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woman  作者: しは かた
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第三話

続きです。

少々長くなりましたが分割しないことにしました。

よろしくお願いします。


 


 週が変わった水曜日の十二時半過ぎ、オフィスの入るビルの一階で私は幸を待っている。人質ならぬ物質となっていた部屋の合鍵と引き換えに幸にランチを奢るためだ。


 私と幸は、お互い午前中に顔を出しておきたい得意先から戻ったところでそのままランチをしようかと朝から連絡を取り合っていた。その幸から少し遅れるとメッセージが来て、私はこうして幸を待っているというわけ。

 待ち合わせの時間は十二時半頃でとアバウトに決めていただけだから、幸が遅れていても私は特に気にしていない。



 そして私は幸を待ちながら、二日前の月曜日にあったことを思い返していた。


 私は金曜日の飲み代とタクシー代を返すために、出社してpcを立ち上げると直ぐに幸に会いに行った。

 そのとき返す金額で少し揉めたけれど、私がお世話になった分、お礼の気持ちも込めて私の方が多いのは当たり前だからと幸を納得させた。



「ぱいぱいで」


 流行りのヤツを私なりのローマ字読みで言いながら電子マネーで支払うからねと私がスマホを操作するフリをすると幸はすかさず乗ってくれる。こういうことをすかさないところも幸なのだ。


「私ではちょっと対応できないんですけど」


「そうだった。ぱいぱいは扱ってなかったね」


「いや、ちょっとは扱ってるからね。見る?」


「うん。見る。見せて。見たい」


「へっ?あはは。いいよ。屋敷にはそのうち見せてあげる。あ、そうだ。はいこれ鍵。ランチよろしくね」



 こうした私と幸の掛け合いは、ネタはその都度違っても八年続くいつもの台詞でお約束だから、普段はそこに何か意味がある筈もない。

 けれど私は初めてそれに、少しだけ意味を持たせてみた。

 それが伝わったのかただ驚いただけなのか、一瞬言葉に詰まった幸もまた、笑いながらさらっと凄いことを言ったけれど、それがいつもの乗りだったのかそうじゃなかったのかはいまだ判断に迷うところだ。


「失敗?」


 けれど、驚いたあとに幸が浮かべたあのニヤついた笑顔は、何かこう、腑に落ちたというか納得したというか、幸が見せる笑顔の中ではそんな意味を持っているものだったと思う。長年、しかも恋心を抱いて三年以上も幸を見てきた私にはそれがなんとなく分かる。

 なら幸は、何が腑に落ちて、何を納得してそんな笑顔を浮かべたのだろう。


 これはほぼ願望のみの推測でしかないけれど、幸は私と飲んだあと、私が幸を好きかもしれないと考えていて、それが腑に落ちて、それを納得したということになるのではないだろうか。


 それに則して鑑みるなら、私が幸と飲んだ時にやってしまったなと思っていたことは、実は失敗なんかではなくて、私の想いはなんとなくでも伝わっていたんじゃないのかと思えてくる。

 そうなると、現状私は幸に引かれても避けられてもいないから、これはもしかするともしかるすんじゃないのかな、上手くいっちゃったりするんじゃないのかな、なんてことを思ってもいいのではという気がしてくる。


「成功?」


 そうであるならこのまま一気に動きたい気持ちも湧いてくるけれど、私はまあまあ優秀な大人の女性だから、この程度で浮かれたりはしゃいだりがっついたりはしない、ように気をつけたい。

 世の中どこにどんな落とし穴が隠れているかも分からないから、若い頃のようにこの勢いに乗ってただ闇雲に突っ走ったりするなんてこともしないようにしようと思う。

 上手くいっている時ほど自重は大事なことだから、できるかどうかは別にしても、焦らずよく見て落ち着いて、粛々と事を進めて行くのがいいだろう。


 つまりこの先わたしの採るべき方針は、若い頃の情熱を胸に抱いまま、今現在の成長した大人の女性として、押したり引いたり近付いたり離れたりと、いわゆる恋の駆け引きを……するのはちょっと私には無理だから、偶然にも上手くいった今回のように、私の思う通り私らしく動く、ということになる。そうすればきっと、私の未来は光り輝くことになるだろう。


「ふふふふふ。完璧」




 導き出した答えに満足してひとしきり含み笑いをしたところでふと我に帰る。そして、この我が帰って来てしまうと完璧だった筈の私の考察がやけに稚拙な考察だったような気がしてくる不思議。


「……ま、まぁ、成功ということで」


 こうして決まった私の採るべき方針は、過程がちょっとどうなのかなと、恵美さんにも突っ込まれてしまうような気もするけれど、ポジティブなシンキングは気持ちも前向きになれるしとても大事なことだから、これでいいんだ大丈夫と思うことにした。




