24話
耕之助「最近あった大量の死人…あの村の人だったんじゃないかな。そしてここは黄泉の国へ通じる三途の川…みたいなものなのかな」
リル「コーノスケ…何言ってるのかわからないよ」
耕之助「僕も仮説に過ぎなかった。でもそれなら全部納得がいく」
リル「それじゃ私たちは…どうしよう」
耕之助「戻ろう、僕たちの世界へ」
―
リル「すぐ出てこられたね」
耕之助「入る時はあのお爺さんについて行ったし、帰りも喋りながらだったからかもね…」
リル「でも…どうしよう。また行く当ても無くなっちゃったね」
耕之助「…そうだね」
―
耕之助「うん…どうしようか」
リル「一回戻る…?」
耕之助「そうだね…どこか安全なところに…」
リル「コーノスケ?どうしたの?」
耕之助「急に力が…はいら…な…」
リル「コーノスケ?コーノスケ!?」
意識が泥沼の中に沈んでいく…。
―
暖かい。懐かしい匂い。
ここは…どこだ?
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リル「やっと目が覚めたね!」
耕之助「どうしたんだその怪我!」
リル「えへへ…ちょっと無茶しちゃったかも」
耕之助「怪我の処置をしなきゃ…体が動かない…」
リル「コーノスケも無理していたんだよ。大丈夫。大したことじゃないから」
耕之助「せめて傷口を洗わないと…」
リル「そう…だね」
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耕之助「はぁ…情けない」
リル「これ…美味しいかわからないけど…」
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耕之助「うん、美味しかったよ。ありがとう。リルもしっかり休んでね」
リル「うん!」




