I.E2086.1月8日.火曜日
昨日は日記を書く時間がないほどに忙しかった。いや...それは嘘になるな。忙しくはあったが仕事ではなく、ただ単純に麗奈とゲームをしていたら気付けばこんな時間になっていた。
麗奈はプレイスキルもなかなかあり、今日やっていたゲームもかなりやりこんでいたようだった。私はプレイするのが初めてだったため、麗奈に教わりながらプレイしていた。天才ゲーマーと言われた私でさえ、初めてプレイするゲームはうまくできなかった。今日は麗奈に勝つことはできなかったが、いつか絶対に勝ちたいと思う。
麗奈はゲームをプレイしながら私に雑談をするくらいに余裕があり、手汗をにじませながら必死に黙り込んでプレイする私は返事もできず、麗奈の話を聞いていた。
戦乙女メンバーの中で麗奈が特に仲良しの「エミリア・アーバン」という子。彼女についてのことを麗奈から聞いた。エミリアは麗奈のように実際にゲームをプレイするのではなく、バグ技や、ショートカットなどの小ネタを収集するのが好きらしく、エミリアが見つけたバグ技を利用して大幅ショートカットを実現し、大会に優勝した経験もあるらしい。エミリアは父がスウェーデン、母が日本人のハーフで、髪色はきれいなプラチナブロンドだった。少し控えめな性格ではあるが、私と趣味が合いそうだった。今日は話せなかったから、明日話せたらいいなと思う。
それにしても、麗奈に勝てなかったのがいまだに悔しい。私が普段しているゲームとは操作感がまるで異なっていて、麗奈の複雑でトリッキーなステップにも苦戦を強いられ、39分間の大激闘の末に敗北...。
ただ、麗奈のステップのパターンはなとなくだけど掴めた。密かに対策を練って麗奈に勝負を仕掛けようと思う。
ただ...いまだにルームシェアに慣れていないのが一番問題だ...。全くの他人と家に住んだことがなかった私にとって毎日緊張して仕方がない。でも、戦乙女は皆いい人達で安心できる。
明日から仕事も再開するつもりだ。今まで通り午前は仕事、午後はゲーム。ゲームするだけじゃなく、他の戦乙女達とも話したいな。
I.E2086年1月8日。




