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光るものを見た

作者: Ale Kanno



光るものを見た

見たの

あなたと手を重ね 私の心臓に触れたの


あなたの声も顔も あなたの喜びも怒りも

あなたの歌も踊りも あなたのすべてを見た気がした



光るものを見た

見た

君の手に触れ 僕は心臓を刺した


君の声も顔も 君の哀しみも憂いも

君の肌も血も 君のすべてを見た気がした



忘れない


ええ 忘れない




何年も前

水に浸した紺色の空

吸い込まれるほど果てしない場所で

私はあなたと出会いました


誰も知らない私だけの始まり



何年も前

切なく伸ばした薄氷の空

沈み込むほど果てしない場所で

僕は君と出会いました


誰も知らない僕だけの始まり





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