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演劇、声劇用台本集  作者: E縞パンだ
1/4

因果応報

 上映時間20〜30分程度


 男2〜3 不問1〜2 最低三人いれば声劇なら出来ると思います。


登場人物


 先輩(今田)男

 後輩(吉田)不問

 社長(山田)男

 詐欺師 不問(兼ね役)

 神父 男 (兼ね役)

 寿司屋 不問 (兼ね役)

 借金取り 男 (兼ね役)

 警察官 不問 (兼ね役)



 0:事務所

 デスクが二つと椅子が三つ

 デスクの上に電話と小さめの電話帳


 0:椅子に座る先輩

 ドアから後輩入場


 後輩:おはようございまーす! 今日も1日元気に詐欺りましょー!


 先輩:おう、おはよう。もうちょっと挨拶の仕方考えようか


 後輩:えー、なんでですかー、人が折角やる気出してるのに。そうやって人の気持ち考えない発言ばっかりするから先輩モテないんですよ、ホント反省してください


 先輩:俺そんなに言われるような事した!? 何なの? 出だしから辛辣すぎない!?


 後輩:大袈裟だなぁ、日頃から思ってる事言っただけですよー


 先輩:俺は今後どうやって君と接していけばいいのかなぁ


 後輩:今まで通り仲良くしてください♪


 先輩:仲良くの定義を今一度考え直そうか


 0:社長奥から登場


 社長:君達はいつも仲が良いねぇ


 先輩:はっはっは。社長の御目は節穴でいらっしゃる


 社長:何か言ったかね?


 先輩:いえ、何でもありません


 後輩:おはようございます社長! 本日も1日宜しくお願いします!


 社長:うん、おはよう。今日も元気でいいね。ただ、うちは飽くまでもお客様の善意に漬け込んでるだけだから、詐欺だとかその手の発言は慎むようにね


 後輩:はい社長! 気を付けます!


 先輩:態度違いすぎない……?


 後輩:長いものには巻かれる主義なんです!


 社長:うむ。素直で宜しい!


 先輩:職場変えようかなぁ……


 後輩:もぅー、そんな鬱々してたら取れる案件もとれませんよ!


 先輩:うん、君が原因だからね


 後輩:てへへっ


 先輩:うん、言うだけ無駄だね


 後輩:さぁ、それじゃ今日はどうします? どこから狙っていきます?


 先輩:ちょっとは気にして欲しいなぁ。取り敢えず今日はここから行こうか


 0:先輩電話帳の一部分を指差す


 後輩:はーい、了解でーす


 0:電話を手に取り掛けだす後輩


 後輩:もしもし、私三田サービスの吉田と申します。お忙しい所すみません。以前お客様がご利用になられたアダルトサイトのお支払が滞っていまして、再三ご連絡させて頂いたもののお支払が無かったという事で、サイト管理者の方から委託を受けてご連絡させて頂きました。このままでは裁判となってしまいますのでその前にお支払頂けませんでしょうか? …………


 先輩:しかし昨日の爺さんは楽でしたねー、あんなにストレートにいったの初めてですよ


 社長:そうだねぇ、近頃の若者達は疑り深いからねぇ。あぁいう純真さみたいなのが欠けてるね。もっと他人を信用して生きていける世の中になってほしいものだ


 先輩:毎回あれぐらい楽ならいいんですけどねぇ。一時期流行っちゃったせいで警戒心強い人の方が多いですから


 社長:嘆かわしいことだ。全く日本は今後どうなってしまうのか


 先輩:引っ掛かる人がいなくなったら僕らおまんま食い上げですからねー。そろそろなんか別のネタ考えます?


 社長:うむ。何かいい案はあるかな?


 先輩:電話関係は大概やりましたからねー。対策もバッチリ練られちゃってるし、うーん


 社長:あ、あれなんかどうかね。最近流行ってるだろう。ほら、商品を勝手に送りつけて料金を払わせるやつ


 先輩:あー、あれもあんまり成功率高くないって話ですよ。拒否しちゃえばそれまでですし


 社長:ふむぅ、ではマルチなんてどうかな。あれも儲かるんだろう?


 先輩:それこそ失敗しますよ。サクラも複数必要ですし。そもそも僕ら人数が少ないから、電話にしたんじゃないですか


 社長:そういえばそうだった。最初の頃が懐かしいね。右も左もわからず、よく通報されたものだ


 先輩:よくそんな懐かしめますね……。僕は二度と御免ですよ。あれだけで寿命が数年縮まりました


 社長:若いんだからいいじゃないか。ふむ……。ある程度資金も稼げた事だし、金貸しを初めても良いのかもねぇ。君もそろそろ安定したいだろう


 先輩:それを安定と言える社長が凄いですよ……。でもそうなるとその筋の人達と嫌でも関わんなきゃいけないですよね。怖いなー


 社長:大丈夫大丈夫、彼らカタギには優しいよ


 先輩:カタギじゃなくなるから怖いんですよ!


