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第11話「学生生活」

火曜日には美術がある。内容は案外ベタなものでデッサンだ。リンゴと三角柱のオブジェの周りをみんなで囲い、イーゼルにスケッチブックを立ててそこに書く。大きいスケッチブックはこの身体と比較すればもっと大きく感じ、線を引くために腕を動かすことすら重労働だ。それに自分は絵をあまり描いたことがないのでまっすぐな線を引くだけでもなかなか難しい。これに加えて陰影までつけないといけないなんて、ハードルが高すぎる。


気分転換に彩貴のほうをちらっと見てみる。真剣なまなざしでキャンバスに向き合っているが、絵のクオリティは自分と五十歩百歩といったところだ。しかし全体を眺めてみてもみんなだいたいそんな具合。ある程度形がとらえられているかな、程度。


「お姉ちゃん! 様子はどう?」


集中力が切れたのだろうか横まで来て咲が覗いてくる。席は円状の対面だというのにわざわざこちらに赴いてきたのだ。


「まあまあかなあ」


適当にあしらう。


「ふーん。かわいらしい絵だね!」


満面の笑みでそう言われてしまう。もちろん悪気がないのはわかる。わかるが馬鹿にされているようにしか聞こえない。これでも一生懸命描いたんだ。こうなったら咲のも拝んでやらないと気が済まない。


さっそく腰を上げ咲の席へと足を運ぶ。しかし人に見られるのは嫌なのだろうか、あれだけ絡んできていたのにいきなり止めようとしてきた。


「ま、待って。わ、わたしのなんて見ても面白くないよ。ね、自分の絵完成させよ?」


「あんだけ馬鹿にしたんだから見てやらないと気が済まない」


「ええっ、ば、ばかになんかしてないよ! ああ、ちょっとまって!」


咲のキャンバスを覗き込む。描かれていた絵は――文句のつけようがないぐらいうまかった。そうだな、よく見た目をとらえている。陰影もよくつけられていて、とくに険しい顔でモチーフを見る姿も、って、


「これ私じゃないの?」


「あはははは、かわいいでしょ?」


なんと咲は課題もこなさずキャンバスの間からカレンの姿を覗き、その姿をデッサンしていたのである。しかも描いてる最中の変顔を細かいしわまで再現している。これはカレンの顔で自分の顔ではない、そうだがなぜか腹が立つ。しかもうまいのが余計に。


「真剣な表情がね、すごく素敵だなぁと思って……?」


「ちゃんとしよ?」


「……はい」


実際、そのやりとりを見ていた先生は対象物を描かないと点数はあげないと忠告をいれた。時間も半分が終わっていたのであわてて咲は本来の課題に手をつけ始めた。


僕は席に戻りまた自分のデッサンに向かい合う。あまりのクオリティの差に少しだけため息がでた。


「どうしたのお姉ちゃん」


彩貴が話しかけてくる。


「いやね。咲の絵がすごくうまくてさ。なんか別のもの描いてたけど」


「あぁ。彼女アニメ研究会だから絵とか描くのに慣れてるんじゃないの?」


「アニメ研究会? でもそれってリアルなデッサンとは違うんじゃないのかな」


「さぁ。リアルなデッサンもできるってことでしょ。本人に聞けばわかるんじゃない?」


咲の話になると途端に素っ気なくなる彩貴。話題にも出したくないのだろう。


そうか、咲はアニメ研究会だったのか。なるほどそうなると漫画が好きなことも合点がいく。知識がコア過ぎるから他の人は一歩距離を置いていたんだろう。


絵とかがうまいのなら、そういうところで親しみを持っていけばいいのにもったいないと思う。


実際、時間間際で完成した咲の絵も覗いてみたが、急いで描いたにしては僕たちよりも遥かにうまかった。しかし、そのことについて鼻にかけるようなことはせず、先生の称賛に対してはただひたすら照れているだけみたいだった。







「お姉ちゃーーーん!」


お昼休み、咲は真っ先に飛び込んでくる。昨日のことで学習したのだろう、彩貴より先手を取らなければと。


「今日も学食? 一緒に行こうよ! ほら! お弁当今日はないからね!」


手をぱっと広げて見せてくる咲。それに対し申訳なさげに応える。


「あぁ、咲。申し訳ないんだけど、今日はこっちはお弁当作ってきてるんだ」


「へ?」


僕は鞄から弁当の包みを取り出した。彩貴が作ってくれたのである。僕が起きる一時間くらい前から準備してくれていたようだ。どうやら、普段はお弁当寄りで、昨日のような学食は珍しいらしい。


