エピソードタイトル(not作品タイトル)について色々と
『そもそもエピソードタイトルいる?』
いる(鉄の意志)。
作品によっては通し数字だけとかの場合もありますが、読む側としては本文を読み始める前に助走をつけるような意味も込めて、個人的には簡素でも良いので何かしらエピソードタイトルを付けておいて欲しいなあと思っています。
その回の内容について要約していたり込められた意図を表していたりと様々ですが、エピソードタイトルもまた作品の一部、場合によっては作品の顔の一つにもなり得る要素だとも思うので。
でも内容をさらけ出し過ぎると怖さや謎が薄れかねないホラーやミステリー等では、通し数字のみの方が雰囲気が出ていて良いこともあったりするのが難しいところで。
タイトルはいるけど、どんなタイトルにするかは作品の雰囲気や作者さんの意図によって変える必要がある。
それだけの話なのかもしれませんね。
『エピソードタイトルに「第〇話」を入れる?』
「〇話辺りで××へ出発した」とか「△話辺りで□□が加入した」みたいに何となく作品全体の流れを掴みやすくなる気がするので、個人的には入れておいた方が良い場面が多いんじゃないかな? と思っています。
「これどの辺で起きたことだったっけ?」という疑問にも上記のような解を示しやすいですし。
ノベプラだとそもそも連載作品にはデフォで通し番号が付くようになっているようなのであまり必要無い配慮かも知れませんが、他の場所でそういう機能が無い場合は導入するかどうか一考の余地があることかも知れません。
ただもし付け間違い等で話数が被ったりズレたり、話と話の間に追加エピソードを挟もうとする場合は、以降の話数の修正が割と地獄なのでそこは注意が必要ですね(一敗)。
『個人的にちょっと苦手なタイプのエピソードタイトル』
上記で挙げてきたように割と自分が一話ごとのエピソードタイトルに意味を求めがちなこともあって、
「同じエピソードタイトルが繰り返し続くタイプ」
が苦手だったりします。
例えば
「王都へ①~⑥」
「異変の兆候①~⑤」
「襲撃①~⑧」
みたいな感じのエピソードタイトルですね。①~③くらいならまだしも増えれば増えるほどちょっと苦手。
何と言うか「どんなことが起きるのか?」とか「この一話でどこまで進展しそうか?」みたいな、本文を読み始める前の心の準備が出来なくてちょっと尻込みしちゃう気分になってしまうと言いますか。
もちろんこうだったら絶対読まないということではありませんが、
「王都へ:準備」「王都へ:思わぬ再会」
みたいにちょっとだけでも何か付け足して欲しい感はありますね。
思い出したことを大体語れたので今回はこの辺で。
レビューについて色々書いていた時に思い出したことの内の一つなので、今後もこんな感じで思い出しつつ考えをまとめられると良いなあ。




