でも必要なときは危険に飛び込む
今回で毎日更新はいったん終了です。
次回から不定期に戻ります。貯まったらまた毎日更新になります。
ダーブーちゃん!!(ノ゜Д゜)ノ
無事でいてね!今以外に泳ぎは早い(泳ぎ以外は遅い)アザラシが危険を知らせに行くからね。
変なところ触って事態悪化はやめてねダブちゃん。君って普段冷静なのにここぞって所でうっかり発動するからね。もうその辺が心配です。
『ダブちゃ━━『なんだ?』ギャーーー!!!\(>ω<)/』
勢いよく海に飛び込み(私なりの全力でした)全速力で海を泳ぎ海底に向かおうとしたところに急に後ろから返事がしたので心臓が口から飛び出すかと思った。うーん、胃の方が出そうかも。
『ダブちゃん━━驚かせないで。心臓が飛び出て破裂しそうな程びっくりしたよぉ』
『すまん。戻ろうかと思っていたところだったんだ。そしたらブランが勢いよく泳いで行きそうだったから』
『そうでしたか。ダブちゃ━━━ダメちゃんは怪我はないですよね?』
『ああ。それほど深くまで行ってないからな。』
『ダメちゃんはもう少し自分の心配をしたほうが良いですよ。こっちの身が持たないので自重してください』
『あぁ、すまん。・・・ダメちゃんとはなんだ?』
『おや、私言いましたよ。無視して行くなら“ダメちゃん”と呼びますって』
私怒ってます。自分から危険な場所に行くなんて自殺行為です。暫くはダメちゃんで通しますから。
どこも怪我をしていない様子のダメちゃんの私を撫でようとした前足を華麗に避けてスルーしました。私の毛並みは安くないんです!(=`ェ´=)
反省するまでは容易に撫でさせませんからね。
私の意思表示が伝わったのか少し肩を落とすダメちゃんにあの島が沈む危険性を話し急いで離れることになった。巨大な物が沈む時って近くにいると水底に引きずり込まれる事があるから危険なんだって。前にテレビで見た気がする。
『荷物も無いから着の身着のままで逃げれるな』
『ふきゅぅー。填めてる腕輪に収納出来るからね』
ニーアさんに感謝感謝。
おっと、どさくさに紛れて私のふわぷにボディーをモフろうとしない。まだ許してない。
『━━━orz』
『(水中でもこの格好になるんですね)』
でも何事も無くて良かったで━━━━
安心したのもつかの間。多分島の底辺りからゴゴゴゴッと轟音を響かせて島が沈んで、いえ崩れてしまいました。
その崩れた海底に何か大きくて長い生き物?が動いているのが見えました。まるで大きな・・大きな蛇の様にも見えたのです。頭らしきものは見えませんでしたが、あれが蛇ならばいったい全長は━━━うーんあんまし考えたくないですねぇ。
『あれはもしかしたら神話の生き物かも知れないな』
『神話?どんなですか?』
なんでもこの世界の何処かの海にとても大きく長生きな蛇が眠っているらしい、と言う伝説があるそうです。
その体は世界を一周するほどに長く、その顎は大陸を一つ余裕で丸のみにするほど大きいとか。想像できないスケールのでかさですよね。