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〜0〜 プロローグ
100年前、世界は邪悪と化した烏族により、壊滅的な状態だった。常に薄暗い霧に覆われ、太陽は全然姿を見せない。作物は一切育たず、このままだとあっという間に滅んでしまうという状態だった。
そんな時、闇に覆われた世界に一筋の光が差した。その光は、瞬く間に大きくなり、周囲の闇を吹き飛ばした。
光の正体は、烏族により滅びかけた、鷹族の女性だった。その女性は、鷹族の将来を崩されたことに怒り、烏族に復讐しに来たのだった。
彼女の活躍により、瞬く間に烏族は滅んでいき、烏族の王は彼女の手により封印された。
世界が再び平和になった時、彼女は世界の女王と呼ばれ、様々な地で祝いが開かれていた。
烏族の王が封印されてから約100年が経ち、平和な日々が続いていた……。