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第02話 邂逅

大変お待たせしました! 第2話です!


バトルが無いです。それだけに難産でした……。


つーか一人称ムズイ!←



 んー、いい朝だ。清々しいとはこのことだね。空は青く澄み渡り、鳥たちは美しく囀る。そう、こんな日だからこそ思うことがある。

 

 

 

 ――また死にたくない、と。

 

 

 

「さ、食べてコータ♪」

 

 目の前でオレに手作り料理を差し出しているのは、鏡ありす。オレが通う東第一小学校のクラスメートにして、オレの『今世での』幼なじみだ。名前は鏡の国のアリスからとったとかなんとか。まんまだよな。

 

 見た目はハッキリ言って美少女だ。何世代も前だかに外国人の血が入っていたとかで顔立ちこそ若干日本人離れしているが、かといってそれがマイナス要因になっているわけでもなく、髪は綺麗な黒髪のロングに茶色い瞳とおおよそ日本人の特徴を持つ、ごくごく平凡な少女だ。美少女なんだから平凡じゃない? 転生者やら出てきた今じゃ美少女なだけだなんて普通過ぎて涙が出るね。嬉しくて。

 

 ありすとオレの出会いに関しては、今ここでは語らないでおこう。目の前のことをどうにかしなきゃいけないからな。

 

 さて、今そこで「美少女の手作り料理とかマジウラヤマシス」とか考えたお前。なら今すぐ代わってやろう。

 

「どうしたの? 食べないの?」

 

 この、紫色と蛍光ピンクに輝くラーメンもどきを食ってくれるならな!

 

 今の時間の授業は、家庭科だ。課題はみそ汁。決して、産業廃棄物の製作でもなければ、ダークマターの錬成でもない。

 

 正直な話、これを喰うのはいかなる食いしん坊でも無理だろう。実際昔、クラス一の食いしん坊であるトモノリ君がアリスの自称オムライス(尤も、コールタールのかかったドリアンにしか見えなかったが)を食べた瞬間、物理的に衝天したことがあるぐらいだし。何をどうやったら人間の身体はあんなに跳ねるんだろうか。天井にめり込んでたぞトモノリ君。

 

 しかし、どんなことにも例外がある。トモノリ君が食いしん坊でありながら、クラス一の俊足の持ち主であるように、オレはありすの料理を食べても狂わずにいられる数少ない人間なのだ。

 

 ……だが、狂わないからといって、美味く喰えるわけじゃない。つーか、失神することも珍しくない。オレが狂わないのは単純に、周りのみんなより精神年齢が圧倒的に高いからだろう。なにせ感覚的には20軽く超えてるしな。

 

 つまりオレから見れば、小学生なんて子供も子供。バカにするわけじゃないが、かわいいレベルだ。だから、泣かれたりすると凄く困る。すっごく困る。

 

 そんな訳で、目の前で無垢なる笑顔を持って、オレの胃袋を昇華しようとしているありすの気持ちが無視出来るわけがなく――

 

 

 

「――あばよ、ダチ公」

 

「「「無茶しやがって……」」」

 

 

 

 

 

 さて、なんだかんだで今は放課後。つまりは自由の時間だ。今いるのは、学校近くにある林。最近のオレは、少し暇があったらこういった場所であることを試すようになっている。

 

「コール・アームズ! ドリル!」

 

 そう、ユビキタスサークルだ。これがまたいろいろな物が取り出せるのだ。武器や防具はともかく、ホットドックやハンバーガーみたいな食べ物、サイダーやオレンジジュース、CDや音楽プレイヤー、果ては生物まで呼び出せる。まさか恐竜まで呼び出せるとは思わなかった。ティラノサウルス出したら食われかけたけどな。

 

「コール・クリーチャー、出てこいオルトロス!」

 

 オレの呼びかけに応じて現れたのは、双つの頭を持つ、神話上に登場する犬。ユビキタスサークルはこういった"存在しない存在"すらも呼び出せるらしい。

 

 ちなみにこのオルトロス。見た目はかなり凶暴チックだけど、性格はかなり呑気だ。

 

 それとこのユビキタスサークル、収納庫の機能もあるらしく、好きなものを好きなだけしまい込める。だからバッグ要らず。まぁ、人の目を気にして使えやしないけど。

 

 そして、ついさっき出したのはドリル、つまりは穴を掘る道具。漫画みたいな三角デザインだが、掘る力は凄まじい。

 

「でも、なんか違うんだよなぁ」

 