 後輩:はい、はい、畏まりました。いえ、ありがとうございます。はい、こちらこそ宜しくお願いします! 失礼します


 0:電話を切る後輩


 先輩:おー、お疲れ。どうだった?


 後輩:はい! 50万円で布団を買う事になりました!


 先輩:はぁ!?


 後輩:いやー、世の中捨てたもんじゃないですねー。捨てる神あれば拾う神ありって感じ? いい買い物したなー


 先輩:まてまてまて! なんだ話が見えない、何が、どうしたって!?


 後輩:いえね? いつも通り未払いの料金払ってくださいって話してたらあちらの職業の話になりまして。なんでも営業で布団売ってるらしいんですけど、これも何かの縁だってイチオシの羽毛布団定価の半額で譲ってくれる事になったんですよ。悪いかなーと思ったんですけど折角のご厚意を無駄にするのも申し訳無いじゃないですか。丁度新しい布団欲しかったし買っちゃいました!


 先輩:騙されてるよ! 定価が百万の布団ってどんだけだよ! それは厚意じゃなくて悪意! 悪意の塊! 騙す側が騙されてどうすんだよ!


 後輩:駄目ですよー、人の好意を蔑ろにしたら。そんなんだからモテないんですよ


 社長:騙すとか人聞きの悪いことは……


 先輩:うるさいよ!! 俺がモテないのはもうわかったから! いや、そうじゃない! 違う! 布団が五十万っておかしいだろ!? もっとよく考えて!


 後輩:ウォーターベッドのいいやつって百万以上するんですよ? それ考えたらこれぐらい安いですって。大体ね? 人生の内三割は寝てるんですよ。だったらその三割を有意義に過ごす為にお金を掛けるのは決して無駄じゃないと思います。高い買い物だとは思いませんね


 先輩:俺は何を説教されてるんだよ!! いや、確かにそうかも知れないけど、そうじゃないんだよ! 俺が言ってんのはそこじゃないの!


 後輩:じゃあなんだって言うんですか。早くしてください。振り込みいかなきゃいけないんで


 先輩:今仕事中! いや、考えてもみろ。通常百万の品物を五十万で売るなんて普通あり得ないだろ? 値段設定がおかしいんだよ、ぼったくりだよ!


 後輩:でも投げ売りとか有るじゃないですか。閉店セールとか


 先輩:それはもっと安い値段でしょう!? 半額に出来る時点で元の値段なんてたかが知れてるよ! お前は、今、ぼったくられてるの!


 後輩:けど、この布団他の人にも紹介したら何割かお金が返ってくるって


 先輩:マルチ! 歴としたマルチ! ズブズブじゃねえか! お前なんでそんなに勢いよく底無し沼にはまってんだよ!


 後輩:勢いだけが取り柄です!


 先輩:確かにお前の長所だけど発揮する所が違う!


 後輩:そんな、照れちゃいます……


 先輩:褒めてねーよ!!


 0:社長奥から小包持ってくる


 社長:そうそう、所で今田くん。これ、昨日君が帰った後に届いてたよ。代金は私が立て替えておいたから。給料から天引きしておくね


 先輩:え、俺にですか? てか代引き? ちょ、ちょっと待ってください。俺会社宛になんて何も頼んでませんよ


 社長:そうなのかい? でももう料金は払ってしまったしなぁ


 先輩:い、幾らですか?


 社長:五万円


 先輩:詐欺じゃねーか!! 社長! これですよ、社長がさっき提案したやつ! こうやってお金騙しとるんですよ!


 社長:なんだ、意外と成功するじゃないか。考えたものだねぇ


 先輩:感心してる場合ですか! 社長まで騙されてどうするんですか!


 社長:はっはっは。一本取られたねぇ


 先輩:笑ってる場合か!!


 0:チャイム SE


 後輩:はーい、今いきまーす


 先輩:なんだよもう次から次へと!


 詐欺師:あ、どうもー。こちら三田サービスさんで合ってます? 今田さんにお届け物なんですけど、代金引換なんで、えーと、十万円ご用意お願いしまーす


 後輩:せんぱーい!お届けものでーす!


 先輩:はぁ? 俺に? 誰から!


 0:先輩ドアの方へ来る

 後輩先輩の鞄から財布抜き出す


 詐欺師:科学技術で農業を改革する会さんですね


 先輩:なんて直接的な名前……。いや、悪いけど俺頼んでないですから。帰って貰えます?


 詐欺師:え、でもこちら宛に届いてますんで。受け取ってもらわないと困ります


 先輩:いや、ほんと頼んでないんで、じゃ


 0:先輩ドアを閉める


 先輩:ふぅー、全く油断も隙も……


 0:後輩財布もってドアを開ける

 詐欺師振り向く


 後輩:すいません、失礼しました。十万円で良かったですよね?


