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第12話「探索」

水曜日。ついに一週間目も折り返し地点だ。今さら高校生なんて演じきれるのかと心配はしていたが、今までは何とかなっている。たぶん。


ただ。ただ、今日はさすがに挫けてしまうかもしれない。なぜなら――。


「お姉ちゃん、どうしたの? 早くいくよ」


「あ、いや、あの……け、見学ってだめかな」


「別にいいけど、それでも着替えないとだめだよ。見学でも着替えてることが出席の条件なんだから。体育なんて勉強より楽でしょう、出席さえしてればいいんだから」


そう、水曜の三限目は体育なのだ。そして体育ということはもちろん着替えが必要で、着替えるためには更衣室に入らなくてはいけない。


いや、もちろん男としては女の子が着替えるところを見れるのは至上の喜びではある。あるが、こんな卑怯な方法で見たとしても自身に罪悪感が残るだけだ。なんというか、犯罪っぽい。


「はあ……いいから行くよ。ここが更衣室。正面から見えないようにはなってるけど、あんまりドア長く開けてちゃだめだからね。早く入るよ」


「ひえ……」


扉を開け、花園へと突入する。目に移ったのは肌色の天国だった。


思わず足がすくんでしまう。よくよく考えるとうれしいとかいう感情よりも究極のアウェーに投げ込まれた恐怖の方が大きいことに気が付く。いやそうだろう、別にまじまじと他人の着替えなど見れるわけもない。こそこそと着替えをするのが関の山だ。


それに憧れの空間などと思っていたがこの部屋、男子の更衣室とは別の意味で匂いがきつい。日々使用される制汗スプレーの匂いが染みついているのだ。女の子のいい匂いも微かにするが、それにかき消されている。


「あ、あのえっと……」


「もう、なにあわあわしてるの? ロッカーは空いてるところを使んだよ。ほら、私の隣でいいでしょ」


「あ、ありがとう」


こっそり彩貴が教えてくれる。記憶うんぬん別にして元は男子なので勝手がわかるわけがない。そもそもうちの高校では男子は教室で着替えていた。


ロッカーを開け、着替えを中に置き、自分も着替えを始める。周りをちらっと見ると、完全に脱いでしまわず、上手に二枚重ねして着替えている人も多い。スカートなんかはそのまま体操着を穿けばいい。どうやら彩貴はそうしているみたいだ。自分もそうしよう。正直言うと女物の下着をつけているのを見られるのは恥ずかしい。


もぞもぞ、もぞもぞ。


「なにやってるのお姉ちゃん」


「着替えてるの」


「下手くそすぎ……前は普通に脱いでたけどね」


「……」


そうは言われても今さら変えるのも変だし、続けるしかない。しかし、セーラー服は生地がしっかりしてるからあまり伸びずなかなか難しい――。


「お姉ちゃんがんばって!」


普通に脱いでたであろう咲はすでに着替え終わっていてなぜか僕を応援してくる。


「あれだもんね! 休んでた分肌が白くて恥ずかしいんだよね! わかるわかる! 私もインドアだから腕だすの恥ずかしいもん!」


「いいから、なにも言わないで……」


咲が大声を出すとみんなこちらを振り向いてしまう。肌がどうの言うから心なしか舐めるように見られてるような気もする。本当に勘弁してほしい。ただ、久しぶりの学校であることを踏まえてくれたのか、みんな黙ってくれてはいた。


しかしとろとろと着替えているといつのまにかみんな着替えを終え、更衣室から出ていってしまったようだ。残っているのは彩貴と咲。それにあと一人名前の知らない人だ。アップでポニーテールにしている、いかにも運動が得意そうなイメージの人。


「あ、終わった?」


ポニーテールさんが話しかけてくる。


「カレンさんって結構恥ずかしがりやだったんだね。あんまりまじまじみたことなかったから気が付かなかったよ。なに、体型なんてまだまだなんとでもなるから気にすることないって」


なにか盛大な勘違いをされているような気がするが、たぶんいい人なんだろう。恥ずかしい気持ちを紛らわしてくれてるのだ。


彩貴がそっと耳打ちで名前を教えてくれる。彼女は村雲陸(むらくも りく)さんらしい。


「ええと、むらくもさんはなんで残ってるの」


「そりゃあ、体育委員だからだよ。女子更衣室の鍵管理してるの。ああ、最後に出ない人はみんな知らなかったりするんだよね」


「ごめんね、待たせることになって。次からは気を付けるよ」


「いいよいいよ。いいもの見れたし」


「いいもの?」


「いやあ、パンツ全然見えてたよ。なっかなかかわいいのはいてるんだね。よく似合ってる」


「!!!!」


スカートで隠しながら着替えていたつもりだったのに、まさか全然見えていた。彩貴に視線で訴えかけると、アウトの表情。確かに確認せずに着替えていたからそうかもしれない。次からはちゃんと見えないようにしよう。


