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元勇者の転生人生記録  作者: 冬こもり
【2度目の人生編~世界散策の章~】
140/556

ステータスとならず者

【パステルファンス大陸】


《カラーバートの街》


「ここが…カラーバートの街」

「あんまり俺たちから離れるなよ?治安が悪いから人拐いに会うぞ?」

「えっ」

「ギルドに行くぞ」

「そう言えば言ってたな」

「今の自分がどれだけ強いか調べて見ようか?」


ごろつきが此方をチラチラ見ていたがサンゴとルウカを見てそそくさと居なくなった。【カラーバートギルド】の中に入った。



【カラーバートギルド】


《受付》


「こんにちは」

「はい、こんにちは。それで今日は何しにいらっしゃいましたか?」

「悪いけど今どれだけ強いかステータスを調べて貰いたい」

「あっ強さの測定ですね。では案内します」


受付嬢に《測定室》案内された。タズルはこういう所は始めてらしくキョロキョロしていた。


【カラーバートギルド】


《測定室》


「ではルウカ様たちと一緒にそこのふたりも測定し。ギルドカードも発行させます」

「頼んだ(サンゴ、隠蔽するぞ…普通のギルドならステータスが見れない様にするから手間が掛かって嫌がるのにな」

(わかってる。ギルドの連中には弱いステータスとして見えるようにしよう)



測定を始めてルウカとサンゴのステータスはこうだった。




※()に入っている文字はルウカとサンゴにしか見えていない。





【ステータス】


ルウカ・エシルシェル


レベル100【現在の人間だと限界値】


性別 ♂

年齢 13歳 (本来は38歳)

称号 整備する人(敏腕な長様(笑))

種族 人間

職業 整備士or冒険者

体力 10000

魔力 6000

力 798

守備 683

魔防 1000

技 805


【スキル】


【ウェポンマスターレベル85】【体術レベル83】【料理レベル61】【鍛治レベル80】【修理技術レベル83】【毒耐性レベルMAX】【身体強化魔法レベル83】【運転技術レベル85】【薬学レベル53】【アイテムボックス】



【エクストラスキル】※自分意外は見えない。


【精神が極太い】【異世界から召喚されし者】【心眼(極)】【人々を導く叡知を持つ者】




「父さんより強い…」

「本当に人間?…それに隠されてて見られないのがある」

「君達と同じ人間だよ(この世界は相変わらずスキルとして現れるんだね)」

「次はサンゴのステータスだな。見れない部分は秘密って事で頼むぞ?」




【ステータス】


サンゴ・フュリルス


レベル100【現在の人間の限界値】


性別 ♀

年齢 13歳 (本来は38歳)

称号 フリーダムな釣り人(マイペース先生さん)

種族 人間

職業 冒険者

体力 5500

魔力 12500

力 800

守備 583

魔防 650

技 485


【スキル】


【ウェポンマスターレベル63】【体術レベル78】【料理レベル63】【薬学レベル73】【毒耐性レベルMAX】【身体強化魔法レベル82】【運転技術レベル58】【釣りスキル123】【アイテムボックス】


【エクストラスキル】


【宿屋兼自宅の召喚】【異世界から召喚されし者】【心眼(極)】

【???】



「釣りスキル可笑しくない?なに?レベル123って」

「ホントに何だろうね?」

「ルウカ…物理だけ少し負けてる」

「体力は少ないがメスゴリラだからな」

「今、なんて言った?」

「何にも言ってないぞ?」

「確かめ…むがっ」


オレはルウカに口封じされた。


「ビワト様とタズル様のステータスも鑑定出来ました…ご確認下さい」




タイミング良くオレたちの鑑定結果がでた。オレどれだけ強くなったんだろ?…コレを見ればわかるよな。



【ステータス】


ビワト・アシュクラフト


レベル80


性別 ♂

年齢 12歳

称号 突っ込み名人

種族 人間(本来なら魔族と人間のハーフだが先祖から引き継ぐ妖精の血が魔族の血を打ち消し人間として生まれた)

職業 学生

体力 8300

魔力 1500(封印されている為少なくなっている)