「屋敷っ」


 幸の声がした方に振り向く必要はない。だって私は幸を待っている間、ヤマを張って幸が来るであろう方向にずっと視線を向けていたのだから。

 私は、やった、当たったと思いながらまだ少し距離のある幸に手を振った。


 それにしても、周りに気付かせずに私には聞こえるというなんとも絶妙な大きさの声で私の名を呼びながら小走りに近づいて来る幸を見て、そんな姿も様になっているとは、声のこともさることながらさすがは幸だと感心してつい魅入ってしまう。


 実際にこの辺りにいる何人もの男性が幸に視線を向けている。小走る女性が特に珍しいという訳でもないだろうから、私と同じように幸に目を奪われているのだと思う。

 私の視線の先に居る、誰かと待ち合わせしているっぽい若い男性の二人組なんかは、一人はだらしなく口を開けて幸を見ているし、もう一人は幸の姿に、おぉと感嘆の声を上げているように見える。もしかするとこの二人組には幸が自分達に向かって来るように見えているのかも知れない。確かにそう見えなくもない位置関係ではある。ところがどっこい、幸の向かう先は私の元ただ一択なのでした。はい残念。



「ごめん遅れた」


 幸はそう言いながら前屈み気味に膝に手を置いてはあはあと息を吐いている。私はそんなに急がなくてもよかったのに全く持って幸らしいなと思っている。


「いいよ。時間なんて相手次第なんだし、まあ、幸だし」


「ちょっと。私は関係ないでしょ」


「いや、だって幸だし。あだっ、痛いなもう。グーは駄目でしょグーは」


「ふんっ」


 見たくてからかったわけではないけれど、私の肩にグーで一撃を入れたあと、微妙に背を向けて腕を組んで拗ねて怒ったように見せていると思われる幸もまた、凄く様になっている。


 そして今、私に向けてちらちらと視線を飛ばしながら、私は怒っているんだぞ分かっているのかおい屋敷、とやっていると思われる幸を見て私は思う。


「ふんっ」


 土曜日の夜、私の話を聞いて恵美さんが幸に感じた違和感。私はそれを気にしないことにした。よくよく考えてみなくても、どっちにしても幸は幸。私の好きな幸に変わりはないと思うから。

 もしも私と幸が同じなら、付き合える確率は高くなる。それは凄く嬉しいことだと思うし期待する気持ちは当然ある。


「ふーんだ」


 けれど今、怒っていることを、いや、本当は少しも怒っていないけれど、伝えようとこうしていちいちポーズをとってみせる無邪気な幸を見ていると、ただただ可愛らしく愛おしく思えてきて、この湧き上がる気持ち以外のことはべつにどうでもいいことだと、幸はビアンだとか違うとか、そんなものは私の想いにはなんの関係もないことだと思えてくる。


「んっ、んんっ。うっうんっ」


 私は幸を好き。この想いの他に何が要るのか、私はこの想いを大切にしていればそれでいいのだと、ついには咳払いを始めてしまった幸を目にしながら、私はそんなことを思っていた。



「あ、ごめん幸。もういいから」


「伝わったの?」


「怒ってたんでしょ、ごめんごめん」


「伝わったんだ。なら許してあげる」


 そう言った幸はとても嬉しそうだ。





「ねえ、ほんとにあの店でいいの?」


「だって屋敷はあそこの限定パフェだっけ? それを食べたいんでしょう?だったらそこにしよう」


 幸は自分がランチを奢れと言ったのに私の食べたい物を食べに行こうと主張している。

 私としては夜パフェならぬ昼パフェも凄く嬉しいけれど、幸の主張はなんかちょっと違うかなという気がしている。


「あそこはスイーツしかないよ。行くにしたって幸はなに食べるの?」


「出たとこ勝負かな。目をつぶってメニューを指差すとかしてね。それとも屋敷、何かおすすめとかある?」


 特に食べたいものはないんだよねといった感じの幸。けれど、おすすめは何と訊かれてしまっては、私のスイーツ魂に俄然火がついてしまうのは当然こと。私は満面の笑みを浮かべる。