最後に髪を村雲さんのように縛って完成。男のときは髪を縛ることなんかできなかったので、これは新鮮でちょっとうれしい。それになんか気も引き締まる。


「もういいかな。さっさと授業行こう。もう始まっちゃうよ」


「はい……」


授業は体育館で行われるらしいのでそこまで4人一緒に移動だ。


「カレンさん、病気だったんでしょ。授業大丈夫?」


「えっと……何するかで判断しようかな」


「今日はバドミントンだよ。ダブルスね」


バドミントンならあまり動かなくても大丈夫だろう。お互いにラリーしていれば腕しか動かさないし。


「それじゃ出てみようかな」


「そうこなくちゃ」


体育館に着く。もちろんのこと女子のみんなはもう全員そろっていて、準備体操も終えているみたいだ。しかし、男子の姿が見当たらない。そうか、男女別なのか。まだまだアウェーの空気を味わうわけか。


とりあえず、手足がつってしまわないように自分たちも準備体操を行う。開脚を行うとほぼ180度に開くことができて驚く。カレンの身体は運動不足のくせに柔らかいようだ。そんな状態の僕を咲が後ろから背中を押しても床に胸がべったりつくほど。正直感動した。


「すごいお姉ちゃん! 今までその才能を隠してたんだね!」


だが、咲の称賛はやはり大げさなのでやめてほしい。ただ、残りの二人も褒めてくれたのはちょっとうれしかった、自分の身体ではないけれど。


準備運動も終わり、さっそくラケットを持って位置につく。後から入ってきた組でちょうど4人なのでグーパーで組み分けする。自分は咲と一緒になった。


「よっしゃああああ! かかってこーい!」


咲は変なテンションになっていた。文学少女ではなかったのか。


「ふふふ。私のサーブに勝てるかな?」


村雲さんも似たようなテンションで応対していた。おそらくノリがいいのだろう。それを受けてなぜか咲は悔しがっていた。


「かかってこーい!」


アンダーから打ち上がるシャトル。ほぼ咲の真上へと落ちてくる。


「咲!」


「任せて! へい!」


ポトっとシャトルは床に落ちる。咲はびっくりするほど空振っていた。それに気が付いていないのか「ばっちこーい」と叫んでいる。向こうにシャトル飛んでもいないのに。それに気づいて「あれ」と回りを一人見渡す。これはだめだ。


「はははは。初心者は距離感が取れないからな。垂直に上げるだけで打ち返せないものなのだよ」


仰々しく解説する村雲さん。なるほど、一見打ちやすい場所にあげてくれたように見せかけて実は難易度が高かったのか。見くびっていた。


試合ならばサーブは点を取った方が行うが、授業なのでシャトルを拾った方が行う。つまり、咲だ。


「ぐぬぬぬ。この仕打ち。必ずしや返させてもらうぞ!」


「なにキャラなんだよ……」


咲は大きく構え左手から落としたシャトルに向かい、右手のラケットで打つ!――が、空振り。引き戻した際にラケットの裏面にあたり、後ろにシャトルを飛ばした。呆然と見守る三人。


「普通に打とう」


「はい。お姉ちゃん」


落ち着いて再開。小さくラケットのすぐまえにシャトルを構える。今度は簡単に飛ばすことができた。それを村雲さんが打ち返し、僕の方へとまっすぐ飛ばしてくる。


これが剣だったらこう振るかな。


一閃。自身満々に振り、当たったかなと思ったらこれまた盛大に空振りしていた。


「あれ? 外れた。私も咲のこと言えないね」


「ううん! お姉ちゃんの構え素敵だったよ! なんか剣士みたいだった!」


「それバドミントンじゃだめなやつだよね……」


どうもアサルトエリアの癖が出てしまった。ラケットの面で当てなければいけないのに、縦持ちで振ってしまっていたのだ。彩貴も村雲さんも呆れているだろう。


(殺されるかと思った――)


村雲さんが何か言っていたような気がしたが、コートの向こう側でつぶやく程度ではよく聞こえなかった。


気を取り直してラケットの面を意識してバドミントンを続ける。ちゃんとあてるようにすれば結構簡単だ。この一時間でかなり上達することができたように思う。


ただ、なんだかんだで足運びが多かったのですごく体力を消費した。後半はほとんど腕があがらなくなっていた。







「お姉ちゃん大丈夫?」


授業は終わり更衣室。汗だくの僕を彩貴が心配してくれていた。びちょびちょだったので結局下着意外全部脱いで汗を拭くことになり、それを彩貴が手伝ってくれたのだ。さすがに周りの目を気にしている状況ではない。