 先輩:何をしてるのお前は!!!! つか、おい、それ俺の財布だろ! おい!!


 後輩:はい、じゃあ確かにー。ご苦労様ですー


 先輩:ご苦労様じゃないよ! 違うっつってんでしょ!? さーぎ! これこういう詐欺!!


 後輩:自分で頼んだもの忘れちゃ駄目ですよー。宅配員さんも困ってたじゃないですかー


 先輩:お前絶対わかってやってんだろ!? もういいや、俺今のやつ追い掛けてくるからお前絶対それ開けんなよ!? まじで開けるんじゃねえぞ!?


 0:先輩外へ走り出す


 後輩:社長ー、仕事放棄して先輩が出てっちゃいましたー


 社長:全くしょうがないな。では彼の奢りで出前でも頼もうか


 後輩:いいですね! 私特上のお寿司が食べたいです!


 社長:いいねぇー、じゃあお昼はお寿司にしようか。所でそれ何が入ってたんだい?


 後輩:あ、これですか? なんか野菜の詰め合わせですね。明らかにスーパーで買ったやつそのまま詰めましたって感じの


 社長:ふむ、彼も栄養バランスを考える年か。これだけあるし彼の分の出前は要らなさそうだね


 後輩:そうですね、私達だけで頂いちゃいましょう!


 0:デスクからチラシを取り出し電話をかけ出す後輩


 後輩:社長ー、そこの野菜何か適当に選んどいてください。なんかサラダでも作りますよ。あ、もしもしーお寿司の出前を頼みたいんですけど……


 社長:お、いいねぇ。何がいいかなぁ。レタスは基本としてキュウリと、あと玉ねぎ……ふーむ、悩んじゃうねぇ


 0:先輩息切れしながら戻ってくる


 先輩:はぁはぁはぁ、くっそ足はえぇなあいつ……! クーリングオフだ、クーリングオフしてやる……!


 後輩:はいー、お願いしまーす。あ、先輩おかえりなさい! ご馳走さまです!


 先輩:はぁ? 何が……っておい! 開けんなっつったでしょう!? 何をしてくれてるの!?


 後輩:好奇心が疼いちゃって


 先輩:お前……、お前さぁ……! 社長もなんで物色してるんですか!


 社長:いや、美味しそうでねぇ


 先輩:なに考えてるんですか!


 社長:お腹すいたなぁ


 先輩:お話にならねぇ!


 社長:まぁまぁ、そうカッカしないで


 先輩:カッカさせないでくださいよ……!


 0:チャイム SE


 先輩:今度はなんだぁ!


 0:先輩ドア開ける


 神父:貴方は神を信じますカ?


 先輩:信じてません!


 0:先輩ドア閉める

 チャイム SE 連打

 先輩ドア開ける


 先輩:うるせぇよ!


 神父:幾らなんでもその態度はちゃうやろ。失礼と違う?


 先輩:キャラ統一しろ!


 神父:あ……。貴方は神を信じますカ?


 先輩:おせぇよ!


 0:先輩ドア閉めようとするが神父足を挟んで閉じさせない


 神父:いや、ほんと、後悔させへんから、話だけでも、話だけでも聞いたってや……!


 先輩:結構です……! いい加減にしないと警察呼びますよ……!


 神父:呼べるもんなら呼んでみいや……! マッポが怖くて宗教やってられるかい……!


 寿司屋:あのー、すいません


 先輩・神父:何ですか(なんやこら)!


 寿司屋:ひっ! いえ、あの、お寿司の配達に!


 先輩:寿司ぃ? いや、頼んでないですよ


 0:後輩またも先輩の財布もって玄関へ


 後輩:すいませんー。頼んでます、頼んでますー


 寿司屋:あ、良かった……。間違えたのかと……


 後輩:おいくらでしたっけー


 寿司屋:特上が二人前で一万円ですねー


 先輩:え、なに、今日なんかあるの? っておい! お前その財布俺のだろなにしてんだよ


 後輩:はい、じゃあこれで


 先輩:いや、ほんと何してんの!? 犯罪! 犯罪だぞ!?


 寿司屋:ありがとうございましたー。失礼しまーす


 先輩:いや、ちょ、待ておい! おい!


 0:後輩ドア閉め奥へ


 後輩:社長、お寿司来ましたよ! 食べましょ食べましょ!


 先輩:グルか! お前らグルか!


 後輩:先輩が仕事ほっぽりだして出ていくから悪いんですよー。ご馳走さまです!


 社長:うむ、吉田くんの言うとおりだな。今田くん、ご馳走さま


 先輩:駄目だ、こいつらもう駄目だ……


 0:チャイム SE


 先輩:もうなんなんだよ……


 神父:貴方は神を……


 先輩:まだいたのかよ!