力 653

守備 670

魔防 680

技 539


【スキル】


【刀術レベル53】【水魔法レベル57】【短剣術レベル60】【毒耐性レベル50】【身体強化魔法レベル47】【運転技術レベル18】【アイテムボックス】


【エクストラスキル】


【水泡の祝福】【???】



「ぐふっ!」


お茶を飲んでたタズルがオレのステータスを見てむせた。


「ビワトはやはり戦士より剣士のステータスだな」

「魔力も充分にあるし…魔法と両立した魔法剣士にもね」

「そうか?(オレってハーフじゃないんだな)母さんオレに魔族の血が出なかったの喜んでたけど……それに運転技術のスキルが増えてる」

「運転技術のスキルは良いぞ~どんなに下手でも技術レベルが上がればプロ並みに上手くなるし馬車や俺たちが運転している【ピー】にも適応されるからな~…魔族の血に関してはシアレならそう言うだろうな」

「ん?ふたりは母さんと知り合いなのか?」

「うん、知り合いだよ」

「ビワトの父親とも知り合いだぞ…次はタズルだな」



【ステータス】(隠蔽され中)


タズル・フレイスヴィレッジ(本名ではない)


レベル76


性別 ♀

年齢 12歳

称号 悲運の貴族(記憶を封印されし者)

種族 人間

職業 学生

体力 4500

魔力 0(封印に利用されて入るため)

力 435

守備 623

魔防 577

技 360


【スキル】


【剣術レベル57】【弓術レベル38】【毒耐性レベル85】【馬術レベル57】


【エクストラスキル】


【異世界人の子孫】【???】


【状態】


【淫魔の呪い】





「……タズルお前…毒耐性がオレより高いだと」

「何も言わないでくれ」

「鍛えると化けそうなステータスだね」

「「えっ」」

「そうだな」

「ではこの街の宿に移動するか」


するとギルド職員がドタバタと足音を立てながらやって来た。


「すみません、タズル様のステータス鑑定が少し間違っていたらしく…計り直してもよろしいでしょうか?そうしないとギルドカードが発行出来なくて」

「お願いします」

「ではタズル様はこちらの部屋に来て貰っても?」


タズルはギルド職員に連れられ違う部屋に向かった。


「ではこの街には何日滞在なさりますか?」

「2日滞在させて貰うよ」

「それと俺達はこの街の【カラフルル亭】に泊まる手続きをするから」

「わかりました。その様に準備致します」

「タズル様はステータスの取り直しが終わり次第【カラフルル亭】に案内させます」

「わかった」



こうしてオレたちはギルドを後にし【カラフルル亭】に向かったが。





【カラフルル亭】


《ロビー》



「くっクソ!どうなってやがる!コイツらは鴨じゃないのか!ギルドの奴等がクソ弱いと言ってたぞ!」

「平均レベル40代じゃないのか!」

「悪いけど細工させて貰ってギルドの人たちにはステータスが弱く見れるようにしてたものでね。貰ったギルドカードは偽物だから燃やしなさい。ちゃんとした街で作り直すから」

「マジか」


オレはギルドカードを近くにあったマッチで燃やした。そしてルウカが宣言した。


「決めた。この街の人間をひとり残らず捕まえるぞ」

「了解…まさかならず者たちが牛耳っていたなんてね」

「アイツは」

「あのガキはこの街の一番の屋敷に連れていかれたかれたよ。グヘヘヘ」

「今頃はボスと幹部たちの玩具になっているかもな!」

「お前ら黙っていろ」


ルウカは縛られているならず者たちの男の急所に蹴りを思いっきり入れぶちっと鳴ってオレは自然と内股になった。


「ふごっ!?」

「ギャァア!?」


ルウカはタズルを玩具扱いした奴らの玉を潰したが残りの奴らの玉は潰さなかった。


「ひっ!?お助けぇ!」

「オラはヤってねぇ!」

「なら大人しくしていろ。こうなりたくなければな」



ルウカが潰し奴等を見て言った。すると騒いでいたならず者は大人しくなった。



「早くアイツを救いに行かないと!」

「だからふたてに別れて活動をするから」

「サンゴとビワトはタズルと誘拐されてきているだろう他の女性達の救出に向かってくれ。オレはこの街の人間を捕まえる」

「他の人たちにもさっきの奴をやるのか?」

「いいや、無害な奴はやらないがオイタが過ぎる奴に関してはやるかもな」


ビワトは遠い目をしながらサンゴと共に行動を取りふたてに別れて行動を開始した。



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