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反撃

囚われたアリスは王都に連行されていた。

「ご主人様〜、オシッコしたい」

騎士団に囚われた俺達は王都に向かって連行されていた。


俺は、荷馬車の上でドロシーと磔台を挟んで背中合わせで磔にされ見世物にされている。


王女とネレイは緊縛されたまま檻で囲まれた囚人護送用の馬車に乗せられ、晒らし者にされていた。


王女付きの女騎士レイチェルの姿は見えない…。

あのアホ女騎士が捕まってなければこんな目に遭わなかったのに!!

捕まったなら潔く自害しろっつーの!


まぁ猿轡されていたし、恐らく自殺を封じられてしまったのだろう。


「漏れちゃうぅ!」

ドロシーが尿意の限界を訴えている。


「我慢しろ!」

そのまま漏らされると俺の体にオシッコの飛沫がかかる可能性がある。

[飛沫が被弾する確率76.5%]

これはヤバイな…


「小休止!!」


騎士団小隊長の号令で2000の騎士団が街道から外れた森の前で全軍停止する。


トイレ休憩と馬達にエサをやる為だろう。


少しすると、1人の騎士が王女とネレイが閉じ込められている馬車に近づく。


そして檻を開け、王女とネレイの首枷の鎖を引き、森の中に連れて行く。


多分、オシッコさせに行ったのだろう。

美少女2人の野ションを見られるとは運のいい奴め!


まさか、そのあと拭くのもあいつがやるのか!?

姫達は縛られたままだし、その可能性は高い!!

姫の尿を拭けるとは、マジ羨ましいな!ちくしょう!!


とは言え、俺の背後でドロシーがピンチだ。


「おい、俺達もオシッコに連れて行け!」

交代で、あっちこちで立ちションしている騎士達。

足元にいた騎士に声をかけてみた。


「お前達は囚人ではない。魔獣扱いだ。よって糞尿はそのまま垂れ流せ!」


磔にされた俺たちの元にさりげなく寄ってくる騎士達。


こ、こいつら…幼女のお漏らしに興味あるのか!?

さすがに騎士なだけあって露骨に性欲丸出しで迫って来ないが…やっぱり男だし、美少女のお漏らしとか見たいのだろう…


「も、漏れちゃう…漏れちゃう…」

ドロシーから切ない声が溢れる。


ドロシーの方に、さりげなく移動する騎士達。


ふと、俺の正面の森の影から小さく手を振るネレイの姿が見えた。

その横には王女とレイチェルがいる。


姫達をオシッコに連れて行ったのはレイチェルだったのか!


良し、これで人質はいなくなった!

(ドロシー、脱出するぞ。俺に付いて来い!!)

ナノマシンを通して骨伝導でドロシーに伝える。


バキャン!!!

磔台を一瞬で粉砕する。


そのまま、ネレイ達の側に飛び込む。

「ネレイ、サンダーボルト!!ドロシーはライオンを召喚しろ!」


「はい!!」

アイテムボックスからネレイの悪行の棒杖と

ドロシーのライオンのぬいぐるみをそれぞれに渡す。


追いかけてきた騎士達にネレイのサンダーボルトが炸裂。数名が絶命する。


そして巨大化したライオンのぬいぐるみシードに王女とネレイ、レイチェルを担いで飛び乗る。


プオオオオオ!!プオオオオオ!!

襲撃を知らせるラッパが鳴り響く。


「ドロシー、聖なる教会発動してみんなを守りつつ戦域から離脱しろ」

「ネレイは追いかけてきた騎士を殺れ」


「アリスさま!兄は兄は確実に仕留めてください!」

「いや、王子は俺の手駒にする」

「え!?」

驚く姫。


「記憶を改竄するのですか?」

「俺に逆らったら死ぬより辛い激痛を脳に与えるようにする。その方が簡単だ」


ドロシーにやった方法だ。


「わ、分かりました」

木々をぶっ倒し一直線に逃げるシードを馬で追いかけてくる騎士団。


その騎士団の先頭めがけて…

「ストーンバレット!」


100騎ほどの騎士と馬が血煙に変わる。

「王子と5、6人の騎士を捕まえてくる。それ以外は皆殺しでいいな?」


「は、はい!私の騎士達の仇を討ってください!」

「おう!」


俺はシードから飛び降り、王子の騎士団に向かって突っ込む。


「アイ!全ての騎士の位置をロック!」

[了解!完了しました]


ARで表示される騎士達の場所。

近くの騎士から撲殺して行く。

途中でドラゴン殺しを回収。


戦闘開始からわずか10分で1993名を撲殺または斬殺


残りの騎士は王子の側にいる6名と…

そして王子だけだ。


ドラゴン殺しの刃に真っ赤な薔薇が咲き誇っていた。



◇◇◇◇◇◇

カイン王子視点

時間は少し戻る。


「レイチェルを連れて来い!!」


アルフレアとその手下のアリステルとネレイ。そして襲撃犯のドロシーを捕らえた俺は意気揚々、王都に凱旋する途中だで。


そして今は行軍を小休止にし、天幕を立て一人となる。


それにしても、外れの村で行ったアリステルへの拷問は愉快であった。


磔にされ、助けたはずの村人から股間に向かって石を投げつけられ悶え苦しむアリステルの姿は今も思い出すだけで滾ってくる!!