 確か、あのイケメンと戦った時に出たドリルは、何か装飾みたいのがついてた気がする。だが、あれ以降出せるドリルにはそういった装飾が全く無い。それが原因なのか、出力がかなりダウンしている。

 

 とはいえ、それで困っているかと言えばそうとも言えない。土を掘る分には今のままでも十分だし、何より、あれ以降転生者はオレの前に現れていないからだ。まるで、転生者なんて存在は元々いなかったかのように。

 

「ま、うだうだ悩んでいても仕方ねぇか」

 

 ドリルとオルトロスをしまい、帰る準備を始める。その時、オレの視界にあるものが映る。それはまるで蜃気楼のように朧げだったが、確かにそこに存在していることを、オレの直感はつかみ取っていた。

 

 理由は分からない。でもオレは、気づけばその"ナニカ"がある場所に向かって歩みを進めていた。

 

「――――だ。くれぐれも――」

 

 "ナニカ"に近づくにつれて聞こえてくる声。姿は見えないが、声からすると男性が二人程だろうか。

 

「しかし、こんなとこにも『精霊』がいたとはな」

 

「ああ。コイツの力を使えば、或いはあの『鎧の精霊』を屈服させられるかもしれん」

 

 ……精霊? そんなのがこの世界にはいるのか?

 

 大分蜃気楼の場所に近づいたが、どうやら向こうからもこっちが見えていないらしい。限界ギリギリな辺りまで近づく。

 

「しかし、この魔法障壁を解除出来ねば、精霊を拝むことも出来んぞ」

 

「……解析能力を持つ転生者がいればよかったんだがな」

 

 転生者……コイツらも転生者の仲間かなんかってことか。じゃあ精霊ってのも転生者に関係してんのか?

 

「仕方ない。無理矢理こじ開ける」

 

「分かった」

 

 次の瞬間、凄まじい光と風が蜃気楼の奥から飛び出してくる。思わず顔を手で覆ってしまう。

 

 幸い、実害があるものではなかったらしい。静かになったところで手を下ろしたが、蜃気楼はやはり変わらずそこに存在していた。

 

「……どうなったんだ?」

 

 先程まで人がいたにしては、あまりに静か過ぎる。何かあったのは間違いないだろう。

 

「……まぁ、でも」

 

 さすがに今回は非日常的過ぎる。今のオレの手には余る事態だろう。なら、下手に手を出さずに帰るのが得策だ。

 

「じゃあ、そういうことで――」

 

 

 

 ――――……助けて――

 

 

 

 ……そっか。お前が、"ナニカ"の奥にいる精霊って奴か。で、よりにもよって言った言葉が『助けて』、か。

 

 …………くっそ。チクショウ。ドチクショウ。

 

 いくらなんだって、目の前で助けを求められたら――

 

「断れないじゃんかよッ!!」

 

 直感でしかなかった。本当にあの声が精霊のものなのか、確証はなかった。でも、それでもオレにはあんな悲しそうな声をしていた奴をほっとくことは出来なかった。

 

 蜃気楼の中に足を踏み入れる。すると、辺りの景色が一変した。洞窟のような場所だ。どうやらあの蜃気楼は、ワームホールのようなものだったらしい。

 

「しかし、綺麗な場所だな……」

 

 辺り一面が、エメラルドにも似た緑色の宝石で覆われている。薄く光を放っているのか、何処からも光が差し込んでいないというのに、洞窟の中はうっすらと明るい。

 

「っと、こうしちゃいられない」

 

 下も宝石であるため、滑らないようゆっくりゆっくりと慎重に足を進める。すると、何かが足に当たり、軽い音を立てる。

 

「なんだ? コール・アームズ、懐中電灯」

 

 ユビキタスサークルから懐中電灯を取り出し、足元を照らし出す。そこにあったのは――

 

「骸……骨……か?」

 

 いわゆる、頭蓋骨。英語で言うとスカル……だっけ? 英語苦手だからわかんねぇや。

 

 ともかく、骸骨があった。よく見れば、全身の骨が綺麗に落ちている。それが、2人分。

 

 もしかしなくても、これ……あの二人のか? でも、なんでこんな軽量化しちゃったんだ?

