紅魔異変(後編)
はい後編です!
それではどうぞ!
〜五分後〜
狂夜「っよし!」
声は回復したし
咲夜はちゃんと寝かしたしOKだな
狂夜「行くか」
〜少年移動中〜
狂夜「………迷った」
どこだここ?
てゆか広すぎだろ
〜迷うこと五分間〜
狂夜「お、ここかな?」
いかにもここに主が居ます、と言わんばかりの立派な扉がある
狂夜「失礼しま〜す」
入った瞬間
???「普通はノックをするんじゃなくて?」
俺にそんな事を言ってきたのは
狂夜「チビッコ?」
???「誰がチビッコよ!」
身長150以下の少女がいた
???「私は、レミリア・スカーレット、この館の主よ!」
こいつが?
レミリア「だからその小さい子供を見るような目はやめろ!」
狂夜「だって身長と威厳が反比例してるんだもの」
レミリア「うるさいわね!」
いやそっちの方がうるさいだろ
レミリア「さもないと叩き潰すわよ!」
おぉ怖い怖い
でも
狂夜「この館の主と言うことはそれぐらいの力があってもおかしくないから幻想郷はある意味すげぇは」
レミリア「ふふん」
なんでお前が威張る
狂夜「まぁ話を変えて単刀直入で言う」
レミリア「なによ?」
狂夜「霧を止めろ」
レミリア「嫌よ」
まぁそうだろうな
狂夜「なんでだ?」
だがそこで諦めはせんぞ!
レミリア「私はこの幻想郷を我が手の中に収めるのだ、邪魔などさせぬ」
あぁ…このパターンは…
狂夜「じゃあオレが止めようとしたら?」
レミリア「叩き潰す」
ですよねー
狂夜「またバトルかよ…」
レミリア「ここまでほぼ無傷で来たんだから相当強いんでしょうね」
狂夜「そうゆうのは自分の目で確かめてください」
レミリア「それじゃあ行くわよ」
狂夜「はいはい…」
そして俺達の戦いが幕を開けた
神具【スピア・ザ・グングニル】
スピア・ザ・グングニル、槍型の弾幕、レミリアはそれを投げてきた
狂夜「(ん?これは…)」
神符【シンク・ザ・グングニル】
その槍を俺がおなじ槍型の弾幕で相殺した
レミリア「なっ…!」
レミリアは呆気にとられている
レミリア「…驚いた、まさか同じ技を持っていたとは」
狂夜「それは俺の台詞」
レミリアはニヤリと笑い
レミリア「面白いは!」
【スカーレットシュート】
だいたい三方位から丸型の弾幕が飛んでくる
狂夜「(右下、左下、右下………)」
レミリア「そこっ!」
狂夜「うおっ!」
避けてる所にレミリアが爪を立てて攻撃してきた
狂夜「(そんなのありかよ!)」
そしてバランスを崩した所に弾幕が飛んできた
狂夜「あぶっ…!」
それを体を動かして避けるのは不可能で…
チュドーン!
レミリア「やったか!」
視点 レミリア
レミリア「やったか!」
やったはずだ!あそこから体をよじらして避けるのは不可能なはずだ
そして霧が晴れた所に…
狂夜「あ"ーくそっ」
レミリア「え!?」
無傷の人間が居た
狂夜「やっちまったか…」
視点 狂夜
狂夜「やっちまったか…」
そう能力を使ってしまったんだ
レミリア「ふふっ…ふふふっ………」
そしてレミリアは笑っていた
レミリア「あははははっ!お前!面白い、名前を聞いてやろう!」
どうやら俺を普通の人間じゃないと判断したらしい
狂夜「そりゃあありがとよ、俺の名は藍沢 狂夜だ」
レミリア「狂夜か、もっと楽しもうじゃないか!」
そしてレミリアが絶好調になったのも束の間
ドーン!
二人『!?』
狂夜「なんだ!?」
???「レミィ!大変よ!またフランが暴れ出したは!」
レミリア「フランが!?」
狂夜「誰だ!?」
レミリア「話している暇は無い!緊急事態だ!狂夜も手伝ってくれ」
狂夜「なんかわからないが、手伝おう!」
???「助かるは!レミィ、そこの人!行くわよ!」
二人『おう!(えぇ!)』
〜少年少女移動中〜
???「もうすぐよ!」
ドーン!
???「きゃあ!?」
レミリア「パチェ!」
フラン(?)「アハハハハ!コワレタコワレタ!」
レミリア「フラン!」
フラン(?)「アハハ、オネエサマダケタタカウナンテズルイヨ?」
フランと呼ばれた少女は狂ったように笑い
俺に向かって突っ込んで来た
狂夜「っ!?」
なんとかガードしたものの、後ろに思いっきり吹っ飛び、壁に思いっきりぶつかった
狂夜「ガハッ!?」
レミリア「狂夜!?」
狂夜「チッ…大丈夫だ!それで、どうするんだよこれ!?」
能力を惜しむ訳にはいかないので傷と痛みを無理矢理抑えた
レミリア「二人で止めるわよ!」
狂夜「やっぱりな!」
そんな事を言ってる間にもフラン(?)はスペルカードを取り出し
【レーバテイン】
デカイ剣を振り回して襲い掛かってきた
狂夜「なんで俺ばっかり!」
【氷結剣】
氷結剣、当たった物や人を凍らしていく
その剣で俺は迎え撃った
キィン!
フラン(?)「!?」
フラン(?)の剣はどんどん氷っていき、全部氷った所に
狂夜「おらっ!」
その剣に回し蹴りをお見舞い
フラン(?)「!!!」
フラン(?)の剣は砕け散った
狂夜「そこっ!」
俺は回った勢いでフラン(?)に向かって剣を振った
フラン(?)「!?」
間一髪の所で避けられた
狂夜「まだまだぁ!」
俺はフラン(?)の腹に蹴りを入れた
フラン(?)は後ろに吹っ飛んだ
レミリア「そこっ!」
神具【スピア・ザ・グングニル】
追撃にレミリアの槍
レミリア「やったか!?」
狂夜「っ!?まだだ!」
フラン(?)「ヘェ、アナタ、イガイトツヨインダネ」
レミリア「嘘!?」
狂夜「(まだ落ちないのかよ!これ以上無理だぞ!?なんか方法は、方法は無いのか!?)」
レミリア「きゃあ!?」
狂夜「レミリア!?」
いきなり、レミリアが爆発した
狂夜「お前、何をした」
フラン(?)「コワシタダケダヨ?」
フラン(?)の方を見ると、フランの右手が握られていた
狂夜「(能力か!?)」
フラン(?)「ツギハアナタノバンダヨ?」
狂夜「(やばい!このままじゃあ終わってしまう!何か活路は無いのか!?)」
ティン!
あるじゃないか!
有効かつ一発で終わらせられる方法が!
俺はフラン(?)に向かって走り出した
フラン(?)「ツッコンデクルンダ、クルッチャタノカナ?」
そしてフラン(?)は弾幕を放ってきた
が、それは俺の体をすり抜けるだけ
フラン(?)「!?」
そして俺はフランの頭に手をかざし
能力発動 【体の活動停止】
俺は脳を操り、フラン(?)の体の活動を停止させた
狂夜「やばっ…」
俺はレミリアとフラン(?)との戦いの疲労で倒れた
はい、この後狂夜はどうなるのでしょう?