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あの日の私はもういないけれど

作者: 菜の花
掲載日:2025/10/11

 あの日のわたしはもういないけれど

 今も私は生きている


 あの日の私はもういないけれど

 今の私は目を覚まして布団から出る


 あの日の私はもういないけれど

 今の私は朝食を食べて家を出る


 代わり映えのない道を

 眠たい目を擦って歩いてゆく


 あの日の私はもういないけれど

 今の私は満員電車に揺られている


 あの日の私はもういないけれど

 今の私は授業を聞いている


 抑揚のない先生の退屈な話

 周りの生徒は内職中らしい

 先生も特には怒らない


 あの日の私はもういないけれど

 今の私は友達と喋って、昼食を食べている


 あの日の私はもういないけれど

 今の私は家に帰ってお風呂に入る


 あの日の私はもういないけれど

 今の私は布団に入って眠りにつく


 あの日の私はもういないけれど

 あの日の私はもういないのだけれど


 今日も明日も

 きっと私は今を生きている

ご覧いただきありがとうございました。


代わり映えのない日常だけど、

昨日と今日の私はまた別の人。

誰かに届きますように。

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