プロローグ
プロローグ
魔王率いる魔物の軍勢と勇者一行は廃墟となった王都アルカンシエルにて最後の戦闘を開始した。
どちらも戦力的にこれ以上の交戦は厳しい現状である。
この一戦次第では戦争に終止符を打つであろう。
両者の激突により多くの死傷者が出ているのである。
戦場
魔王は勇者に語りかける
「ふふふ…ここで最後の決着をつけるとするか勇者よ」
勇者もそれに答えながら剣を構える
「これ以上の被害はだせない…ここで決着を付けよう」
両者の魔力がぶつかり合い、周辺の建物を破壊していく
人間・魔族の両軍も戦場のいたるところで戦闘をしていた。
そして…不運にも一人の僧侶が勇者と魔王の近くまで来てしまっていた。
「う~前線に送り込まれるし、本隊から離れてしまうし…帰りたい」
「人材不足だからって前線に行き成り配備とかひどすぎるよ~」
今にも泣き出しそうな僧侶ラク・ディールはなるべく戦闘に巻き込まれないように隠れながら移動していた。
一方勇者と魔王
勇者と魔王は両名が持てる最大の魔法を放つ構えをとる
魔王は言いながら魔力を高めていく
「さて、勇者よ、このままでは決着がつかないな」
勇者も答えながら魔力を高めていく
「これで終わりにしましょう」
魔王は微笑みながら語りかける
「くくく…お互いに最大技を撃ち合うか…どちらかが死ぬか」
勇者は答える
「両方とも死ぬか…だが刺し違えても貴様は止める!」
「面白いぞ、勇者よならば死ぬがよい」
「俺だけでは逝かぬ…貴様も道ずれにする」
勇者と魔王の両名の魔法がぶつかり合う。
その結果光の柱となって周囲を飲み込んでいくのであった
…逃げ遅れた僧侶ラク・ディールを巻き込んで。
今回初SS投稿になります。誤字脱字とか多いかもしれません。
書いてみると話が脱線したり、物語が進まなかったりです。
他の投稿者さんはすごいと実感しました。