「あ」


 私の表情を見た幸が、あ、これ振っちゃいけないヤツだったと、若干引き攣った顔をして私を止めようと慌てて私の口を塞ごうとしたけれど、もう手遅れです。


「訊いちゃう?それ訊いちゃうんだ。もぉ、幸ったらしょうがないなぁ。いいよ。教えてあげる。私の一番のおすすめはね、私がいま嵌ってるシュヴァルツヴァルダーキルシュトルテって言ってね、ドイツのケーキであまり見かけないヤツなんだけどすっごく美味しいから幸も騙されたと思って食べてみるといいよ。絶対病み付きになること請け合いだからね。あとはね、ケーキだったらガトーショコラも、あとチョコオランジュも美味しいからね。ガトーショコラはクリームとの相性が抜群で甘いの苦手な人でももうひとつくらい余裕でいけちゃうヤツなんだから。チョコオランジュは言わずもがなって感じ、でも言っちゃうからね。口に入れるとね、元々相性のいいチョコとオレンジが中のクリームと相まって私達みたいにこれ以上ないくらいの相性抜群って感じになって美味しさが口の中いっぱいに広がっていくの。最高でしょ?あとね、ミルフィーユもいいよ。このくらい大きくてボリュームがあってさ、生地はサクサクしてて中のカスタードがまた絶妙なさじ加減とでも言うのかな、甘いんだけどなぜかしつこくなくてさ、凄く美味しいハーモニーを奏でてくれるんだよ。それこそ私達みたいにね。ほんと、最高だよね。それからね、パフェだったらやっぱりイチゴ、と言いたいところだけど、わたし的にはヨーグルトパフェがさっぱりしていて美味しいと思うんだよなぁ。ベリー系のフルーツがいっぱい入っててね、それがね、これ採算取れますかってぐらいの量なんだよ。懐かしのナタデココも入ってるしアイスとソフトクリームもどーんって感じで乗っかっててお得感もあるし堪らないんだよ。もちろん今回私が狙っているお芋with和栗ソフトのパフェも絶対美味しいと思うな。だってお芋が四種類だよ。凄いよね。紅、安納、金時、えっとそれから、ねぇ幸あと何だっけ、まぁいいや。それがね、アイスとか甘納豆的なのとかペースト的なのとか大学いも的なのとかになって入ってるんだよ。わたしお芋のアイスとか超楽しみだよ。あとね、フルーツがいっぱい乗ってるバターとメイプルシロップたっぷりのパンケーキもね、こうやってナイフを入れるとね、表面だけがほんの一瞬だけサクッとしたかな、ねぇ今なんかサクッてしたよね、そうだよねって感じの職人技で焼かれててね、中はふわふわでその食感が堪らないんだよ。サクふわなんてまったく罪な食べ物だよね。幸もそう思うでしょ?それから隠れた逸品のとろとろとろける杏仁豆腐と王道の白黒二色胡麻団子でしょう、それにアイスとこれまたベリー系のフルーツがたぷっり乗ったワッフル、ホットチョコレートソースをかけてっていうのも相当イケるんだから。それからいかにもTHE・日本て感じの濃厚抹茶のパフェ。これがまたすごー」


「ストップストップ。屋敷、ちょっと止まって」


 私が今まで食べてきた歴代スイーツ上位陣の素晴らしさについてすっかり我を忘れて話していると、幸が私の肩を揺さぶった。それに気づいた私の眼に映る幸の顔は少しニヤついていて、笑いたいのを堪えているようにも見えるというか、明らかに堪えている。


「くおいしい、ん?なんで止めるの?おすすめはまだあるんですけど」


「屋敷、周りを見て」


 私の肩を掴んだまま目線で促す幸に言われて私は周りに目を向ける。


「げ」


 そう。私はやってしまったのだ。

 私は軽くトリップしていたのだ。お昼時、多くの人が行き交うオフィスビル一階のその端っこで。

 ほんと、真ん中じゃなくてよかったなぁ、という話でもなく、結構な人達が立ち止まってこっちを見ている。その人達のなかには、私を見ながらひそひそと話しながら立ち去って行く人達もいれば、やけに優しい目で見ているおじさん達やお姉さん方もいる。さらにはくすくすと笑い声も聴こえてくる。


「私はべつにいいけどさ、さすがに屋敷が可哀想かなって思って止め、たのよ」


「止めるの遅くない?」


「全然止ま、らなかっ、たの。ぷふっ」


 幸は話し辛そうに言ったあと、ついに堪えきれなくなったのだろう、あははははははと、笑い出した。


「あはははははは」


「ちょっ、幸。笑うなバカ。目立つでしょっ」


「め、目立つって。いや無理、無理だから。あはははは、お腹痛い、痛いよー、あはははは」


「やめろってば」


 幸はお腹を押さえて笑っている。私は幸をばしばし叩いて笑うのをやめさせようとしている。さらには凄く恥ずかしくなって、私の顔が火照って赤くなってきたような気もしている。