「うーん。汗なかなか引かないね。下着の替えも持って来ればよかったかも。まさかお姉ちゃんがここまで体育で本気になるとは……」


「うぅ……次からは適当にする……」


汗をかくとブラがすごく不快になる。これじゃあ女子があまり体育を真剣にしたがらない理由も頷ける。しかも胸が大きければ揺れる心配もあるのだろう。カレンはあまり大きくないから気にならなかったけれど……わざわざ体育のためにいろいろ用意する必要があるのだ。


「いやあ、カレンさんって結構運動神経いいんだね。びっくりしたよ。バドミントン自体はそんなにだったけれど。体力あれば化けるね、うん」


そんなフォローをしてくる村雲さん。なんのフォローにもなっていない気がするけれど男としての威厳は保つことができた……のか?


咲はというとさっさと教室に戻った。まあ彩貴が無駄に人が残っても意味ないと一喝したからなのだが。


「うん。ありがとう。だいぶましになったよ」


かなり汗が引いてきた。あとはべたつかないようにシートで拭いて終わりだ。


「うーん。カレンさんってさ」


村雲さんがいう。


「なかなか庇護欲を煽ってくる体型だね」


これは褒められているのか?





それからの授業はろくに集中することができなかった。疲れはあるし、汗の不快感は残るし。特に髪のべたつきは最悪だった。それに体臭も自分ではわからないがすごく気になる。


「うーん。ちょっとはにおうけど、そんなに対したほどじゃないよ。やっぱ男子の方があれだし」


彩貴はそう慰めてくれた。だがその発言は元男子としてはむしろ胸に突き刺さるのだが。


ちなみに弁当はかなり豪華になっていた。食材が豪華というわけではなく、見た目のグレードがあがっているということだ。ほとんどが手作りになっていて、栄養も色彩も両方のバランスが整えられている。それになんだかんだで量もカレンの身体に合わせた調整にしてくれているのだ。


ただ、味は特別おいしいといった感じではなかった。普通……男子としてはもっと濃い味がよかったかなといった感想。とくに体育後になるので味気が欲しかった。彩貴自体はこれぐらいが好きらしく、ほとんど自分好みに作ったとのことだ。もちろん、自分は作ってもらう側だから文句は言えない。もし、自分好みの弁当が食べたいなら自分で作るしかないだろう……いや、あんまり料理は得意ではないから無理か。彩貴にそれとなく要望を出すにとどめておこう。






本日の学校も終わり、くたくたになりながら帰宅。買い物も昨日でほとんど終わっているので今日はもう家でぐっすり就寝するだけ――といいたいところだが、一つだけやることがある。


今日はグラドとの約束の日だ。白騎士の情報があれば伝えてくれる、また交換条件を提示すると言っていた日。体育のべたつきが気持ち悪いので、そうそうに風呂に入って汗を洗い流してから部屋へと戻ることにする。


「あれ、お姉ちゃんもう寝るの?」


「うん。疲れたから」


「湯冷めして風邪ひかないようにね」


「うん」


最近は彩貴の目もあるのでなるべくアサルトエリアに入らないようにしていた。しかし、今日はそういうわけにもいかない。メールにも多少の期待は載せているが、こちらが本命だ。あいつならば、そう何日もアサルトエリアから離れないだろう。会えるはずだ必ず。


だからといって目のあるうちにアサルトエリアに入るのもあまり気が進まない。そのため、彩貴が寝静まる頃合いを待つ。自分がいつまでもリビングにいると彼女もずっと起きているだろう。だから先に部屋に戻ることで寝る意思があると思わせる。そうすれば彩貴もそろそろ寝ようと思ってくれるはずだ。


――しかしこの自室、本当になにもない。その割に広すぎる。カレンはあまりかわいいものに感心がないのだろうか。ぬいぐるみなどは一つもないし、趣味のものもアサルトエリアぐらいしか……。そういえば、漫画を読むと聞いたわりにこの部屋には一冊もない。リビングのものだけでは少なすぎるし、彩貴に借りて読んでいたのだろうか――。


電気を消す。動かずしばらくベッドの上で待っていると足音が聞こえる。階段を上がる音、部屋の前を通る音――停止? 10秒ほどカレンの部屋の前で止まり、また歩き出す。彩貴の部屋の扉が開く、閉まる。――ごそごそする音。たぶん明日の用意をしているのだろうか。


