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最近色々調べてたりします


 お久しぶりです。少し体調を崩して寝込んでました。


 noteでLGBT理解増進法案について取り上げたりしてたんですが、覚書程度にこっちにも掲載することにしました。

 とりあえず現在の人権関連法案について私が居住する市川市をベースに少し調べてみました。


 まずこちらが市川市の公式サイトにおける「人権」の項目です。


 https://www.city.ichikawa.lg.jp/gen05/1221000001.html


> Q1.「人権」ってなんでしょう?

> 人権とは、誰もが生まれながらに持っている社会において幸せに生きていくための権利です。

> しかし、現代でも社会生活の様々な場面で差別や虐待が起きていて、すべての人の人権が守られているとはいえない状況にあります。人間としての誇りを持ち、やさしさと思いやりがあれば、決して起こることのない出来事が社会では起きています。

> 学校や職場でのいじめやセクハラ、夫婦やパートナー間での暴力であるドメスティック・バイオレンス(DV)やストーカー行為、児童虐待、高齢者への差別や虐待、


 人権問題と言うか、普通に犯罪ですね。


> 障がい者や性的少数者に対する偏見や差別、同和どうわ問題、言葉や習慣等の違いによる外国人差別など、これらはすべて人権問題です。


 「差別」の具体例を書くべきですね。市川市では外国の方も比較的よく見かけますが、「習慣の違いによるトラブル」を「差別」としてしまうと大変なことになると思うのですが。


> 私達が幸せな生活を送るためには、常に人権意識を持って生きることが大切です。子どももおとなも、障がいのある人もない人も、健康な人も病気を抱えている人も、それぞれ自分らしく生きようとすることが、その一歩です。

> 人権意識とは、自分が何よりかけがいのない尊いものであることに気付き、その大切さを育てることです。そして他の人も、同じ存在であることを認識することです。

> 人権は誰かが与えてくれるものではありません。私たちひとりひとりがお互いを認め、尊重し合える社会を創っていく努力が必要なのです。


 それができたら誰も苦労しないんですけどね。これについては次の項目で説明されるはずです。多分。


>Q2.人権について、市川市は何を目指しているのですか?

> 市川市は、すべての市民が人権尊重の意識を持ち、互いの人権を尊重し合える社会の実現を目指しています。その実現に向けて、人権意識の高揚と、相談・救済・支援体制の充実のために、事業を実施しています。

> 人権を尊重するには、知識として学ぶだけではなく、日常の人間関係の中で「自分と他人に対するやさしさと思いやり」を保ち、新たな人権問題が提起された場合にも柔軟に立ち向かい、解決に向けて共に歩もうという姿勢を培うことが大切です。


 あっ、はい。


>Q3.人権意識の高揚のために市川市は何をしているのですか?

> 市川市では、人権意識の高揚のために、法務局や人権擁護委員協議会、教育委員会と連携して、様々な人権啓発活動を行っています。

><主な人権啓発活動>

> 小学校での人権教室

> 中学校での人権講演会

> 幼稚園での人権紙芝居

> 「人権擁護委員の日」を記念とした、人権相談会と人権啓発DVD上映会

> いちかわ市民まつりでの、人権アンケート ※アンケート結果はこちら

> 「人権週間」に併せた、人権ミニフェスタ「ヒューマンフェスタいちかわ」やこどもの人権ポスター原画展


 こういう事業で問題なのが「活動に対してどの程度の成果が出たのかわからない」ってところですよね。人の内心を測ることはできませんから。

 「やってる感を出してる」的なところがあるのは正直否めないです。ぶっちゃけたところ「人権ミニフェスタ」とか「人権啓発DVD上映会」とか行きたいと思います?

 私は思わないです。だってつまんなさそうじゃんね。

 あとなんだよ人権紙芝居って。これもクッソつまんなそう。園児じっとしてられないでしょ。



https://www.city.ichikawa.lg.jp/common/000348489.pdf


 んでこちらの画像をご覧ください。「いちかわ市民祭り」でのアンケート結果ですね。母数が1000オーバーだから、辛うじて統計として参考にはなるのかな?

 最大のツッコミどころは「人権問題」についてのアンケートなのにしれっと「環境問題」があるところですね。この時点で割と参考にならないアンケートだとよくわかります。

 とはいえアンケート結果では「子どもの人権」についてもっとも強い関心があることがわかります。LGBT差別については2%前後、同和問題にいたっては1%を切っています。

 同和って言われても若い層だとわかんない人が多いんじゃないかな。くさいものに蓋をし続けてたわけですからね。文学作品だと「橋のない川」という小説が参考になるでしょうか。

 まあ、このアンケートからも分かる通り、市川市が取り組まねばならないのはまず「子どもの人権問題」ですよね。

 「LGBTに対する人権課題」について多くの市民が無関心と言えます。だからこそ隠れた差別があるのならば啓蒙に取り組まねばならないとも言えますが、実際のところどうなのか。

 これについては後程言及します。


 さて、割と本気で市川市の行政に問いたいのですが、こうした事業にいくら予算を割いていて、成果はどのように計っているのですか?

