番外④ 幻想郷での優衣
どうもこんばんわ。最近遅くなりすぎなので早くに投稿した雪です^^
今回は異変の中心だった優衣さんのお話です♪
では、どうぞ^^ノ
私は契約の解除のために四季映姫の元にいた。して、つい昨日契約解除が終わった。
映姫「これで完了です。あ~これで望さんが来て…」
この言葉に私は反応する。
優衣「え、望君が?」
それで私はここにいることに決めた。
次の日。
映姫「まだここに居る気なのですか?」
優衣「望君が来るまでは…」
私は望君に会うまでは帰らない。そう決めた。
映姫「そう…」
…それにしても来ない。すぐにでも会いたいのに…
優衣「本当に来るの?」
映姫「来る!…はずです…」
わかったもんじゃないわ…
その後、数十分…
映姫「…こないなぁ…」
来ない。私は二つの事象が思い浮かぶ。一つは道に迷っている。そしてもう一つは…
優衣「わすれられてるんじゃないの?」
映姫「!?そ、そんなことない!」
まぁ望君のことだし忘れてるとかは無いと思う。から私は迷っている、そうふんでいる。
映姫「そういえばいつ帰るのですか?」
忘れたのかしら、昨日も言ったのに。
優衣「…望君に会ってから。」
そう、確実に望君に会える。この機会は逃せない。
コンコンっ
小町「映姫様~望君が来ましたよ~。」
望君、その言葉に私は目を光らせ扉へ向かう
優衣「望君!」
映姫「!ちょっと優衣さん!?」
バンッ 私はおもいっきり扉を開け放った。
優衣「望君!!…」
望「ふぇ!?優衣ちゃん??」
望君はなぜか女性に抱っこされた状態だった。しかも小さい…あぁ、なんて可愛いの…
映姫「小町、どうして貴女は望君を……抱っこしてるのですか?(…ちょっと羨ましい…私もしてあげたいなぁ…)」
抱っこ…なんてうらやましい…
小町「…しまったぁ…じゃ、じゃああたいはこれで!!」
小町?というらしい女性は望君を下ろして素早く走り去った
望「あ、えと…映姫さんこんにちわ。」
あぁ…私も抱っこしてあげたい…
優衣「望君久しぶり。」
そう言って私は望君に抱きつく。望君、やわらかくて…あぁまた独り占めしたい…
望「へぅ!?優衣ちゃん??」
優衣「会いたかった…♪」
そういって私は望君の頭を撫でる。やっぱりいい…お持ち帰りしてそのまま…
映姫「…コホン、優衣さん、それくらいにしてください。望君は私を訪ねてきたんですよ?」
む…うるさいなぁ…せっかく久しぶりの望君を堪能してるのに…
優衣「…嫌。」
私はそのまま、思っていることを言う。と少し映姫の顔が少しゆがんだような気がした。
望「あぅ、えっと優衣ちゃん、離して?」
う…望君もそう言うの…うぅ…
優衣「…望君が言うなら…」
私はしぶしぶ望君を解放する。と映姫は安堵するようにほっと息をついた。
映姫「…望君、来てください。」
映姫がそういうと望君は映姫の方に近寄っていく。あぁ、望君、行かないで…
映姫「♪」
!?映姫が望君を…く…別に羨ましくなんて…でも嫉妬…
望「ふぇ!?え、映姫さんまで??」
うぅ…それに赤くなってる望君…うぅ…
優衣「う…ずるい。」
映姫「そんなこと言っても望君は渡しませんよ~♪」
く…望君を抱きしめたままで…くぅぅぅ…
映姫「さて、優衣さん、望君に会ったことですし帰っては?」
う…会ったら帰る…でも帰ったら会えなくなる…
優衣「いや。私もそのまま幻想郷?で暮らす。」
ここで暮らせばいつでも会えるはず。
映姫「…まぁいいでしょう。どこに行くかは自由ですがまた悪事は働かないように。」
優衣「…望君!また会いに行くから!」
私は映姫の言葉は無視して望君に声をかけ、その場から能力を使って姿を消した。
と、移動したはいいけど…
ここは彼岸。外に出ただけ。
優衣「どうやったら望君の住むとこにいけるのかしら…」
小町「おや?お困りかい?」
私が悩んでいるところに現れたのは…
優衣「あ、さっき望君を抱っこしてた……^^#」
なんか思い出したら少しイライラした。
