2010年
2010年ともなれば、私も書きなれたものだ。
前年度、私のせいで投稿数の制限がかかってしまい、その結果、上限である3作投稿することにした。
地球~火星航路(Nコード;N0537O)、開拓者の叫び(Nコード;N7805N)、新人類(Nコード;N5247N)の3つである。
これらの作品は、それぞれ異なった評価が、感想をくださった方々から下された。
実は、一番意外だったのが、新人類のメインヒロインである愛についてだった。彼女については、私は深く考えずに構成したのだが、特に可愛いとか、健気だと言った反響が返ってきた。ある方からは、愛の今後が知りたいという話も出てきたほどだった。
この作品を描いた時点では、どのように今後を展開させるかを考えていたのは、地球~火星航路だけであり、他の作品2つは、これで完結する予定だった。だが、そのような反響を受けたのであれば、続きもいくつか考えてみることとなった。
開拓者の叫びについては、これで完結ということとし、新人類については、また続編を書くということとした。そして、とある作品にその設定を併せることにして、続編とすることとした。その作品は、今もなお2か月に1回のペースで更新を続けている。私のお気に入りの作品の一つでもある。
この3つの作品に、特に地球~火星航路と開拓者の叫びに共通して感想で書かれたことが、手続き感があるということであった。手続き感というのは、形式ばっていて、感情移入がしにくいということらしい。その点において、新人類は、薄かったということなので、その点は良かったのではないかと思っている。