表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

嘘つきスイートピー♪

作者: 暁 みりん

いつもの朝、何気ない朝、私は起きる……


私の名前は暁 みりん、17才の高校2年生……

今日こそ大好きなあの人に告白をする!!


私が彼を好きになったのは去年の事、新しく高校1年になって、友達もいっぱいできる…はずだったのだが

入学早々、季節外れのインフルエンザにかかり1週間寝たきりになり、この先が暗雲が立ち込める…………予想は的中し、1週間の間でみんな仲良しのグループの輪を作っており、とても……入りづらい………

もう一生ぼっちなのかと思ってた時、救いの手が差し伸べられた

「君、風邪で休んでてた子だよね?よかったら名前とか趣味とか教えて欲しいな」


こんな私に話しかけるなんて、一瞬、神か何かかと思った、そう言うのも私の見た目はロングヘアーで何処と無く暗く(周りからはそう見えるらしい)声が小さいと言われる、そんな私に声をかける彼の名前は

三神(みかみ) (じん)私は彼に一目惚れしたのだ……


私はみかくん(三神 陣のあだ名)と仲良くなっていき、今では一緒に遊ぶ仲にまでなっている、だけど

みかくんは楽しそうではなかった、

私が「私といると楽しくない?」と聞いてもみかくんは

「そんなことないよ!楽しいよ」とゆう……

多分、みかくんは無理をしている、そんな気がした、だから私はみかくんと遊ぶことが少なくなった

だけど、彼のことが忘れられなく、今にいたるのだ

いつも告白しようと思っても、もし彼が断ったら、もし彼に他に彼女がいたら、そんな事を考えてると心が痛くてとても告白する気にはなれない、そのせいで1年間もモヤモヤした気持ちが続いてるのだ、だけど…今日こそ告白するんだ!みかくんに!

私たちが通ってる学校、私立 杏高等学校、ここはとても大きな学校で、生徒数は1200人ととても生徒数が多い高校でも有名である、私はその高校の2年6組にいる、大体、1学年に12組まであるから最初は驚く


そして三神 陣こっみかくんも私と同じクラスなのだ



今日こそ告白する!


そして何気なく、いつも通り授業を受け、放課後になるのを待った………


そしてその時が来た、私はみかくんが帰る前にみかくんに

「話したい事があるから待っててもらってもいい?」とだけ言った、そして掃除が終わり、部活も終わり

夕暮れのもうすぐ真っ暗になりそうな時、みかくんに自分の気持ちを伝えようとした


「わ、私!みかくんの事をずっとずっと友達だと思って来たけど……やっぱり!」と言った時だった…

「それ以上は言わないでくれ!俺は、俺は、それを言ったら俺は……」

彼は悲しそうな声で言った、それもそのはず、それを言ってしまったら元の関係に戻れないから…

でも私は……!


「最後まで言わせて!私は、みかくんの事が……大好き!だから…たから!付き合ってください!」



一瞬、時が止まったように思えた、もう未練はない、この関係が崩れても私は自分の思いを伝えれた、だから、もういいよね?


「え……?俺の事が好き……なのか?」

彼は不思議そうな感じでいた


「そうだよ、みかくんの事が好き……だよ?」

私はもう一度言った、死ぬほど恥ずかしかった


「俺はてっきり、一緒にいてもつまらないから絶交しようとか言うのかと……」


「そ、そんこと言わないよ!むしろ私の方こそ、いつもみかくんを退屈にさせて、つまらなかったよね?いつも私といると目をそらしてたし、絶対嫌われたと思ってた」


周りは真っ暗になり、私とみかくんの声だけがする


「つまらないわけないじゃないか!むしれ楽しかった!だけど半年くらい前かな、みんなでキャンプに行った時の事覚えてる?」

覚えてる……忘れるはずがない、私が一番楽しかった思い出だから

「あの時から暁ちゃんのことを意識し始めちゃって一緒に遊んでても顔も見れないほど意識して、俺はどうしたらいいか悩んだ、しかも最近は遊びに誘ってもらえなくなって、嫌われたのかと思ってた」


私がみかくんを嫌うはずがない……と言いたいが声がでない、涙が出てて、それをこらえるのに精一杯だった


「でも……暁ちゃんがそんな風に思ってくれてたのなら」


いいよ……付き合おうよ


私はこらえてた涙が出てきた、それはもう一生分の幸せだったように感じた


私はずっと泣きっぱなしだった……

ずっとずっと泣いていた、休む暇もなく泣いていた…



気付いたら、彼の家にいた、もう夜の9時になっていた


「ん、目が覚めた?」


うん……


あれは夢じゃないよね?


「あ、渡し忘れてたけど、ほら、暁ちゃんにプレゼント、今日、誕生日でしょ?」


そういえば今日は誕生日だった、告白の事で頭がいっぱいだったが4/1日は私の誕生日だ…


「あと、さっき、暁ちゃんの親に電話して、結婚のokももらっちゃった」


えええ!けけ、結婚!


「今さっき付き合ったばっかりなのに結婚とか早いよ!」


みかくんはクスッと、笑い出した


「もう一つ、今日は何の日だ?」


あ……私はすぐにわかった、今日はエイプリルフールだった、少し騙された悔しさと……


それが本当にあって欲しいなとゆう思いが出てきた…


この幸せがずっと続くといいな


この幸せが永遠でありたいな


本当に今日は、嘘つきスイートピーだ……






作者コメント


いやぁ、初の短編なんで緊張しました……

あと主人公の名前に僕の作者名がありますが

作者は男ですよ?勘違いはしないでくれぃ


では!連載中の小説の方でまた会いましょう( ´ ▽ ` )ノ


解説

嘘つきスイートピーの意味


嘘つきは4/1のエイプリルフールのこと


スイートピーは花言葉で永遠の喜びとゆう意味です


杏高校の杏について


杏の花言葉は臆病な愛とゆう意味で、つまり主人公の暁 みりんのことを表しています


今回の短編小説はどうでしたか?

また来年、エイプリルフールが来れば書きたいと思います


ぜひよければコメントをお願いしますd( ̄  ̄)

改善点なども見つけていこうかと思います



ではまたどこかで♪

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