その7 下訳作成に慣れてきたら
今回のテーマは下訳作成に慣れてきたら始めて欲しい事です。
前回ご案内した方法で下訳の作成を続けていくと、同じような表現の英文が繰り返し使われる事に気が付くようになります。
そうすると自然に「わざわざ毎回原文を自動翻訳にかけなくても、既存の英文の単語を少し入れ替えるだけで、下訳が完成するのではないか」という発想が出てきます。
実はこれが次の段階への第一歩となります。
つまり初めから英語で書き始め、自動翻訳は英文が正しいかどうかの確認のみに使用する段階です。
自動翻訳の助けをなるべく借りずに下訳を作ろうとした時に、あなたの英語力は向上するしかありません。
そういうわけで、単語の入れ替えによる下訳の作成は積極的に行って下さい。
ただし念のため、英語⇒日本語への自動翻訳による意味の確認だけはお忘れなく。
また英語⇒日本語へ自動翻訳する場合、英文の最後に付くピリオド "."、クエスチョンマーク "?"
エクスクラメーションマーク "!" を忘れずに付けて下さい。
これらを付けないだけで、日本語訳が変化する場合があります。
次回は完成訳を作成するための仕上げ作業についてご案内します。