だが、咲も粘り強い。そうとわかるや否や、お昼を買ってくると教室から飛び出していった。どうしても一緒に食べたいみたいだ。


「あの子、ほんとに騒がしいね」


彩貴は呆れたように言った。


「まあ、悪意はないし、いいんじゃないかな」


「悪意がなければ何してもいいってわけでもないでしょ。むしろ、その方がたちが悪いと思うよ。かわいらしい見た目に反して、ってとこもあるし相乗効果だよ。はあ。別に約束してるわけでもないし、先に食べ始めようお姉ちゃん」


「いいのかな……まあゆっくり食べていればいっか」


包みを開け、中身を確認する。実は内容は家を出る前に確認はしていないのだ。せっかくだから楽しみにしておこうと。


楕円形の二段重ね。一段目には白いご飯と沢庵。二段目にはミートボールやらアスパラベーコン。卵焼きにプチトマト。ほうれんそう炒めなど彩りを考えたメニューが詰まっていた。量的にはちょっと多いくらいか。


「ごめんね、ほとんど出来合いになっちゃった。明日からは食材を買い込むから楽しみにしててね」


「ううん。綺麗に盛り付けられてて美味しそうだよ。ありがとうね、彩貴。それじゃあいただきます」


確かに中身のほとんどはレトルトや冷凍食品のようだ。こういう場合はコメントが難しい。素直に美味しいと言えば良いのだろうが、それで本人が喜ぶのかどうか。別にレトルトを褒められてもと思うかも知れない。まあ弁当初日だから、深く考えずに「おいしい」と言っておこう。


「そういえば彩貴って私が休んでいたときお昼はどうしてたの?」


「ん? だいたいはお弁当だったよ。普通に友達と食べてた」


「アヤヤ……さんとか?」


「違うよ。あれはお姉ちゃん寄りの友達。私のは……ほら、あっちで固まってる人たちだね。いつもならまぁ一緒に食べるけど、お姉ちゃんのリハビリ中だから空気読んでくれてる」


「なるほど。あ、でも最悪あっちの咲と食べられるからその心配はないかもね、なんて」


「いや! 私としてはそっちのが心配なんだけど! 私から離れるにしてもご飯食べるなら亜綾さんのグループに行ってよね!」


「そんなにか……」


他愛もない会話をしていると咲が戻ってきた。学内にコンビニがあるみたいで、そこでサンドイッチを買った来たようだ。僕の隣の席の椅子を借り、肩が触れるほどの距離まで近づいてくる。


「いただきまーす。うん、たまごサンドおいしー!」


「好きなんだね、サンドイッチ」


「うーん。あんまりいっぱい食べるほうじゃないから。でも菓子パンよりは良いかなって思ってそうしてるの。前に言わなかったっけ」


「そ、そうだったかな?」


「そうだよー。もっといっぱい食べないと身長伸びないよ、なんて言われたもん! 自分も小さいくせにー。あ、でもお姉ちゃんは小さい方が好きだから全然良いんだけどね!」


そう言えば、カレン自身はお昼どうしていたのだろう。双子だから彩貴とずっと一緒と思っていたけど、あっちはあっちの友達がいるみたいだし。でもカレンが不登校気味になって一人になってからそっちのグループで食べてたのかも知れない。聞いても良いのだろうか。今は咲がいるから聞けないけれど。


「あ、お姉ちゃんのお弁当もかわいいね」


「うん。彩貴が作ってくれたんだけど」


「へー。妹さん小まめなんだね。すごーい!」


嫌みたらしくはなく、純粋に褒めている咲。多分彼女自身そんなに敵意は無いのだろう。


それゆえに彩貴は困ったような表情をしている。おそらく照れているのだ。確かにリアクションに困るのはわかる。


「べ、別に大したことじゃないよ」


申し訳程度にそう返した。


「ミヤサキ! 後藤先生が呼んでる!」


そんなとき、女子生徒の一人がたぶん彩貴を呼ぶ。


「え、あの……うん、わかった。いく」


困惑気味に彩貴は応える。たぶん心当たりがないのだろう。あと、僕たちを二人きりにするのが心配なのかのどっちかだ。たが、断ることもできずこちらを少し気にしながら席を立っていった。


「なんなんだろね」


咲が言う。そういわれても僕が知るわけがない。


「さあ」


「もしかしたらお姉ちゃんのことかもしれないね」


「ああ。それはあるかも……でもそれなら自分を呼べばいいのに」


「本人にいいにくいことかも? 後藤先生、教室に来るたびお姉ちゃんのこと気にするように見てたし」


ぼけっとしている咲がそんなことを言うとは思わなかった。意外と細かいところも見ていたのだ。カレンだけを盲目的に見ていたわけではないのか。もしかして普段の素振りはネタのつもりなのか。


