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3-8 夏休み終了

こっそり戻しておきます これで 順番通りです

夏休みが終わった。


「なんか サトレ変わった!」

「なんか 明るくなったよね?」


レオナが忍と 彩羽に言われていると 


「若者 三日会わざれば刮目して見よ じゃのう」

あっちゃんが 分かったような わからないような事をいって

一人でうんうん 頷いてから去って行く


「あっちゃんは変わらないね」

「うん」

「で 夏のコンクールどうだった?」

女子の話題はコロコロと変わっていく


レオナは自分でも この夏休みに変わったと思う


師匠と出会って 深淵の謎が一部なのかもしれないけど解けて おばあちゃんの気持ちが分かって トキやソラと出会って そして別れて

はいはい 理央さんのことも忘れてないですよ


おばあちゃんの力で 敵だけは間違いなく見える だから これからは カン違いしないように落ち着いて行動しよう 




レオナの学校が始まってすぐの 休み明けテストはユキたちとの勉強の成果か いつになく手ごたえを感じた。


これは 報告しなくては!

休み明けテストが終わった日 レオナは 子機を自分の部屋に持ち込んでリングノートを開く 分かるのは理央の電話番号だけ


携帯に電話すると すぐに理央が出た


「だれ?」

っとひそめた声はいつもの理央とは思えなくて緊張しながら

「レオナです」

というと ちょっと待ってとガサガサと音がした


「レオナちゃん?」


いつもの理央の声に安心する

「はい レオナです テスト終わったので お会いしたいと思いま―」

最後まで言い終わらないうちに


明日あした、 明日の土曜日の14時 いつものテラスに来て 俺 遅れるかもだけど  絶対に行くから待ってて お願い!」


確かに理央の声だけど 理央っぽくない固い声

「承知しました。 師匠にもお会いしたいとお伝えください」

「了解」


電話が切れた



翌日 レオナはウキウキとガーデンへ向かう


師匠とお揃いになるかな?とちょっと期待して オレンジのシャツにデニムパンツ

いつもの麦わら帽子はそろそろ季節外れかなと思いながら被って来た


今日は 師匠と理央がいると思うと テラスへの足取りも軽くなる


14時と言われたのに 30分も前についてしまった


理央が、居た。

ホントにすいません 

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