡の声も上がっていたが、隠れた才能を見出したサイラスにより危機を逃れる。
現在は、ウィスタリア王国、国王。
いろいろとわかりにくい作品なので、まとめてみましたー \(´・∞・` )いかが?
今後もすこしずつ登場人物紹介を差し込んでいけたら、と思います ”(´・∞・` )




