いのちの残高
お金は寿命である。
五十代、無職。
貯金もなくなり、これでいよいよ死を待つばかり。
そんなとき、兄に騙され家庭教師の仕事をすることに。
五十代、無職。
貯金もなくなり、これでいよいよ死を待つばかり。
そんなとき、兄に騙され家庭教師の仕事をすることに。
第一章 三桁
1. 公共の福祉が僕に『死ね』と告げています
2019/08/11 20:03
(改)
2. 僕は兄さんのためなら何でもしますよ
2019/08/11 20:03
(改)
3. 訃報を告げるような声です
2019/08/11 20:04
(改)
4. 僕たちは親子です
2019/08/11 20:04
(改)
第二章 五桁
5. 信じているから騙されるのです
2019/08/12 10:25
(改)
6. 死にたいと言っているうちは死にませんよ
2019/08/12 17:19
7. 唇は濡れたように艶としています
2019/08/12 18:43
8. やりがいのある仕事ですね
2019/08/12 20:00
第三章 四桁
9. 雨の中捨てられた子犬を踏みつぶすときの笑い方です
2019/08/14 22:21
(改)
10. 若い身空でお気の毒なことです
2019/08/17 15:41
(改)
11. それでは恋人である方が当たり前のようです
2019/08/29 15:16
第四章 六桁
12. 初めてはさくらんぼ風味でしょう
2019/08/31 10:41
13. 怪しい者ではありません
2019/08/31 18:43
14. 殺人犯が僕を呼び止めます
2019/09/01 09:55
15. 僕は生きていていいのです
2019/09/01 15:46