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水ノ神
再びミズチ視点に戻ります
再び僕達は市場に戻っていた。死んだはずなのに。
ワダツミは泣いている。ずっと"死んじゃった"と呟いている、生きてるのに。
「ワダツミ、僕はまだ生きてるよ?」
ワダツミはビックリしてやや過呼吸気味になっている。
ワダツミを落ち着かせて前を見ると、伝言が書いてある紙が落ちていた。
『天空の祭壇に来い。 セイリュウ』
「行こう、天空の祭壇へ。」
周りの人に聞いてみると、天空の祭壇とは天に住まう四神が二万年に一度集まると言われている場所らしい。
1番困ったことはその天空の祭壇は前登った巨大な木よりも高い所にあるということだ、しかも前は人が住んでいる所だからある程度は登りやすかったが、今回はそういう作りになっておらず、三日間かけてやっと登り終わった。
「よく来たな。話はセイリュウから聞いている。早く来い。」
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