「あ、いや、違うの。結構わかりやすいぐらい見てたから。あの先生ってね、普段ぼけっとしてるのにお姉ちゃんが来てからすごく表情が締まったというかなんというか。たぶんみんな気づいてると思うよ」


取り繕うようにそういった。確かに、普段の先生を知らないから、周りから見れば一目瞭然だっただけなのかもしれない。


「あ、そういえばね!」


わざとらしく話題を変える咲。


「妹さん、お姉ちゃんとお昼食べるようにしたんだね。なんか意外だなあ。やっぱり久々の学校だといろいろヘルプしたくなったのかなあ」


「あ、っと確かあっちのグループの子と食べてたもんね?」


「そうそう。それに前はこんなにお姉ちゃんと一緒だったわけじゃないからすごく意外。私たちで食べてたのにね?」


「えっ?」


「ん?」


「あ、いや、なんでも……」


意外と答えは早く聞けてしまった。カレンは咲と一緒に食べていたのか。昼休みを一緒に過ごす相手なんて、ごくごく仲のいい人物に限るだろう。やはり咲とはそれなりに良い関係だったのだと思う。ならばあそこまで彩貴が拒否する理由はなんなんだろうか。


いや、それよりも前はさほど一緒じゃなかったということも――いや、それに関しては自分がぼろを出さないようフォローしてくれているだけか。


「そういえば! お父さん、どうなったの?」


「え、お父さん?」


確か単身赴任で今はいないんだったか。


「えっと……今は働きに出てて。二人暮らしをしてるんだけど」


「あれ、そうなの。じゃああの問題はなし崩しに解決したんだね。むぅ。納得いかないよねそんなの」


「問題? えっとそれは――」


「戻ったよ! ささ、ごはんごはん!」


会話の途中、彩貴は戻ってきた。すごく急いでたみたいで、息が上がっていた。まあ、昼休みの時間も限られてるし仕方ない。


さきほどの話題に戻ろう、すこし気になる。


「えっと咲、さっきの――」


「あ、お姉ちゃん、お弁当まだいっぱい残ってるじゃない! だめだよ食べ残しは!」


彩貴にさえぎられてしまう。しかし言うことはごもっともで、言うほどお腹に入らず、中途半端に残してしまっていた。食べられなくはないのだが、以前の身体とは勝手が違いすぎて多く食べられない。特に口の小ささがそれを拍車にかけている。あと、口の筋肉が弱い。噛んでいるだけで疲れるのだ。どれだけ普段食事をしていなかったのか。


仕方なく、弁当を食べることにする。おいしい。おいしいのだが、今度からは量を調整してもらおう。


咲もサンドイッチを食べることに戻る。彼女は身体が小さいわりには食べるのは早いみたいだ。ハムスターのようにほおばっていく。


あっという間に昼休みは終わった。疑問はまた二人のどっちかに聞いてみればいい――。




午後からの授業は情報処理だった。パソコンを使っていろいろするというもの。今日は表計算ソフトの使い方のようだ。


課題は教科書に書いてあるデータを打ち込んで、合計や平均を出すことみたいだ。パソコンの扱いは元の身体で腐るほどやったので楽々こなせる。指が小さいのはなかなか煩わしいが。


「ふんふん」


「あれ、お姉ちゃん! 目隠しできるの!?」


気分よくやっているとまた咲が茶々を入れてきた。目隠し?


「目隠しってなに?」


「それ! キーボード見なくて打てるやつ!」


「あっ」


そうか、普通科の人間でこれができるのは少数なのか。確かに回りを見てみても機械に強そうな男子ですら入力は手元を見ながらみたいだ。これはさすがにやりすぎたか――。


「あー。れ、練習した」


「すごい! まだ私全然できないのに! さすがお姉ちゃん!」


いちいち騒がないでほしい。周りに変に思われるだろう。特に彩貴。彩貴は前の席なのでこちらの会話はあまり気がついていない――と思うが、彼女に違和感を感じられるのが一番いけない。気をつけないと。


「今のなに!?」


「これはショートカットキーって言って……あ。きょ、教科書に載ってたから」


「へー!」


気を付けないと! この年齢の女の子がこの分野に詳しすぎるのはさすがに怪しいだろ! 隣の席の男子がさすがに引いてる!