 

「…………何かあったのは間違いないんだろうけど……」

 

 踏み込んだ時点で何かあるなら、既にオレもこの骸骨の仲間入りを果たしているはずだ。それがされていないということは、すぐにどうこうなる罠があるわけではないらしい。

 

「そういや、魔法が云々とか言ってたよな。確か……魔法障壁だったか」

 

 それらしいものは見当たらないのが、この先人達が命と引き換えに解除したということなのだろうか。

 

「…………なんか、すみませんねー」

 

 まるで漁夫の利だけど、今回は人助けが最優先だ。

 

 ……そういや、助けを求めて来たのって、"人"なんだろうか? 精霊とかいうのだったりして。もし助けたら何か金の斧か銀の斧でもくれるのかな。

 

 そんなことを考えながら、歩みを進める。道はでこぼこしていて歩きづらいが、歩けないわけでも無い。尖ったものが無いのが幸いだ。

 

「っと、行き止まりか? ……って、これは……?」

 

 懐中電灯で目の前を照らすと、そこには先程までの宝石とは似ても似つかぬ、ごく普通の石で造られた壁があった。

 

 ……いや、違う。四角く切られた石を積み上げたこの壁は、紛れも無く人工物だ。つまりこいつは壁と言うよりは、遺跡と言うべきだろう。

 

「地底人か何かでもいんのかな、っと。 んー……入口みたいなとこは見当たんないな」

 

 懐中電灯で辺りを照らすが、壁こそあれど、入口らしきものは見当たらない。本気でただの壁、って訳でもないだろうし……。

 

「よし、掘ろう」

 

 文化保護云々とかあるかもだけど、それこそオレ一人じゃどうしようも出来ない。つーか、そんな難しいことを考えるのは性に合わない。『助けを求めている奴のために、今何が出来るか』ってことを考えたら、やっぱりオレが出来るのは、この壁をぶち抜くことだけ。

 

「コール・アームズ、ドリル!」

 

 ドリルを取り出し、先端を壁に付ける。ドリルで硬い物を掘るときは、力まずに、確実に回すのがいい。オレがドリルを使ってみたことで覚えたことだ。ドリルを使うようになってから、ドリルを使って物を掘るというのは意外に楽しいことだって分かったんだよな。

 

 緩やかに、しかし少しずつ壁を削っていくドリル。下手に突き崩せば、オレ自身が崩落に巻き込まれて死んでしまう。慎重に、慎重に穴を空けていく。

 

「――――空いたっ!」

 

 不意に抵抗感がなくなり、ドリルが壁に埋まる。後は見る間に穴が拡がり、子供一人が楽々入れる入口が出来た。

 

 注意しながら遺跡の中に入ると、そこには今まで一度も見たことが無いような、神秘的な光景が広がっていた。

 

「なんっ、だ……こりゃあ……?」

 

 ちょっとしたコンサートが開けそうなぐらいに広い空間。その床一面の、水色に光り輝く幾何学的な模様。そしてその中央には、何やら意味ありげな直方体の石。

 

「これは……行っても大丈夫なのか?」

 

 ゆっくりと中央に向けて歩みを進める。さながら魔法陣にも見える床の模様は、オレが足を踏み入れた時にも変わることなく輝いていた。

 

 目の前にそびえ立つ石。近づいてみて分かったが、よく見れば石には見たことのない文字が、びっしりと彫り込まれている。なんだか、墓石みたいにも見える。

 

「……まぁ、それはともかく。アテは外れたってとこか」

 

 てっきり中央辺りに下に行く入口が隠されているのかと思ったんだけど、それらしい様子はない。そもそも、足元を踏んだ時の感じからして、床下に空間は無いか、或いはあっても凄まじくぶ厚い壁に阻まれていると見ていいだろう。つまり、下に部屋は無い可能性が高い。

 

 しかし、となると何処に助けを求めてる奴がいるのか。それが分からない。

 

「ったく、どうすりゃいいんだ……?」

 

 石に背を預けて、もう一度思考を始めようとした。その時だった。

 

「…………ん?」

 

 周りの魔法陣の輝きが徐々に、しかし確かに強くなっていたのだ。それだけでなく、溢れ出す光が何やら未知の模様を描きながら上がっていく。さながら、光の文字を放つ蛍が空に舞い上がるように。

 

 たちまち辺り一面が明るくなり、遺跡全体が水色に染まる。明るくなって初めて分かったが、遺跡の天井には何やら壁画が描かれていた。あれは…戦いの記録か?

 

「うぉっ、たぁ!?」

 

 壁画をしっかり見る前に、不意に背中に感じていた質量がなくなり、バランスを崩してしまう。

 

 何とか身体を捻って、手を地面につけて身体を支えようとする。

 

 

 ――――ふにゅ。

 

 

 ……ふにゅ?

