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「選挙にいく理由」


「選挙にいく理由」



セン「結論から言うぞ! 選挙にいく理由は、『お前の世代の投票率を上げるため』だ!」


トウシ「ほかにも色々あるけどなぁ」


セン「あるにはあるが、庶民は、そんなこと考えなくていい! 大事なのは世代別投票率だけだ!」


トウシ「まあ、実際のところ、一般人にとって重要なんはそこだけやな」


セン「まず、政治家は『世代別投票率』しか気にしない!! そして、『政治』ってのは、根本、『国民全員から集めた金』を、『どの世代にどれだけ分配するか』を決めることだ!」


トウシ「それ以外にもあるけどなぁ……でも、最も大事なことは、確かに、金の分配やな」


セン「ぶっちゃけた話、政治家なんか誰がなっても一緒だ! 政治家の仕事は、『投票率が高い世代に金を配ること』なんだから、誰がなろうと本質的には関係ない! だから、『誰に投票しても一緒だから投票しない』とか、アホなことは言うな! 『自分の一票なんか意味ない』とか考えるな! お前が投票すれば、『お前の世代の投票率』は絶対に上がるんだ!」


トウシ「コンマ数パーかもしれんけど、上がるには上がるな」


セン「いいか! 選挙で『投票しない』ってのは、ようするに『私の世代から集めたお金を、どうか、他の世代に配ってください。私の世代はどうなっても構いませんので』という『奴隷宣言』に他ならない!!」


トウシ「極端な言い分やけど、間違ってはないな。消費税でも、住民税でも、税の種類はともかくとして、国民は全員、国に金を奪われとる。その金をどれだけ返してもらえるかどうかは、事実として、その世代の投票率で変わる」


セン「仮定の話をするぞ! 『国民一人一人から100万を集めている』と仮定する……その場合、投票率が低い若い世代は20万しか返してもらえず、投票率が高い高齢世代は200万を返してもらっている! 現状、日本ではこれが起きている! これに関して、若い世代が文句を言う筋合いはない! 投票率が低いのが悪い!」


トウシ「実際のところ、一人一人、取られとる税金の額は違うし、現状、高齢者も、そんなに返してもらってはないけど……めちゃくちゃ極端に言えば、そんな感じやな」


セン「だから投票しろ! どの党の誰に投票するかは勝手だが、投票だけはしろ! お前が幸福になるために投票しろ! 『自分が優遇されるため』に投票しろ! 払った税金を返してもらうために投票しろ! そして、同年代に教えてやれ! 投票に行かないってのは『奴隷宣言』だと!! てめぇが行かないせいで、同年代全員の貰える金が減るんだと!」


トウシ「いちいち、声を張って言わんでも、みんな知っとるやろ、そのぐらい」


セン「そりゃ知っているやつもいるだろうが、知らんヤツも大勢いるだろう。……つぅか、全員が知っていたら、投票率がこんなに低いわけねぇんだよ」


トウシ「ああ……まあなぁ」


セン「特定の政治家や政党を応援する必要はない! とにかく誰でもいいから、投票だけしろ! もちろん、色々と調べて、自分なり最善だと思う一票を投じるのがベストだ! しかし、最善の一票のために必要な勉強量が、あまりにも多すぎる! それに、勉強したところで、結局のところ、『何が正解か』なんか、一般人レベルが得られる情報量で判断できるわけがねぇ! だったら、てめぇの幸福だけを考えろ! 『奴隷宣言』だけはするな!」


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