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トイレとお風呂

獣人国カバラを目指すアリス達は大森林で夜を過ごす。

ブロロロロ…

獣人国カバラを目指し、大森林を走るラン○ル。


大森林の中にはカバラに続く、馬車が一台通り抜けられるぐらいのあぜ道がある。


両サイドは深い森だ。

「こんな楽しい旅は初めてです」


アイテム売買スキルで買ったカッパえびせんを食べ、ジュースを飲む姫達。


最初はガチガチだったネレイも今は運転に慣れ、コーヒー片手にラン○ルを操っている。


「あぁ…V型6気筒エンジンの奏でる音色…イイ…」

ドライブの魅力にハマったようだ。


ドロシーは爆睡している。


レイチェルはサンルーフから頭を出し周囲を警戒しているが…

その手にはカ○リーメ○トがあり、この栄養補給食がたいそう気に入ったようで、ホクホク顔で齧っている。


森に入って3時間。

「そろそろ、トイレ休憩にしよう」

「「「はーい」」」


レーダーで索敵する。

周囲に危険な動物はいないようだ。



「ちょっと花摘みに行ってきます」


茂みに向かおうとする姫とレイチェルにトイレットペーパーを渡す。


「こ、これは!?」

「アリスさま、これは何でしょうか?」


ケツを拭いたり、おしっこで濡れたアソコを拭く物だと説明する。


「こんな高級品な紙で…」

驚く姫達。


姫や貴族達は羊毛や絹でケツを吹いていたらしい。

ネレイら庶民は葉っぱだ。


ネレイ達にも渡す。

さっそく試してみるようだ。

トイレットペーパーを持ち二人一組で茂みの中に入る。


みんなトイレットペーパーの拭き心地に感動したようだ。


無くなったらまたぜひ売って欲しいと言うので、個人で使用する分ならタダでいくらでも譲ると約束する。


30分程休憩してから出発する。

次はレイチェルがラン○ルを運転する。


俺は助手席でナビとサポートをする。

程なくして、問題なく運転できるようなるレイチェル。


本人曰く

「馬より言う事を聞いてくれて扱いやすい」

との事だった。


またオヤツを食べながらドライブ気分で数時間走る。


ラン○ルのエンジン音に驚いてなのか一度も魔獣に襲われる事もなく、今夜の目的地である野営ポイントに到着した。


んふふ、ここで今夜のメインイベント!

「どこでもトレーラーハウス!!」

約8000万で買った豪華トレーラーハウスをアイテムボックスから取り出す。


「これが…天使の天幕!?」

驚く姫たち。


◇◇◇◇◇

王女アルフレア視点


「これが…天使の天幕!?」

ちょっと小さい貴族の別荘といった感じの建物だった。


アリスさまに案内されて室内に入る…

落ち着いた上質な木材で作られたキャビン。

私の部屋より快適な空間がそこにあった!


小さめでありながら細かい装飾が施された家具があり

左右に三人がゆったり座れるソファーまで完備されていた。


それより何より…

「明るい…」

魔法でも蝋燭でもない柔らかく明るい照明。


設備の説明をするアリスさま

「これがトイレだ。」


そう言うと奴隷のドロシーさんのパンツを剥ぎ取り、変わった形の椅子に座らせるアリスさま。


「ちょちょっ!ご、ご主人さま!いきなりみんなの前で、そ、そんな!!」

スカートを抑えるドロシーさん。


「大きい方はこっちのボタン。小さい方はこっちのボタンを押して、最後は流す」


「ほ、本当にここにするの!?」

陶器で出来た高そうな椅子に座り、不安そうな顔を見せるドロシーさん。


でもそこでして、後始末とかどうするの!?


アリスさまに排泄を強要されて、顔を紅くしながら…

チィィィィィ…


「はぁ…はぁ…はぁ…」

みんなの前で放尿したドロシーさんは熱い吐息を漏らし、焦点の合わない潤んだ瞳を見せる。


「終わったら、このボタンを押す」

ピッ!と言聞きなれない音。


ウィィィン…シャァァァ…

「ひゃぁぁぁ!!み、水が!!水がアソコに!!」

「暴れるな、飛び散る」

ドロシーさんを椅子に押し付けるアリスさま。


「次に拭く」

カラカラカラ…と巻き取ったトイレットペーパーをドロシーさんに渡す。


放心した表情で受け取り、水で濡れたアソコを拭くドロシーさん


拭き取りが終わったドロシーさんはノロノロとパンツを穿く。


「最後は蓋を閉めて流す」

ジャァァァ…


再び蓋を開けると排泄物は消えていた。


「せ、センセ…私も試して良いですか?」

頷き、ドロシーさんと共にトイレを出るアリスさま


「も、もしかすると…し、失敗するかも知れません」

アリスさまの手を掴み、二人でトイレに入るアリスさまとネレイさん。


「あ、あぁぁ!!き、気持ちいいっ!」


ネレイさんの喘ぎ声。


ガチャ!

トイレから出てくる二人。


「姫さまも入るか?」

「わ、私は後で一人で使わせて貰います」


アリスさまとネレイさんドロシーさんの赤裸々な関係にドギマギしてしまう。



「あと、これがシャワールーム」

いきなり全裸になるアリスさま。

え?服はどこに消えたの!?


「そして!シャンプーとトリートメントとコンディショナーとボディソープ!!」


見たこともない美しさ容器に入った液体?を取り出すと…

「姫、髪をサラサラの艶々にしてやるぜ」

私を手招きするアリスさま。


意を決して私も服を脱ぐ。

「待ってくれアリス殿。姫の身体を洗うなら私にやらせてくれないか!」


前は良くレイチェルと二人でお風呂に入っていた。

香油でお互いの身体に塗りあったりもしてた。


三人で裸になり、浴室に入る。


シャァァァ…

アリスさまの指導で私の髪を洗い始めるレイチェル。

お湯が気持ちイイ。


そしてシャンプー…

花の香りに包まれる。

腰まである髪が泡だらけになる。


洗い流す。


そして髪の毛の栄養剤と言うトリートメントを塗ってもらい、少し時間を置いて洗い流す。


最後はコンデショナーと言う髪を綺麗に見せる液体で洗う。


そして液体を綺麗に流し、ボディソープと言うこれもまた素敵な花の香りがする泡で全身くまなく洗われる。


すごくさっぱりして気持ちイイ…


そして湯船に浸かり身体を温める。


あ〜〜〜

思わず声が出た。


最後はドライヤーと言う暖かい風を出す魔法で髪を乾かしてもらうと…


サラサラサラ…

流れるような髪触り。

驚く私。


鏡に映った私の髪!

光を浴びて美しい光沢が出てる。

さらっさらっ!

絡まることなく流れる髪。


そのシャンプー効果に言葉を失う。


「センセ!私も!!」

「ボクも!!」

「わ、私も使わせて貰って良いだろうか?」


「おう、俺がみんなの洗ってやるぜ!!」

手をワキワキさせながらみんなの髪と身体を洗うアリスさま。


その姿はとても楽しそうだった。

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