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海外挙式の準備開始

美和は家に帰って、父に両家顔合わせについて聞いた。


「パパは、両家顔合わせのお店とか、考えてる?」


「ああ。少しずつ調べてるよ。今度、拡嗣くんが来たら、日程の調整とかしなきゃだな。チケットは早く買わないと高いから、多分・・・6月くらいになるんじゃないかな」


「そっかぁ。大分から来ていただくんだもんね」


「挙式する教会とかは、もう決めたのか?」


「ん。これから。昨日、ゼクシィ 海外版買ったから、研究するつもり」


「何事も、早め、早めにな」


「はぁ~い」


「風呂湧いてるから、入りなさい」


「はい」


やっぱり、父は考えてくれているんだなぁ、と美和は思いながら、チケットの予約、早くしてもらわないと、と思っていた。


お風呂から上がって、拡嗣に電話した。


「もしもし。やっぱり、パパ、考えていてくれて。日程を相談したいから、近々、来てくれ、って。飛行機のチケットの関係もあるから、6月くらいになるかな、って」


「そうだろうな。今度の日曜、そっちにいくよ」


「うん。でね・・・海外ゼクシィ、今見てるんだけど、教会の予約、半年前までにはしといた方がいいんだって。プロデュース会社、近々見に行かない?」


「プロデュース会社って?」


「海外挙式の、交通手段から、挙式教会から、段取りから、いろいろ一緒に考えてくれる会社。そろそろ行ってみてもいいんじゃないかと思って」


「そうだね。それは再来週にしよう。どの会社にするか、考えといて」


「了解!」


「来週行くとき、美和ちゃんの手作りケーキ、食べたいな」


「任せて!ショートケーキでいい?」


「いいよ」


「なんだか、楽しみになってきた」


「これから、忙しくなるよ」


「そうだね」


「じゃあ、おやすみ」


「おやすみなさい」


・・・未来の旦那さま。と心の中で付け加えた美和だった。

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