I.E2086.1月3日.木曜日
今日、母の夢を見た。懐かしい気持ちもしたけど...寂しい気持ちが大きかった。またもう一度会いたい。会いたいな...。
今日も昨日と同じように午前は仕事、午後はゲーム。毎日特に変わらない。
私の母は学校の先生をしていた。生徒たちに夢を語り、生徒たちにも夢を持つことをよく話していた。学校での評判も良く、母の明るい性格から生徒たちによく好かれていた。いつまでも子供の様にはしゃいでいた母の姿は、今でも網膜に焼き付いていて離れることはない。
私は母とよく買い物に出かけていた。ほとんど母から誘われていたけど...。買い物に行くときもどちらが保護者かわからないほどに、母は無邪気だった。
けれど、母は死んでしまった。交通事故だと警察からは知らされた。事故を起こした人は私に土下座して謝罪した。私は言葉では許したが...。内心、許すことはできていない。慰謝料請求をするか問われたが、私は請求しなかった。お金など渡されても、母は帰ってこないからだ。
母のことを今も想う。思い出しては一人涙を流すこともある。肉親の死というものは...。どうも、忘れられないものだ。そんな母の名前は、
「山崎夢愛」。
自分の夢を愛し、他者の夢も愛した誰よりも優しい、私の母。
私も、母のような人になれるだろうか?
I.E2086年1月3日。




