第10話
まだ町には着きません^^;
「お父さん馬車止めて」
娘のマリアが言う
娘達は馬車をおりて山賊に向かって走り出す===
私も慌ててついて行く。
一人は顔なじみのハンターロキ殿だ、もう一人は魔法剣士と思われる黒髪の若い少年と銀狼。
しかしロキ殿がいるとはいえ、30人近くの山賊をいとも簡単に退治するとは・・・
「ロキさ~ん!」
娘のマリアがロキ殿に声をかける。
「お、マリアちゃんか大丈夫か???」
「「「おかげさまで助かりました」」」
「エリカちゃんにシモーネちゃん」
「と、アロイも・・・」
「アロイも、てついでかロキ!!!」
「当たり前ではないか、こんな美少女達と比べるワケもない」
「がはは~~~」
と豪快に笑い出すロキさん。
父さんが切り出す
「そちらの少年は?」
「ウィルと言って、冒険者見習いじゃ」
「「「「見習い???」」」」
お父さんを始め全員ではもる。
魔法剣士でもあるエリカさんが切り出す。
「ウィル殿、先ほどのスキルは【気絶斬(氷雷)】とお見受けいたすが?」
「しかし、【気絶斬(氷雷)】しては威力が有り過ぎる様に思われるのだが・・・」
『【気絶斬(氷雷)】?』とレンに問いかける
『主、あれは【気絶斬改(冷氷豪雷)】だぞ~』
『(冷氷豪雷)て?』
『主、【気絶斬(氷雷)】の2段階上の上位スキルであるのう~』
俺は答える
「あ、あれは【気絶斬改】です」
「なに?、【気絶斬改】は見習いで覚ええられるスキルではないはずだが・・・」
「そもそも、【気絶斬】ですら無理だ。」
とエリカさんが、まくし立てる。
『そうなのレン???』
『主、最低ギルドランクBはないと無理かのう~』
『・・・・・・』
絶句する俺。
『そもそもウィルはS+じゃからの~』
追撃するレン。
エリカさんがさらに突っ込む。
「ウィル殿はギルドランクはいかほどです?」
俺は覚悟を決めて
「登録してません・・・」
「・・・・・・」
固まる4人
ロキさんが助け舟を出してくれる。
「ウィルはこう見えても歳は28だし、山奥で魔物相手に暮らしてきたそうだから一概にギルドランクは当てないならないぞ・・・」
「「「「28ぃ~~~~~」」」」
さらに固まる4人。
いち早く状況を把握したマリアさんが
「私達より年下だと思ったのに~~」
と。
「俺も、坊主にしか見えんがの~」
「がはは~~」
と笑う、ロキさん。
アロスさんが
「山賊がまた来るかもしれませんので馬車の中で続きを・・・」
「ウィル!、ついてる、馬車で帰れるぞ!!!」
と言い、野営準備していた荷物を片付け始めるロキさん。
レンを含め馬車に乗り、町に向かって移動し始める。
程ほどに強くしたいんだけどな~
難しい。




