食生活と風土病
レナ・カサルとエマルドの城塞都市では汚染を恐れて地下の食物プラントで作ったものを食べてます。
日常食としてカロリーメイトや宇宙食を食べているようなもの
レナ・カサルの上級市民だったマーサやミオは立場的に料理を作ることはなく、またまともな料理というものをシル・ストアに来るまで食べたことがありませんでした。
植物プラントで作ったものは優秀ですが人が必要とする全ての栄養を満たしている訳でなく
それがエマルドの風土病に繋がっています。
江戸時代の脚気の様なものでしょうか?
ep24で出てくる特効薬のルドナ草はこの不足する栄養素を多量に含んでいます。
大災害前は庭やベランダで育てていて料理の前に摘まんで入れていました。
ハーレンでは皆開き直っているので食物プラントで作っているものは非常食、防災食、携帯食の扱いで上級市民といえど日常的に食べることはないです。
それでも食材の豊富さで外周区に負けてます。
ep16の昔の料理再現ですが、ゼンの若い頃は大災害前の料理を知っている人が多くいました。
彼らからの聞き取りを元に落ち着いた頃から息子のガイやギルと始めたことが佳澄の世界の記憶を持つジーンが加わったことで加速してます。
ジーンの魔改造で元の料理よりも数段美味しくなってます。
第一章時点で一番食文化が発展しているのはヤーレ、次点でギルのいるデ・カサル、海洋国、ハーレンの他の都市が続きます。
レナ・カサルではデ・カサルを除くと何でも屋ギルドの本拠地であるゼ・ドナが頭一つ抜けています。
この街は元々城塞都市ではなく食物プラントもありません。
第二章はレナ・カサルが舞台で何かと行くことの多くなるであろうレア・マーデは料理が美味しくないのでシル・ストアの面々は野営か自炊可能な宿に泊まってます。
それでも周辺に農村があるだけ他の都市に比べれば格段に美味しいのですが。
一番不味いのはエマルド大陸
元々は被害がなく昔ながらの食文化を保っていたのですがモンスター被害発生による恐怖から人口が都市に集中、結果、豊かな食文化は失われる一方です。