 

「ん……ぁん…………ふぇ?」

 

 オレの身体の下には、いつの間にかいた、ボブカットにした水色の髪と、ぱっちりとした蒼い瞳を持つ少女。ついでに裸。

 

 さらに言うなら、その少女の胸にオレの手があって。

 

 この後の反応も簡単に予想が出来て。

 

 

 

「きっ……キャアァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!」

 

 

 

 デスヨネー。

 

 

 

「ご、ゴメンね? いきなりだったから僕、ビックリしちゃって……。女の子が相手なのに悲鳴だなんて……」

 

「いや、オレは男だから」

 

 目の前で、とりあえずユビキタスサークルから取り出したシーツを体に巻いている女の子。歳は中学生か高校生程に見える。いわゆるスレンダーボディ。自分のことは僕って言うんだな。ボクっ娘ってやつ?

 

 あと、まだ子供だから判別つきづらいんだろうけど、オレはれっきとした男だ。

 

「そうなの? でもやっぱり、ゴメン」

 

「もういいよ。事故だったんだし。だいたい、謝るならこっちからってのが筋だと思うんだけどな。……で、お前か? 助けて、って言ってた奴は」

 

「ふぇ? どうだろ……。言ってたような、言ってなかったような……。寝てる時の記憶が曖昧なんだよね。あ、でも助けてほしかったのは本当。だから、ありがとう!」

 

 満面の笑顔、とはこのことだろうか。正直、すごくかわいいと思う。恋……とは違うけどな。

 

「ところで、お前は一体誰なんだ? こんなところで……眠っていたみたいなことを言っていたけど」

 

「むぅ。女の子に素性を聞くなら、まずは自分から名乗るもんじゃない?」

 

「んじゃあオレから。オレは吉谷吼太。凪波丘小学三年生。んで、超能力者……でいいのか? とにかく、普通は使えない力が使える」

 

 転生者、ってのは言わなくていいだろ。必要の無いステータスだ。

 

「普通じゃ使えない力……魔法のこと? 君、魔導師なの?」

 

「魔導師? なんだそりゃ」

 

「魔導師っていうのは……その…………なんか凄い人だよ! うん!」

 

 いや、自信満々に言われても。

 

「それじゃあ今度は僕の番だね。 僕は…………あれ?」

 

 意気揚々と答えようとしていた女の子が、不意に首を傾げる。

 

「どうした?」

 

「…………僕って、誰だっけ?」

 

「いや、知らねぇって。……もしかしてお前、記憶喪失ってやつなのか?」

 

 女の子の反応は、漫画とかでよく見る記憶喪失の人間がするそれによく似ていた。しかし、女の子は何故か首を振る。

 

「記憶喪失…………は、なんか違う気がするんだよね。まぁ、あんまり困る訳じゃ無いけど、名前も思い出せないのは困るよね」

 

 楽天家なのか、芯が強いのか。そのどちらが理由かは分からないが、記憶が無い現状を悲観している様子はない。

 

「そうだ! 仮でいいからさ、君が僕の名前を考えてよ!」

 

「ひぇっ!? んな、いきなり無茶言うなよ! だいたい、会ったばかりの人間に頼む内容じゃねぇだろ!」

 

 オレの反論が不服なのか、ぷくっと頬を膨らませる女の子。

 

「もー、僕がいいって言ってるんだからいいでしょ!」

 

「よくないって!」

 

 互いに譲らず、意見は平行線となっていた。

 

「もう、強情だなぁ……へくちっ」

 

 かわいらしいくしゃみをする女の子。さすがにシーツ一枚じゃ寒いようだ。第一、いつまでもこんなところにいる訳にもいかない。

 

「まぁ名前はともかく、いつまでもこんなとこにそんな格好でいたら風邪引くぞ。お前さえ良ければ……オレの家に来るか?」

 

「いいの?」

 

「会っちまった以上、見て見ぬ振りは出来ないしな」

 

 そんなん、後味悪すぎだし。

 

「…………じゃあ、お世話になっちゃおうかな」

 

 そう言うと、女の子は朗らかな笑みを浮かべる。

 

 この出会いが後にオレと彼女の運命を、大きく捩曲げることになる。しかしオレはまだ、そのことを知らない。

はい、そんな訳で、今回は主に新キャラが二人出ました〜。


ありすと謎の少女ですね。尤も、どちらもこの作品の前身であるリリカルファンストに出てきているので、分かる方には分かると思いますが。


幼なじみのありすと、身元不明の少女……三角関係の予感がしません?←


次回はバトルを予定してます。精霊やら魔導師やらについて、ちょっと明らかになる……かも?


ではではこの辺で! 次回もお楽しみに!

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