「幸っ」


「無、理。あはははは」


「ぐぐぐっぬぅ」


 なによ今の音はと思ったけれど犯人は私。視線と幸の爆笑のせいで、恥ずかしさと悔しさのあまり自分でもよく分からない音が口から出てしまったらしい。まったく、恥ずかしいったらありはしない。


「なっ、に今の?ちょっ屋敷、やめてよー。お腹痛い、んだからさー。これ以、上笑わ、せるのやめ、てよ、あはははは」


 けれど、幸のあまりの爆笑っぷりが返って私を冷静にしてくれた。

 いま奇跡的に私に起きたこの現象は確か、人がふたり居る場合、ひとりが異様に興奮してしまうと、その様子を見たもうひとりは気持ちの昂りが一気に醒めてしまうという、正式な名称は知らないけれど、アレだ。

 すなわちアレが発動してくれたのだ。


「はぁ」


 その効果を十全に受けた今の私は普段の私。息を吐いたあと、その冷静な目で幸を見る。


「あはははははは、ひーっ、あはははは」


「あぁこれは…」


 これも正式な名称は知らないけれど、どうやら幸に笑いのスイッチが入ってしまった模様。私もそうだけれど、笑いのスイッチは誰もが侮れないものだ。止まりたくても止まれない。


 恐ろしい話、シーンとした会議室でコイツに襲われた経験のある人は私だけではない筈だ。そんなもの、目立つどころの騒ぎではないのだ。突き刺さる視線の痛さはさらに倍。思い出すだけで震えがきてしまう。


「こわい」


 そしてさらに恐ろしい話、笑っている最中に鼻で息を吸ってしまうと、んがっとか、ふがっとかいう音が出てしまうのだ。それがまたやけに面白くて、自分で出した音にも関わらず最早笑うのを止めることが困難になってしまうという悪循環に陥った経験のある人も私だけではない筈だ。


「超こわい」


 つまり私が何を言いたいのかというと、このままでは幸の笑いは暫く収まらないということだ。

 一刻も早くこの場を去りたい私はどうしようかと考える。

 その結果、私は少し、いやかなり迷ったけれど、頭の隅に浮かんで来た事をやってしまうことにした。


 私は意を決して、いまだお腹を押さえて笑っている幸の方を向いたまま後退(あとずさ)って、少しずつ幸から離れ始める。


「ごめん幸。幸の犠牲は忘れないから」


 そろりそろりと半歩づつ、私は幸から少しずつ離れていく。幸はいまだにお腹を押さえて笑っている。まだ私の行動に気づいていない。


「ああ、幸、ほんとにごめん」


 幸に気付かれませんようにと、どきどきしながら後退りをしているうちに、幸から五メートル位は離れることができた。かかった時間はおそらく三十秒くらいだろうか。そんなことはどうでもいいから正直よく分からない。幸はいまだに笑っている。


 周りで見ている人達の中には、私の行動に気づいている人も当然いる。その人達の視線が凄く痛くて気になるけれどこの際気にしない。気にしてはいけない。これで私も一見物人(いちけんぶつにん)として周りの人達の輪に入ることができたのだから。


「ふぅ」


 見られる側から見ている側になれたなと私がほっとしたのも束の間、幸が急に笑うのをやめてきょろきょろし始めたと思ったら、すぐにばっちり目が合ってしまった。


「やばっ」


「あ、こら、逃げるな屋敷っ」


 私は身を翻し、ダッシュでその場を離れ出す、なんてことはせずに、周りに迷惑だからと思って、素早く身を翻すだけにして早歩きでその場を離れていく。

 私を止めようとする幸の声から察するに、私に遅れて動き出すことその差一秒程だろう。

 幸の走る速さと体力的なことを考えれば、逃げ切ることはまず無理だろう。そう判断した私は、取り敢えずこのビルから脱出するまでは頑張ることにした。

 幸にしたことは後で謝ればいい。なぜなら私は一刻も早くあの場を去りたいと思っていたのだから。

 それならやはりこれが正解、私は何も間違っていない。私はそれほど悪くない。



「やーしーきー」


 なぜ私に付き合って早歩きなのかよく分からない幸が背後から迫る。その声は私の思っていたよりも近くから聴こえてくる。私の目指すビルの出口も近くまで迫っている。


「やーしーきー」


 幸はすぐ後ろまで迫っている。その声はすぐ後ろから聴こえてくる。私の目指す出口もすぐそこまで迫っている。


「まーてー」


 な、なんなのこれ。ゴール間近のデットヒートとかもう訳がわからない。始めたのは私のような気もするけれど競歩じゃないんだからと思い切り突っ込みたい。


「まーてーやーしーきー」


 幸の息遣いを感じる。その声は私の耳元できこえ………





それでは皆さま良いお年を。

読んでくれてありがとうございます。

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