「もう、もういいから自分の課題やりなよ、咲」


「はーい」


「はぁ……」


思わずため息がでる。これは自分の落ち度だが、咲が絡んでくると自分のことが拡散されるので気が気でない。


「あのさ、宮階さん」


隣の男子が声をかけてくる。さすがに気になったかもしれない。


「あ、え、なっ、なに!?」


「いや、詳しそうだから教えてほしいだけなんだけど。いい?」


「えっと……」


どうやら質問みたいだ。あまり詳しいと思われたくはないのだが……頼まれると断りにくい性格だ。それに女の子ばかりに囲まれて疲れていたから男子と話したくなる。


「いいよ。なに?」


「あ。この計算なんだけど――」


「うんうん。ここは……」


「……」


席を立ち隣の画面に近づいて聞いてきたことを教える。ぜんぜん簡単なことだった。でも初心者には難しいのかもしれない。男子だからできるなんて偏見はだめだ。


ただこの男子、画面を見ずにちらちらとこっちを気にしている。


「あの……なにかな?」


「あ、いや。ちょっと髪が当たるからあの、その……」


「あっ! ごめんね! 邪魔だよね!」


気が付かず、髪を男子の方にかけてしまっていた。急いで横髪をかき上げる。これで邪魔にならないだろう。しかし、回数は減ったが依然としてちらちらと見ている。


「あの……これでわかったかな」


「はい! あ、うん。すごいね。あ、ありがとう」


「うん……」


席に戻る。そういえば、この男子の名前も知らない。聞けばよかったか。今さらだからもういいが。


課題は簡単に終わってしまった。昼からは二時間分あるのに一時間分で余裕だった。ネットぐらい見ててもいいだろうか……。そういえば、今パソコンを使えば自分の携帯にメールを送ることができるのでは――。


白騎士――カレンが見る確率は低いかもしれないが、電話なんかよりも確実だろう。携帯にはロックもかけていないし十分見る可能性はある。


ブラウザでフリーメールサイトを開く。ログイン。メール転送フォームで自分の携帯のメールアドレスを打ち込む――。


「宮階さん」


肩に手を置かれる。先生が後ろから回ってきていたようだ。眼鏡をかけた一つ結びのおさげの先生。険しい表情をしている。


「インターネットは課題じゃないでしょ? 遊んじゃだめよ?」


控えめに言っても怒っている。たぶんパソコンの授業は遊ぶ輩が多いのだ。それで辟易していたのだろう。申し訳ないと思いながらもいいわけをする。


「すみません先生。でも課題は終わったので……」


「そんなウソを――」


「いえ、ちゃんと――」


画面を切り替え表計算ソフトの画面を見せる。先生はじーっと拝見してから驚きの表情に変わる。


「ウソ……ほんとにできてるわ。あれだけ休んでいたから打ち込むだけで時間かかると思ったのに。あなた苦手ではなかったのね」


「あ、いえ。その……練習しました」


「ふーん……課題が終わったのは認めます。でも遊ぶのはダメ。終わった人はタイピング練習をしてその成績を送るって話だったでしょう? ちゃんとやってね。それも終わったらイーラーニングを試してって最初に言ったでしょう。それにあなたは休んでいた期間の課題もありますね。わかりましたか?」


「はい……」


最初ってそれ自分は知らないやつだからどうしようもない。が、先生の言うことはもっともだ。カレンの休んでいた分の課題もやろう。どうせ簡単だろう。


ただ。ただこれだけはやらせてもらう。


メールフォームを素早く開き、短く文章を打ち込み即送信をした。


――僕はアリア、これを見たら返事をしてくれ。


さて、せっかくだからカレンのタイピング成績を見てみよう。――これはひどいな。あまり伸びすぎてもあれだから、ちょっとだけ更新しておこう。


その後課題たまった課題を消化していたが、簡単とはいえ結局授業時間いっぱいまでかかってしまった。ただ、全部終わらせたことには先生は驚いていたが。


情報処理室を去り、教室へと戻ると帰り支度をする。彩貴も残る理由がないので手早く準備をしている。


咲の方はというとやっぱり放課後に関しては自分に構わずさっさと出ていってしまった。


「アニメ研究会か……」


「気になるの?」


「えっと……まあちょっとだけ」


ゲームとか漫画とかはやっぱり好きだし、自分の行っていた高校にはそういう部がなかったから憧れもある。それに咲と話してみたいこともある。


ただ、カレンの学校生活に変化を持たせるのはよくない。行動は最小限に留めるべきだろう。


「いや、いいよ。もう疲れたし」


「そう。でもお疲れついでで悪いんだけど、今日は帰りに一緒にスーパーに寄ってもらうよ」


「夕ご飯?」


「それもあるけど、明日のお弁当の食材! これからは気合入れさせてもらうからね!」


「なるほど。うん。行こうか」


咲に褒められたことがなんとなくうれしかったのだろうか。それとも出来合いばかりのが悔しかったのだろうか。たぶん、女の子に譲れないものがあるのだろう。お弁当がおいしくなることについてはこっちとしてはいいこと尽くめなのでなにも問題ないが。


「あ、でも明日はもうちょっと少な目でお願いします」


「だーめ。そんなんじゃ大きくなれないよ」






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