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2024年9月4日

腹部に吐き気を抱えたまま三日が経った。

脳は食欲の信号を出していないし、体も食べ物を欲していない。

この数日は固形物は食べておらず、水と毎月届くパイナップルジュースだけを飲んでいる。


風呂には何日も入っていない。

いつから入浴をしていないかわからないが、体は経験したことないほどにギトギトとしている。

きっとかなりの日数、入浴をしていないのだろう。


しかし何も感じない。

すでに不快感すら覚えられない体になっていた。


目は開いているが視覚情報を脳が処理できない。

自分の網膜に届いたは光の情報は、視神経を通じて脳に来ているはずだが、何を見ているのか私にはわからない。

目は開いているのに、頭の中は瞼を閉じたときと同じほどに感覚が遮断されている。


私は起きているのか、それとも眠っているのか。

私は生きているのか、それとも死んでいるのか。


光の届かない深海で、上下がわからぬままに流されている。

そんな感覚だ。


唯一、永遠と続く吐き気だけはしっかりと認識できている。

きっと私はまだ生きている。


治るか、終わるかどちらかにかしてくれ。

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