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▲自称天使な少女と、他称カミサマな少女/100文字 + ▼ノイズのない日々で戯れる、それからも。/200文字
光射す中、幼女がこっそり来た。
「カミサマ? おはなしして!」
雪舞う中、自称天使は今日も来た。
「神よ、話そーか!」
桜降る中、制服姿の彼女が居た。
「毎日話そうね?」
いつか、ほんとの天使になった。
これでもう。
ずいぶん前、保育園で約束した。ニアにくっついたお返しだってのもある。だから裾を離してやらない。
「にゃーめ」
高校帰り、不満げに膨らんだ頬は柔らかそうで触りたくて仕方ない。
「やきゅそく」
『約束通り、一緒にいるよ』
ニアは君と一蓮託生。
でも、また事故に遭ってほしくなんかない。
『もう一回頬を膨らませたって離さないんだよ?』
幼馴染はそっぽを向いて呟いた。
「にゃーめ」
何度触れたがっても裾を離してなんかやらない。