ムクムクと鎌首をあげる息子。

この滾りを鎮めるためレイチェルを呼ぶ。


程なくして俺の天幕に連行されてくるレイチェル。

上半身裸のまま荒縄で雁字搦めにされている。


俺の前に正座させられるレイチェル。

俺は護衛の騎士達を天幕から下げる。


「舐めろ」

レイチェルの顔の前にいきり勃つ息子を突き出す。


俺を睨みつける女騎士レイチェル。

「舐めなければ、アルフレアが死ぬだけだぞ」

頷くレイチェル。


俺はナイフでレイチェルの口を塞ぐ猿轡を切る。



アリステルの苦しむ姿とレイチェルの上目つかいでこちらを見る目。そして息子に絡みつく粘液。


おぉー蕩けるぅぅ!!!

ピタッ!

突然喉元に突きつけられる冷たい感触。


いつのまにか、荒縄をほどきナイフを手にしているレイチェル。


「私の側にナイフを置くとは愚かな…」

猿轡を切ったナイフの事か…


「声を出すな」

俺は頷くしかなかった。


「立て!そして騎士を1人呼べ」

「おい、だれか1人こっちに来い!」

レイチェルに命令されまま言われた通りにする。


「失礼します」

天幕に入ってくる騎士。


「声を出すな!王子が死ぬぞ!!」

「い、言われた通りにしろ!」

喉元のナイフが食い込んでくる。恐怖に身体が震える。


「鎧を脱げ」

「は、早くしろ!!」


言われた通り鎧を脱ぐ騎士。


「手を上げてこちらに来い!」

下着姿になった騎士がこちらにくる。


グサッ!グリッ!

一瞬で騎士の喉元をナイフで一突きにそのまま捻るレイチェル。


カヒュゥゥ…

喉元から声にならない息を漏らし絶命する騎士。


「た、頼む…俺は殺さないでくれ!アルフレアは解放する!!だから…


ここで脳天に衝撃を受け、俺は意識を失った




◇◇◇◇◇

女騎士レイチェル視点


私の前で生殖器丸出しで気絶しているカイン王子。

このまま殺してしまおうかと思ったが…王女の判断を仰ぐべきだろう。


「ぺっ!」

口の中に残る生臭い汁を吐き出す。


とりあえず先ほど殺した騎士の鎧を身につける。

そして、そのまま天幕を出る。


目標は囚人護送車にいる姫の救助だ。

小休止中なので私が1人歩いていても疑われる事はない。


問題なく護送車にたどり着く。

「姫を小便させに連れて行く」

護送車の前にいる騎士に告げる


「うむ。そのあと俺も小便に行くからココを代わってくれ」

「わかった」


姫と一緒に囚われていたのはネレイとかいったか?

その娘も一緒に連れて行く。


人質がいなくなればアリステルは自由に動けるはず。

あいつは放っておいていいだろう。


私は姫とネレイの首枷を引っ張りながら森に入る。


「姫、私です」

ヘルムを脱ぐ


「レイチェル!無事でしたか!!」

「今、縄を切ります」


白く細い腕に食い込む荒縄と、まだ成長していない薄い胸を締め付けるように巻きつけられた荒縄をナイフで切り落とす。


「そ、そこで待っていてください」

小走りで木陰に入る姫。

シィィィィィィィ…


膀胱が限界だったのだろう。

ネレイと言う娘も荒縄から解放すると礼もそこそこに茂みに隠れる。


二人の用足しが終わってから私も失礼して用を足す。


そしてアリステルが磔にされてる荷馬車に向かった。


荷馬車近くの茂みに隠れる。

「オシッコさせろー!」

と喚くアリステルともう一人の少女がいた。


二人のお漏らしが見たいのか騎士達の視線は二人の少女の股間に向いている。


ネレイがアリスに合図を送る。

私達と目が合う。


人質がいないと知ったアリステルは頑丈な磔台を一瞬で破壊し、こちらに向かって飛んできた!!


そしてアリステルに抱きかかえられたかと思ったら…

空を飛んでいた!!


そして巨大なライオンの背中に着地。

一体何が起きた!?


分からない!だけど無事脱出できた事だけは分かった

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