小町「まぁまぁ、あれは望からなんだ。しかたないって。」
むぅ…そうとしても…
優衣「羨ましい…」
そんなこと…いや、重要だけど…まぁおいておいて。
優衣「幻想郷?ってどうやったらいけるの?」
小町「あぁ~。ここも同じようなもんだけどねぇ。まぁ…」
とりあえず行きかた?を教えてもらった。
優衣「ありがとう。えっと…小町?」
小町「そう、あたいは小町。あんたは優衣でよかったかい?」
優衣「そう。じゃ、また会えたら。」
私は消えていく。といっても場所を教えてもらった程度なのでどうにでもなれ感覚で移動する。
小町「また暇なときにでも来なよ。望のことで話そう!」
優衣「…うん…♪」
私は幻想郷?へととんだ。
優衣「来たのはいいんだけど…」
どこがどこかわからない…
優衣「どこに行こう…いや、どこに行けばいいのか…」
文「あややや?あなたは…」
そこに現れたのは…
優衣「あの時のカラス…」
文「失礼な!私は鴉天狗です!あと射命丸文という名前もあります!」
うるさいなぁ…ん、そういえばこのカラス、望君と面識が…
文「そういえばあなた向うに返されたんじゃ…」
優衣「そうでもない。そういえばあなた望君と面識あるはず。望君は今どこに住んで…」
文「待ってください。あなたは望君を誘拐しようとした人ですね。ならば話すことは」
優衣「もうしない。望君が悲しむようなことはしない。」
そう、私はもう望君の嫌うことはしないと決めた。喜ぶことをしたい。
文「むむむ…信用していいものでしょうか…」
優衣「大丈夫、もししたら殺しても構わない。」
文「…わかりました。あ!その代わり今度取材させてください!それで手を打ちます。」
むぅ…何をきかれるか…でもそうでもしないと何も進まない…
優衣「わかった。じゃあ望君が今住んでいるところに連れて行ってほしい。」
文「わかりました!ではついてきてください!!」
カラスはそういうとすぐに飛び出した。
優衣「ちょ、速っ…」
私はついていくこともできないので『マグネットクロー』でくっついていくことにした。
数分後。山、森の中のなかなか大きなログハウス…なのにいろいろこの世界ではハイテクな家がある場所へ到着した。
優衣「ここが…」
文「はい。望さんの家です!他に何人か住んでます。私もその何人かの一人です。」
そうか、ここが望君の家…
優衣「お邪魔します…」
文「え!そんな勝手に!?」
私は玄関のドアを開けて中に入る。
優衣「ここが望君の生活してる…」
私は感動する。初めて望君の生活空間、プライベートな部分に触れているから…
にとり「誰!?…あ!お前は!」
椛「何事です!?」
そこに二人、一人は変な犬的な奴。もう一人は…
優衣「…あの時のちびっ子…」
にとり「お前は望誘拐犯!!」
あの時の姿を隠して望君を連れて行こうとしたあのちびっ子だった。
にとり「また望を誘拐しに来たんだな!この場でせいb「違う。」…え?」
私は否定する。誘拐しに来たわけじゃないもの。
文「そうなんですよ。そうではないみたいですよ。」
椛「どっちなんですか…」
優衣「もし誘拐とかしようとしてたら殺してくれても構わない。」
にとり「そうなの…わかった。あ、でも今望はここに居ないよ?」
それはわかってる。さっきまで会っていたんだもの。
優衣「私もここに住まわせて欲しい。お願い。」
私は頼み込む。しろといわれたら土下座してもいいくらい。
にとり「むぅ~…私一人じゃ決めれないなぁ…」
文「私はいいと思うのですが…」
椛「う~ん…とりあえず望さんが帰ってきたら決めてもらえばいいのでは?」
文・にとり「それだ!」
ということで私はここに帰ってくるまでここに居ることになった。
自己紹介やらいろいろ話していたらもう夕方になった。そのころに…
椛「そういえばそろそろ那波さんを迎えに行かないと…」
にとり「あぁ~もうそんな時間なの?いってらっしゃい。」
そういって椛は出て行った。
