一話 きっかけ
思いつき~
佐々木麻貴という名前はu17さんからのクリスマスプレゼントとしてもらったものw
僕の名は歌見詩音。
中三で169㎝位のあまり社交的ではない男子生徒。K県Y市の某中学校に通っている。
今は放課後で僕の通う学校は、部活動が盛んだが今のところ無所属だ。
なので今教室のある4階から下駄箱がある1階へと向かっている。
と、吹奏楽部の奏でる音とは全く合わない音が聞こえる。
...誰か...泣いてる?
1回に到着した辺りから聞こえていた音の在り処を探す。
すると階段の影で誰かが泣いている。女子か?
何処かで見たことのある気がする。それも最近。
近づくと正体がわかった。___佐々木麻貴さんだった。
佐々木麻貴・・・同じクラスで生徒会長を務めている。
科学部部長。...そして僕の好きな人。
どうやら向こうもこちらに気づいたようだ。
とりあえず何も言わずに一度も使ったことの無い新品のハンカチを渡した。
彼女はそれを受け取り涙を拭いた。
少し経ち冷静になった彼女は何かを思い出したように走り去っていった。
あ、ハンカチ。
まぁいっか。
でもなぜ泣いてたんだろう?
今まで彼女の弱いところを見たことが無い。
「まぁいいか」
そうつぶやき、詩音は校舎から出た。
女性主観の場面は代筆を頼むことがあるかもですw