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元勇者の転生人生記録  作者: 冬こもり
【2度目の人生編~学園の章~】
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地上のオカマの王サマ

【オルシェルアピンク共和国】


【会議室】


「ご苦労様~確かにルディちゃんからの伝言受け取ったわよ~」

「ビワト…知り合いなのかキトリエス王と」

「必ずアシュクラフトの本筋の家系の子供が生まれると必ず見せに行く決まりがあってな」

「うふふ…ビワトちゃんや歴代の当主たちを長期の休日になると必ずこの国で預かっているのよ」

「えっ」

「危害はないから大丈夫です」

「ここには色んな人がいて楽しいね~」

「そうですね…」


シナエは気にせず菓子を食らいエクルにトレニアはショッキングピンクの部屋を見て引いている。


「シナエ…遠慮しろ菓子をモグモグと食い散らかすな」

「こんな美味しいお菓子とか初めてです~」

「…ここまで綺麗な人初めて見たわ…」

「あらあら…ふふ…あなたたちが連れてきた人たちはこちらで預かるわ。それにしてもモーリンちゃんは…ホントにどうしょうもないわね」

「あれは病気だと言ってましたよ父が」

「エディスもそう言うでしょうね~あれは病気よ。さてとこれからどうする?」

「どうとは?」

「モーリンちゃんはどうせ【カジノの聖地】に居るでしょうし…時間も時間だしここに泊まって明日学園に送りましょうか?」

「僕は家に帰れるのでそのまま帰ります」

「悪いですがあたしも帰ります」

「我もそうさせて貰う」

「私も帰ります~」

「あら~遠慮しなくて良いのに」

「オレは泊まらせて貰いますよ」

「「「「えっ」」」」

「オレの街は何か襲撃があって大変なことになってるって言ってましたし…母さんから許可は得ていますので」

「そうなのね、なら久しぶりに一緒に過ごせるわね」

「それくらいなら良いです」

「それじゃ皆をそれぞれのお家に送るわね!」

「えっあっはい」

「皆さん、また明日学園で」

「あっうん」

「えぇ、また明日?」

「…お前性格t」

「ビワト猫をk」

「そお~れ!」


四人は光に包まれ【オルシェルアピンク王国】からそれぞれのお家に送られて行った。


「さてこれからアタシが個別の部屋に案内するわ、皆は下がってこれからのアタシがまとめ上げた書類を整理して行動に移してちょうだいね」

「は~い!お姉様!」

「よし!頑張らないと!」

「頑張ってお姉様からご褒美を貰わなきゃ♥️」

「じゃあねビワトちゃん!」


オカマのお姉さんたちはそう言って去っていった…キトリエス王に案内されアシュクラフトの子供を預かる部屋に着いた。


「ビワトちゃんっ今日の馬車の運転手を良く頑張ったわね」

「別にそこまでじゃないよ」

「食事にしましょうか?何が良い?」

「野菜料理が良いな…今日は胃が痛くて」

「分かったわ…また昔にみたいに皆で食べたいわ」

「今度の長期の休みの時になら」

「その発言貰ったわ、約束よ?

それにしてもフジトラったらここ最近顔をあんまり見せに来ないんだから」

「忙しいのかも…今日にかぎって街が襲撃されたし」

「…それにしても来ないのよ…遅めの反抗期かしらね?ビワトちゃん…ホントに危ない出来事があったらここに逃げて来なさいね?」

「わかってるよ」

「ほらルヴェルちゃんも契約石から出て来なさいな」


すると石の中からルヴェルが現れた。


『世話になるわリエス姉さんっ』

「あなたは素直で宜しい、ますます綺麗になって」

『誉めるのが上手いリエス姉さんもね!』

「食事を取ったらそのままその部屋で一緒に寝ても良いからね、アタシは王としての仕事をこなしてこないと、また明日ね」

「いっらー」

『行ってらっしゃい!』

「それにしてもアタシだけの時は本性見せるのね」

「猫を被る必要ないから」



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



【オルシェルアピンク王国】


《王の執務室》


「つい先程アルフェルス王国が突如滅びたと連絡が入りました」

「でしょうね…反乱が起きたと聞いたときにもしかしてと思ったけど…逃げずにあの国にとどまった人間がどうなろうと関係ないわ」

「そうですか」

「【とある組織】の連中は何処に向かったのかしら?」

「それぞれ東と南に別れて組織の拠点に向かったと入っています」

「わかったわ…憂鬱になりそうね~3年後の【世界王族会議】で波乱って占いに出てるから最悪ね」

「そうなるとビワト様もちょうどフジトラ様たちがとても活躍した同じ年齢になりますね」

「やーね人間って」

「なら【悪魔王】に戻られますか?」

「そんなことしたらあの人たちに消されるからやらないわよ…アタシは自身が満足するまで生きたいもの」

「おやおや」

「それにお姉様も帰ってくるだろうし…しばらくは大人しくしておいてくれると良いんだけどね~」

「遂に帰ってこられるのですね(恐ろしいや)」

「美貌磨きと気分転換からねー…さてとアタシも食事を取ってお仕事してビワトちゃんとルヴェルちゃんの寝顔を見て仕事して寝ましょ」

「途中キトリエス様の欲望入ってませんか?」

「何のことかしら?」

「何でもありません…では私も仕事に参ります」

「えぇ」




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