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Twist And Break  作者: 弥月
1/20

001

 なんで…こんな事に……。


 いつから…こんな事になった……。


 発端は、いくら記憶を探っても思いつかない。有ったような気もするし、無かったような気もする。


 ――俺が、何をした?


 疑問だけが渦を巻く。


 気が付けば知らない路地裏。最早、5W1Hのどれもが分からない。


 鈴峰(すずみね)悠麻(ゆうま)。歳は15。時期的に、現在は中学を卒業したばかりで、高校入学前の春休み。


 その筈であった。


 今朝目が覚めた時に目前に有ったのは、部屋などというきちんとした場所ではなく、全く見覚えの無い景色。


 そして今、俺は《何か》から逃げている。

 その《何か》が何なのか分からない。そもそも、なぜ俺がこんな所に居るのかも分からない。それ以前に――



 俺は、かろうじて名前と年齢が分かるだけで、それ以外何もかも分からない、所謂《記憶喪失》になっていた。

二人での合作なので、一話ごとに作者が交代します。

次の話は逸鬼さんにチェンジです。

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