まさかの再会-2
馬車に乗った俺たち
「暇だね〜」
「そうだな」
馬車に乗ってからずっと超広範囲探知をし続けている
まあいないことに越した事はない
「カイン暇〜」
「そうだな〜やること無いな〜」
EXランクの職業で出来ること〜創焉?
それで何を創る?って話なんだが回復ポーションを創っても体力多すぎて減らないから使わないし自分で回復出来る
魔力ポーションもほぼ同じ理由でいらない
状態異常も自分で解けるから必要無し
・・・暇だ〜収納は時空間魔法で必要ないしそれにイリスがミミックだから収納出来る
そうだ!テント作ろう!
「イリス!これからテントを作るんだけどお前のいる?」
「カインと一緒!」
「わかった」うん!知ってた
【テント:神】
無限拡張
レイアウト自由化(布団、ソファ、ベット完備)
快適空間
防音
ワオ!凄い!
それから何事もなく一日目終了
もちろん夜はさっき創ったテントでイリスと2人で寝た(添い寝)
翌日も特に何事もなく終了
三日目
「あー腰痛い!」
「長いことずっと座っているしね〜」
「そろそろ身体動かしたい!」
「運動?」
「動いてる馬車の中で?」
「無理か!」
「いやそうでもないみたいだ!」
「何かあった?」
「探知に引っ掛かった。ワイバーン×15すみません!御者さん止まってください。」
「どうしたんですか?」
「ワイバーンが15体来てます。」
「!?わかりました。」
「中で待っていてください。」
「はい!」
馬車内
「どうした?」
「ワイバーンが来たそうです。」
「何!?」
「ワイバーンなんて護衛のガキで何が出来るんだ?」
「中で待っていてください。っと言われたの来ただけです。」
馬車の外
「おー来てる来てる!」
「いっぱいいるね〜」
俺は極神弓を構えた
「落ちろ!」シュン!!ドドド〜
カインの放った矢は空高く跳び矢の雨に変わった
ギョア〜!!!!!
矢の雨はワイバーンに降り注ぎ15体全て落ちた
落ちている最中に全て時空間魔法で収納して終了
さて!
「終わったので大丈夫ですよ!」
俺はワザとワイバーンを全て空間内から出して聞いた
「これ!どうしますか?」
「解体して売ってくれないか?」
「わかりました!」っと技神で速攻解体した
「ではどうぞ!でいくらになります?」
『・・・』商団全員唖然としていた
「す凄いな」
「そうですか?」
「そうです!凄いです!」
まあそんなこんなでしばらく馬車に揺られていると
「着いたみたいだな」
「そうなの?」
そして商国に入った
「本当に助かりました。護衛依頼を受けていただいて」
「では!」
「バイバイ〜」
冒険家組合・商国支部
「依頼達成です。報酬は組合証に入金しますか?」
「お願いします」
「じゃあどこか行こうか」
「あ!すみません!待ってください!!」
「はい?」
「実は受けていただきたい依頼がありまして」
『 Aランク依頼
西の村近くにアトランタの遺跡がある
そこに呪いの剣が二振りあるのだが処理してほしい
報酬白金貨50枚 』
ふ〜ん面白そうな依頼だ
「じゃあ受ける?」
「行く!」
依頼を受けた
遺跡
「おー暗い!」
「見づらいね!」
しばらく遺跡を探査していると
「これか?ってえ!!」
「なに?」
マジか〜二振りの剣っていう時点で気付けばよかった
【名前】エクスカリバー
【年齢】error
【種族】聖剣
【称号】聖剣
【レベル】error
【耐久力】MY
【物攻】MY
【物防】MY
【魔攻】MY
【魔防】MY
【俊敏】MY
【名前】エクスキャリバー
【年齢】error
【種族】神剣
【称号】神剣
【レベル】error
【耐久力】MY
【物攻】MY
【物防】MY
【魔攻】MY
【魔防】MY
【俊敏】MY
そうかここは俺が死んだ場所だったのか
ガタガタ!!
いきなり二振りの剣が俺に向かって飛んで来た
『おかえり!!』
ガシ!
「2人ともただいま!」
そうこいつらは俺が勇者なんて呼ばれていた時代の相棒達(聖剣・神剣)なのだ
「寂しかった〜」聖剣エクスカリバー
「ようやく会えた〜」神剣エクスキャリバー
「???」イリス
なぜエクスカリバーが二本あるかって?
実はエクスカリバーは二本あったんだ!
片方は壊れて再び精霊の泉で彼の英雄が受け取ったとかなんとかでエクスカリバーは二本になった
片方は神剣エクスキャリバーとなり
もう片方は聖剣エクスカリバーとなった
とは言っても同じ剣なんだけど。
ある意味、双子剣なんだ
シュルシュル〜シャッキ
柄が俺の腰に二つ付いた
片方は聖剣もう片方は神剣が収まった
「やっぱり!」
「ここが!」
『落ち着く!』
・・・
「いきなりなんなんですか!」
『???』
「イリスこの子達はねかなり昔に俺は使っていた意思を持った双剣なんだ」
「そうなの?」
「ああ、まあ色々回収してからここ出よう」
ガタガタ
「うん?」
ビュン!
カシ!
「石?」鑑定した
【レイナの意志】
かつて世界を支配しようと企んだ魔王の魂
ピキピキパキ!ピーン!
「勇者カインよ!」
「お前は?魔王か?」
「そうだお主に頼みたい!」
「なんだ?」
「我の使っていた剣をお主に託す!」
「はぁ?」
訳がわからん
ピカー
何かが俺の中に入った
【魂霊剣レイナ】
レイナの意志が込められた形の無い剣
意志が剣となり具現化する
なんだ?
形の無い剣?
どういうことだかわからない
まあいずれわかるだろ
っということで街へ戻った
組合ギルドマスター室
「終わりましたよ?」
「そうかできnえ!?終わった!!」
「この子達です。」
「その二振りの剣が」
「呪いの剣ってどういうk意味だったんですか?」
『え!?私達呪いの剣だと思われてたの??』
『聖剣(神剣)なのに!!』
「ああ実はその剣に触れる事ができなくてな」
「うん?さっきその剣、話して無かったか?」
「こいつら双神聖剣エクスカリバーだよそりゃ〜意志を持っているに決まっているだろな!」
『うん!』
「じゃあ報酬くれ!」
「わかった白金貨50枚!」
「ありがとうな」
じゃあこれからどこに行くか