優衣「那波…あ、望君の幼なじみの…」
いつもそばにいるあの女ね…
優衣「あの子もここに住んでるのね…」
文「そうですね。ちなみに最初は狛さんもここにいたのですが今は修行のために出ています。」
なるほど…幼なじみ二人も幻想郷に居たのか…
と、話しているところに…
慈紅「っと…ここは…」
なんか変な男が来た。いきなり、目の前に。
文「!?あ、あなたは!?」
にとり「いきなり何者!?」
慈紅「いや、僕は怪しいものでは。僕は皆賀慈紅、ここには紫の紹介で来のだが…ここは?」
皆賀慈紅…たしかうちの学校の…
優衣「弓道部副部長…」
慈紅「おや?僕の肩書きを知っているということは同じ学校の生徒ですか。」
なるほど。ホントにそうだったの。
文「紫さんの?ということは信用できますね。ここは望さんの家ですよ。私たちはここに居候、他です。」
慈紅「そうですか。ここが御願の…いや。ふむ…紫は何を考えてここに…」
優衣「何も用がないなら帰れば…?」
うん、帰ればいい。少しでも私と望君が話せればいいの。
慈紅「ふむ…そうだな…じゃあ少しだけ御願と話させてくれ。」
む…望君と話すなんて…
文「そのうち帰ってきますのでもう少し待っててください。」
…はぁ…私との時間……
そうして話しながら時間をつぶしていると…
那波「ただいま~♪」
椛「ただいま帰りました~。」
椛が帰ってきた。望君の幼なじみの女を連れて。
にとり「おかえり~♪」
文「おかえりなさい。」
二人がリビングのほうへと入ってきた。
那波「な!あなたは!」
やっぱり…椛…話といてくれればいいのに…
那波「なんでここに!?」
優衣「ここに住まわせてほしいの。もちろん誘拐とかそんなことはしない。純粋の望君のそばに痛いだけなの。お願い。土下座しろっていうならするわ。」
これだけ誠意を見せればこの子もいいって言うはず…
那波「う…それは…」
その話をしていると玄関から音がした。
望「ただいまぁ♪…あれ?お客さんいるの?」
望君!帰ってきた!♪
望「あ、那波ちゃんもおかえり。あと優衣ちゃん?どうしてここに?」
優衣「あ、えと…ここに住まわせて欲しい。お願い。」
そう言って私は頭を下げる。
望「あぅ…えと…とにかく頭をあg「答えを聞くまであげない。」えぅ…じゃあ…いい…よ?」
む、なんで最後疑問…
那波「そんな!いいの!?こんなの家において…」
慈紅「まぁいいんじゃないのか?」
望・那波「先輩(副部長!)いたんですか!?」
…フォローはありがたいが出てくんな…
望「う~僕はいいとおもうんだけどな…」
那波「私はだめ!信用できない!」
慈紅「もしなにかするくらいだったらここに御願が来た地点で動いてると思うが?」
そう。私なら多分そうしてる。
そう思って私はうなづく。
那波「うぅ~…」
望「(そうだ♪)そんなに優衣ちゃんと居たくないなら那波ちゃんが出て行ったらいいんじゃない?」
あ、それは名案。
那波「それはいや!!望ぅ~出ていけなんていわないでよ~…」
望「はは♪ゴメンゴメン。でもこんなに頼んでるんだし。いいよね?はい決定♪遅くなったけど晩御飯作るね。あ、先輩も食べます?」
慈紅「う~ん…まぁ他に用もないしいただこう。」
そうして望君は奥へと入っていった。
那波「うぅ…望は渡さないから…。」
優衣「…それなら負けない…」
私とこの子は今、このときから犬猿の仲に…
望「あ、二人とも、僕の近くで喧嘩とかしたらでてってもらうからね♪」
ならず。…望君…結構子悪魔…あ…でもそれも可愛い♪
これで、めでたく私は望君の家に住むことになった。
優衣「…幸せ…かも♪」
さぁ~望家に住む人が一人増えましたね~。
あ、ちなみに慈紅さんは今は小旅行なので帰ってしまわれますのであしからず。
さて、次回も番外にしようかと思ってます。といっても個人の話ではないので^^
ではまた次回お会いしましょう♪
P.S.
何かリクエストあったら感想他etcに^^ノ