表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/49

小粒でピリリと辛いはお菓子には要らない

 急に味が変わったり、見た目と味が合わない物はある程度覚悟していないと拒否反応を起こします。

 それって自分だけでしょうかね?





 え、偉い目に遭った……(;・ω・)





「悪かった……ホントに悪かった」

「きゅふっ!!」




 ふーん……知らないもーん。ガムの味がいきなり辛い味になるなんて……異世界だからなのか兄の味覚がはっちゃけているのか…どちらにしても赦さん。



 あ、どうも皆さん。貰ったガム(溶けたけどね)を美味しく噛んでいたらいきなり辛くなってブチキレた、アザラシ赤ちゃんのブランです。

 味って大切なのね。しみじみ体に染みましたよ…主に舌にね!




 ちなみに私の嫌いな味覚は辛味です。アレは味覚じゃなくて痛覚だと思います。カレーの辛口なんて以ての外……水がないと呑み込めません。口の中が大惨事の大火傷ですよ……いえ、言葉のアヤですよ。それだけ舌が痛くなるんです。堪えられません。




 お菓子で辛味が許されるのは塩っぱめの味のお菓子だけだ。私的にね。ポテチとか……煎餅とかも許せる……ただし限度があるけどね。



「間違えて入れてしまったんだ……赤いし、見た目だけなら甘そうな果物だから」

「きゅふっ、きゅっふーー!!(間違えたってレベルじゃねぇーわアレ)」




 甘かったのがいきなり辛くなってみなよ。頭混乱してパニックになったわ。



 悪いと思うなら食べてみなよ……さあ、さあさあさあッ!!



 兄に通じるかは知らんが抗議として絨毯のない大理石の床をバシバシ叩く……若干前足が痛くなってきた。が、止めたりはしない。諦めたらそこで試合終了です。諦めません、勝つまでは……



 残っていたのだろう残りのガムを取り出している………フフフ



 取り出した七色ガム(最後に激辛)をジーッと見て無言の抗議をした。勿論前足をバシバシ叩くのは止めた。本当に無言の抗議だ。威圧とも言う。




「…………(=`ェ´=)」

「………(汗)」




 私のご機嫌を取ろうとしたのか、単に私を撫でたくなったのか触ろうとしてきたので前足で叩きましたけど何か?機嫌の悪い動物に触ると怪我するぜ兄よ。私が温厚な性格で良かったな。凶暴なら噛みついてたぞ。迂闊に触っちゃいかんよ。




「………(´・ω・`)」

「(;・ω・)」



 え?私が悪いの?



 そんな感情を思い起こさせるような顔をしてくる兄に罪悪感がひしひしと……いや、違うぞ私!

 コレは決して私が悪いわけぞゃね……うん。


 俺は悪くぬぇ……俺は悪くぬぇ!


 いや、ホントに悪くないよ…ね?




「悪かった……(´・ω・`)」

「きゅ、きゅー……(;・ω・)」



 も、もうやめて!私の精神ポイントはもうゼロ……じゃないけど限りなく近いからやめてほしい。止めたげてよ……(;・ω・)


 あれか、私が許せば良いのか?そうなのか?



 でも、ここで引き下がるもの……私のプライドは無いけど。今後の付き合い方とかに影響しそうだし、ここで兄を甘やかしたらダメな気がする。主に私の精神的な何かを大きく削り取る気がするよ。







 その後、いつまでも無限ループを続ける私達にいつの間にか帰ってきていた――と言うより、どこいってたの?――弟君に止められるまで続けてたとさ……無限ループコワイ……



 べ、別に許してなんかねぇーし。いや、ホントに許してないから。だからなでようとするな!腹を撫でようとするなぁぁ!!






 匂いでも頭が混乱することありませんか?



 甘いバニラの匂いがするのに甘くないと………不味いですよね。それがしょっぱかったり、辛いと……自分トラウマになりました。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