ふたたびのオオカミ
その山には何かがありました。
唐突に、何も分からないままにその山の中で目を覚ました者達は、獣の形をしていましたが、獣とは全く別の何かとなっていました。火花を散らす、風を操る、弱い雷を体から流す、などなどと、そんな超常の力と共に、獣よりもはっきりとした意識を持っていました。
その全く別の何か達は数少ない仲間達と共に、遠くに集落を作っている人間という得体の知れない生物に恐怖を抱きつつも、静かに温かく、暮らしていました。
その何かの力に疑問を抱きながらも、青い空と風に揺れる緑の中で、毎日を生きていました。
■週一、土曜の11時に投稿して行こうと思います。
唐突に、何も分からないままにその山の中で目を覚ました者達は、獣の形をしていましたが、獣とは全く別の何かとなっていました。火花を散らす、風を操る、弱い雷を体から流す、などなどと、そんな超常の力と共に、獣よりもはっきりとした意識を持っていました。
その全く別の何か達は数少ない仲間達と共に、遠くに集落を作っている人間という得体の知れない生物に恐怖を抱きつつも、静かに温かく、暮らしていました。
その何かの力に疑問を抱きながらも、青い空と風に揺れる緑の中で、毎日を生きていました。
■週一、土曜の11時に投稿して行こうと思います。
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