 神父:貴方随分お疲れのようですね。お布施を頂ければその悪い気を払って差し上げマース


 先輩:結構です! さようなら!


 0:先輩ドア閉め、神父諦めて帰る


 先輩:今日は厄日だ……。もう疲れた……


 後輩:お疲れ様ですー、大変ですねー


 先輩:他人事みたいに言ってるけど主な原因お前だからな!?


 後輩:まぁまぁ、ガリあげますから


 先輩:けちくせぇな! 俺の金で買ったやつだし!


 0:チャイム SE


 先輩:もうなんだよ、またかよ……


 0:ドアが激しく叩かれる


 借金取り:山田さーん!! いるのはわかってるんですよ! 借りたもん返して貰えますか!


 先輩:ひぃっ! なに! なんなの!


 後輩:社長、お客さんみたいですよ


 社長:いないって言ってくれ


 後輩:せんぱーい、社長がいないって言ってくれって言ってますー。今私達手放せないんで出てもらっていいですかー?


 先輩:寿司食ってるだけだろ! やだよ! 絶対やくざじゃん! 出たくねえよ!


 借金取り:山田さーん!!! おい!!! いい加減にしろよ山田!!!でてこいや!!!


 後輩:もうー、あんまり待たせちゃ駄目ですよ。しょうがないなぁ。あ、こんにちはー


 借金取り:なんだ、やっぱりいるじゃないですか。山田さん、払うもん払ってもらえます?


 後輩:あ、私山田じゃないんで。社長ー、お呼びですよー


 社長:いないって、いないって言ってくれたまえ!


 後輩:あ、なんか社長がいないって言ってくれって言ってます


 借金取り:山田さーん!?


 社長:にゃ、にゃーお! にゃーお!


 借金取り:……まぁいいや。じゃあお嬢さんでもいいんで、金、払って貰えます?


 後輩:おいくらですか?


 借金取り:きっちり五十万。これ以上は待ちませんよ


 後輩:社長ー、五十万だそうですー


 社長:五十万!? 私は五万円しか借りてないぞ!


 借金取り:あ、山田さん?


 社長:にゃ、にゃーお! ほら、君も一緒に!


 先輩:え、俺もですか!? にゃ、にゃーお!


 借金取り:……猫、増えましたね


 後輩:みたいですねー。うち猫飼ってないんですけど。取り敢えず、お金持ってきますね!


 借金取り:うっす、お願いします


 0:後輩戻ってきて迷わず金庫へ向かい封筒を取り出す


 社長:ちょちょちょ、待ちたまえ! 何をする気だい!?


 後輩:何ってお金返すんですよ。駄目ですよ、借りたものは返さないと


 社長:いや、借りてないんだよ! 私は五十万も借りていない!


 後輩:でもあっちがそう言ってますから


 社長:ちょちょちょ待ちたまえ! って無駄に力が強い!


 0:社長後輩に追い縋るが振りほどかれる


 後輩:お待たせしましたー、こちらです!


 借金取り:はい、どうも。ひーふーみーよー……あいきっかり頂きました。ありがとうございます


 後輩:いえいえ、すみません、お待たせしちゃって


 借金取り:それじゃ、自分はこれで。山田さん! また、お願いしますねー


 社長:二度と借りるか……!


 後輩:今日はお客さん多いですねー


 先輩:あの、社長、あんまりその、気を落とさないで……。取られた分取り返しましょ、ね


 社長:そうだね。金は天下の回りものと言うしね……。うむ、取り返そうじゃないか


 0:チャイム SE


 後輩:はーい、今でまーす


 警察:どうも、こんにちは。私こういう者ですが


 0:警察手帳を見せる


 後輩:え、警察!? ケイサツがなんのご用デスカ!?


 警察:山田さんに援助交際の疑いが掛けられてるんですよ。その件について確認したい事があり伺いました。山田さんいらっしゃいますか?


 後輩:社長! お客様です! いらっしゃいませ!


 社長:ん? 私に客? 一体だれだね……


 警察:どうも、山田さんですよね? 加藤えりなさんってご存じですか? 昨日加藤さんのご両親からご連絡がありまして、お話を伺いたいので署までご同行願えますか?


 社長:わ、私は……


 警察:ご同行、いただけますか?


 社長:はい……


 警察:それでは、失礼致します


 0:警察につれられ社長退場


 後輩:社長も捕まっちゃいましたし、振り込みもありますから私お金だけ貰って帰りますね!


 0:後輩金庫にある封筒もって帰ろうとする


 先輩:いやまてまてまて! って無駄に力が強い!


 0:先輩追い縋るが振りほどかれる

 後輩退場


 先輩:悪いことやめて、田舎帰ろうかな……


 0:暗転

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