 わたし、気になります!


 あ、あと。市川市、いや市川市に限らずかな?

 人権に関する施策で問題点がありますね。


 >【常設人権相談】

 >【子どもの人権110番】

 >【女性の人権ホットライン】


 えっと……

 男性はどうすれば? 日本って、男性が女性の二倍くらい毎年自殺してるんですけど。

 これは明確に「男性差別」ですよね。ちゃんとしてください。だからジェンダーギャップ指数下位のままなんですよ?



 というわけで、市川市の人権啓蒙活動について、ざっくり調べてみました。

 いや、ふわっとしてますね。なんつーか。


 LGBTの人権問題について、代表的なロビー活動団体である「LGBT法連合会」のサイトを見てみましょう。

 ここもツッコミだらけです。


 https://lgbtetc.jp/


> 今、日本では、LGBTというだけで

> いじめられ、追い詰められます。


 私はゲイですが、そんな事実はないです。悩んだ時期はそりゃありましたけどね。思春期ならありふれたことじゃないですか?


> 性的指向や性自認は自分で選ぶことができません。


 はいダウト。

 科学的根拠はないです。正確に言うと、1990年代頃はそう理解されていましたが、2000年代頃から否定される論文が多く発表されてきたという文脈があります。

 実際にゲイであった人がヘテロセクシャル(異性愛者)に変わったという臨床事例もあるそうです。性的指向や性自認については後天的影響が大きいとする言説が主流ですね。

 これは一つの事例ですが、イギリスでは2022年に同性愛者および両性愛者に対する「転向療法」を禁止する法案を発表しています。

 つまりこうした療法が事実としてあった以上、「性的指向」は「変わり得る」というわけです。

 ただまあ、WHOはこれを認めてないみたいですね。国連の機関なんてクソほど信用なりませんけど。


> まわりの理解がなく、悩みあぐね

> 自殺に追い込まれてしまう子どもたちも多くいます。


 なんかそういうデータとかあるんです?

 いや、そもそもそこまで悩むんだったら「転向療法」導入すればいいんじゃないかな???


> LGBTの差別を禁止する法律は

> EU加盟国の全て、オーストラリア、米国(州別)等の先進国で制定されています。

> 国連でも同じような動きがあり

> こうした法律はグローバル・スタンダードになっています。


 これ、白人の傲慢なところですよね。自分たちの「基準」が「世界の基準」だと思い込んでる。

 それはさておき、これ結構重要なことなので押さえておいてください。


 ここであるLGBT活動家のツイートを見てみましょう


https://twitter.com/ssimtok/status/1652254882966159360


 嘘 つ き は お 前 や


 添付の一覧見るだけでも、アメリカが連邦レベルでLGBT差別を禁じているのは「雇用」についてのみ。

 差別禁止が制定されているのは24州と首都ワシントンのみです。

 アメリカ合衆国は50州からなる連邦国家ですから、実は国の半分ではLGBTに対する差別禁止が法律として定まってないんですよ。

 自分からエビデンスを提示するの偉いですね! 印象操作乙です!


> 多様性を認める環境づくりは

> 課題を抱える子どもたちの支えになるだけでなく

> 周りにいるLGBTではない子どもたちも、強くやさしくします。


 なんかそういうデータとかあるんです?


> 日本でも先進国と同等の差別禁止法を


 日本国憲法第十四条において

 「すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、 信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係に おいて、差別されない」

 と規定されています。

 「LGBT理解増進法」は理念法で罰則や規制はないそうです。

 それって法律として指針は提示するけど実効はないってことですよね。じゃあこれ以上の法整備って必要ありますか?


 このサイトって他にも問題があって、LGBT当事者が実際に直面するトラブルを実例として掲載しているんですが、

 数 値 デ ー タ は 一 切 な い

 んです。


 なのではっきり言います。なんの参考にもなりゃしません。

 そもそもLGBT当事者が日本にどれだけいるか把握してるんでしょうか。多分してませんよね。みんながみんなカミングアウトしてるわけじゃないですし。


 次回は「LGBTに関する課題を考える議員連盟」が提出を……踏みとどまった法案について問題をほじくり返して行きたいと思います。


 と、その前に心理検査の結果が出るのかな??

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