しばらくすると完全に音がやむ。やっと布団に入ったか。あと30分だけ待とう。完全に寝静まってからアサルトエリアにログインだ。


――行こう。








疲れもあり、眠り落ちるように感覚は現実世界から遠のく。スポーン地点はフロント。異常終了がなければ、以前にログアウトした地点にスポーンする。また、次回の出現場所を特殊なアイテムや魔法で指定することも可能。こういったものは普通イベント中に使用する。


まわりを見渡すといつにもまして人が集まっていた。この時間は特になにかなくても人が多い。ゲームだけではなく、SNSのようなコミュニティツールとして使用している人も多いからだ。


また、この世界にも携帯に近いものはある。それはMM(Moblie Magic)と言われ宝石の形をしているものだ。色形はさまざまで、ピアスとしてつけるものやネックレスとしてつけるもの。小型の魔法装備にストラップとして着けて携帯電話みたいにしている者もいる。


僕はMMをイヤリングとして装備をしていた。これに触れ魔法を発動させることにより電話機能やメール機能が使える。文章は思考の自動読み取りで入力が行えるので手を使う必要がなく、高速で便利である。


MMをさっそく起動する。それは小さく煌めき、目の前にホログラム状の画面を投影する。これは他人から標準では見えないようになっているのでプライバシーは安心だ。


いくつか機能アイコン表示されており、それの中のメッセージ機能のアイコンに触れる。新着メッセージが一件。期待通りグラドからだ。




――


白騎士について


白騎士についての情報をここ最近ゲームついでに探していた。フロント周辺から最後に見かけた情報など、可能な限りで捜索したものの、結局本人を見つけることは申し訳ないができなかった。


ただ、良い情報が手に入った。どうやら白騎士の追っかけなる人物がいるらしい。名前はSATO。話に聞くとそいつは初期プレイヤーで白騎士の対戦記録を有名になってからずっと取っているとのことだ。もしかするとそいつに聞けばなにかわかるかもしれない。そいつの出現場所は聞いた。だからあとは自分で確かめて欲しい。


報酬についてだが、明日改めて連絡したいと思う。今日はもうログインできないが明日はある程度都合がつく。そちらに合わせるから連絡をくれ。


Gradius


――




メッセージには地図が添付されていた。場所は現実世界で言う岐阜あたりに赤いマークがついている。どうやらそこに追っかけなる人物が出現するみたいだ。このエリアは自然が多く、モンスターの出現地区が多い。つまり狩専の白騎士がよく出没するのだろう。それを狙って彼が出張ってくると。


まだ夜は長いし、善は急げなので地図に示されたエリアに向かう。案の定山奥のエリアなので見通しが悪い。


アサルトエリアのマップは現実での景色を見た記憶から生成される。もし、ユーザによる情報の提供がない場合は無機質なコンクリートエリアや平原、森、湖、遺跡、洞窟など適当な自然マップが生成される。また仮に情報提供があったとしてもその人数が少ない場合は精度の低いごちゃまぜなマップが生成されるのだ。そのため精度の高いマップを作るためにユーザーの現実世界でのマッピングを積極的に行うことを奨励しており、貢献した人は地図屋と言われる人からアイテムがもらえたりする。だからそのためにあまり行ったことのない場所への観光に行く人もいる。


今いるような山岳地帯は観光する人や居住者も少ないため情報が少なく、マップ生成は適当だ。一見すれば山々が続いているように思えるが、途中にポツンと塔が立っていたり、平野が広がっていてモンスターがはびこっていたり、かなりカオスな惨状になっている。だからこそそれを楽しむプレイヤーがよく出没するわけだ。


「ここら辺でいいだろう」


ちょうどいい高い木があったので、そこの上に立ちあたりを見渡す。当然ほとんどが森なので誰がいるかなどはよくわからない。検索魔法のデティンを使用して探すことにする。


一回、二回と場所を変え、何度もSATOの名前でプレイヤー検索をする。だが、彼が見つかることはなかった。運悪く、今日はログインしていないのかもしれないし、このあたりには来ていないのかもしれない。


体育の疲れもあるし、今日はこのぐらいにしておこう。アサルトエリアをプレイしていると目はつぶっていても体力を結構消費する。長いは禁物だ。


最後にグラドへ明日同じ時間にログインするので、そのときに報酬のことを聞くとだけメッセージを送信し、ログアウトした。


現実世界に戻り時間を確認すると夜中の3時だった。年頃の女の子には遅すぎるだろう。さっさと寝よう。何せ明日も体育の授業がある。体力を存分に回復しておかなければ――。



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