表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
架院学園  作者: ときのん
1/8

第1話 入学式

2021年 3月1日


〜十六夜 秋夜・住処〜

「ふふふ〜……待ちに待った入学式だぁ〜」


僕は鼻歌交じりにそう呟く。

これから僕は架院学園の入学式に行くのだ。上機嫌になるのも仕方ない。それに、新入生が入るって事は……


「今年はいるかなぁ〜運命の人……」


そう。運命の人がいるかもしれないのだ。まぁ今のところ運命の人は大っっっっ好きなくみちょーだと思っているが、もしかしたらもっといい人が来るかもしれないし……そういう意味でも入学式は最高だ。


「さてと!登校しますかぁ!!行ってきま〜す!!」


僕は住処を飛び出し、学園へ向かった。


〜入学式・架院学園〜

「これから入学式を始めます。まず、それぞれの組長からの挨拶です。朱雀、青龍、天狐、白虎、玄武の順にお願いします」


いぇ〜い!くみちょーだ、くみちょー達だぁ!!……後で愛しに行こ…


「はじめまして〜架院学園へ、こちら側へようこそ。

最初のうちは、慣れなくて色々と抵抗があるかもしれないけど、こちら側に来たからには慣れる以外、生きていけなくなるから早めに慣れることをお勧めしておくねぇ?

これからの学園生活頑張ってね」


「どうも、青龍組長の2年城々です。入学おめでとうございます。架院学園生として恥じぬよう、楽しい学園生活をお送りください。


俺からは以上です……」


「新入生の皆さんはじめまして。天狐組長、生徒会長の天翔乃空です。この学園ではこれからいくつもの大変なことがあると思います。

その際はぜひ我々組長や先輩方を頼ってくださいね……この学園に泥を塗るような行為はしないように。

以上です」


「俺が白虎組長の二ノ宮一虎だ。面倒ごとはパスなんで、そこんとこよろしく」


「3年の玄武組長、和泉蓮央だ。新入生たち、お前たちは能力を見込まれて期待されここにいる。3年間、死ぬ気で全てを吸収し、学べ。俺からはそれだけだ」


くみちょー大集合だぁ〜……らぶらぶ『死』に行こ、絶対行こ……特に和泉さん……くみちょーのとこ行かなきゃ!!


「最後に学園長からの挨拶です」


『入学おめでとう、諸君。

この学園の学園長、架院 拓麻だ。諸君の前に顔を出すのは滅多にないが、君たちの学園生活がより良いものになるよう願っている。

日々成長し学友と切磋琢磨し身を鍛えていくように


……卒業まで誰一人欠けることがないよう、幸運を祈っている』


へぇ〜、去年の学園長挨拶なんて覚えてなかったけどいいこと言うじゃん、まぁ鍛えるの面倒臭いし僕は恋人探ししなきゃね〜


……とりあえずくみちょーのとこ行かなきゃ。


「以上で入学式を終わります。生徒の皆さんはそれぞれ、指示に従って移動してください」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