表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
34/61

34 ビバ!夏休み!

あれやこれやで1学期も終わり、夏休みになりました。

ビバ! 夏休み!


駅馬車に乗って、下町まで戻ってきました。

学園は王都の郊外にあるので、エリカたちの住む下町までは、馬車で半日ほどかかる。

お金がないので、長い休みじゃないと帰れない。


カインと一緒に、下町に帰ってきた。馬車の揺れでおしりが痛い。

家の前でかあさまが立っている。

きっと、朝からそわそわ待ってくれてたんだろうなあ。

「やっと、帰ってきたのね。」

かあさまは、相変わらず麗しくにこやかにハグしてくれました。

柔らかくって良い匂いがする。


夏休みになったらやってみたいことが、2つ有るんです。

1つめは、じゃーん、飯テロ?、転生チート?したいです。

せっかく前世の記憶が有るんですから、いろいろ作って儲けようじゃありませんか!


まずは、餃子を作ってみよう!

琥珀が見に来る。にゃんこ、物見高いので何でも見に来る。

今朝は、洗濯物を干すのを見ていた。にゃんこ洗濯物を干すのをみてどうするというのだろうか?


今日は料理なので、衛生上、離れたところから見てもらう。


餃子、前世の得意料理です。皮から作る。

餃子の皮、結構簡単なんですよ。


薄力粉1:強力粉1:お湯1の割合で作る。

強力粉がなかったら、薄力粉だけでもオッケー。その時は、薄力粉2:お湯1


ボールに薄力粉と強力粉を混ぜた粉をいれる。

それに、お湯を少しづつ注ぎ、フォークで混ぜる。手でやると火傷するので、箸やスプーンなんかで混ぜると簡単。

小麦粉がポロポロになっていく。まとまってきたら、手でこねて丸める。まとまらなかったら、水を少し足す。

小麦粉を丸めたり、こねたりって何か癒やされる。

前世だったらラップかけるんだけど、ここにはないので、丸まった生地に濡れ布巾ををかけて30分ほど休ませる。


生地を寝かしてる間に具を作る。

キャベツとネギを刻み少し塩をふる。しんなりしたらぎゅっと絞る。

本当はニラが欲しいけど、ここにはない。

挽肉、生姜のすりおろし、酒、塩こしょう、ごま油、鶏ガラスープを入れて混ぜる。

お醤油が有ればちょっと入れるんだけどない。

臭いが気になるので、ニンニクは入れない。


まな板の上に打ち粉をして、休ませた生地を太さ3~4cmくらいの棒状にのばす。

適当に輪切りし麺棒で伸ばせば、餃子の皮のできあがり。


ご家庭によっては、小麦粉に油や塩をちょっと加える派もいる。いろいろ工夫してみるのも楽しい。


皮が出来たら、皮の縁に水を塗って具を包む。


フライパンを熱し油を引いて、餃子を並べる。焼き色がついたら、小麦粉をとかした水(100ccくらい?)を注いでフタをし、蒸し焼きにすると、羽根つき餃子になる。

バイト先のラーメン屋のおじちゃんは、ラーメンのスープ(塩、醤油を入れる前)を入れて蒸し焼きにしていた。

水気がなくなったらごま油を回し入れ、中火で焼き上げる。

最後に油を入れるとカリッと仕上がる。


出来上がった餃子を、かあさまとカインと客のおじさま達と試食。

あ~、醤油が欲しい。しょうが無いので、通の食べ方、酢で餃子を頂きました。

熱々で、ビールが欲しいです。


餃子はやっぱりひと味足りないと、要検討となりました。

しょうゆ~!!!! ギブミーショウユ!!!




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