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詩*見つめて*

また春が来る

作者: a i o


軽やかなフレーズを

鼻歌まじりに

口ずさみはじめたら


翻るレモンイエロー

君のワンピース

瞬きをする度プレイバック

忘れやしないと誓った

胸の痛みを埋めるような風が吹く


出来損ないのスキップひとつ

ままならない僕だけど

それなりに元気でいるよ

寂しい気持ちは嘘じゃないけど


細めた目から見える

淡い陽射しはレモンイエロー

あの角を曲がっても

もう君はいないけど

かたちある思い出よりも

思い返せば青く染まる胸

やわらかな口笛ひとつ

纏いながら歩き出せば

ほら

思い出したかのように

また春が来る







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― 新着の感想 ―
[一言]  はじまりの素朴さは、脳天気な鼻歌。軽やかなリズムで、実はセンチメンタル。 でもじめじめしていなくて春の花柄。  どこかベタだけど、ベタじゃなければ駄目な時があって、格好悪いがかっこイイんだ…
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