外れ《クラス》⁈
僕はノル貧乏な農民だ今日は【《クラス》進呈の儀式】なのである《クラス》とは
人間が生まれ持ってくる才能を具現化したもののこと出る
《クラス》を授かるとその《クラス》に応じて恩恵を受ける
《クラス》を授かるとすぐに受ける恩恵は《ステータスである》
例えでいうと僕の母の《クラス》は『農民』である今の母の恩恵は
《栽培・熟練度5》《収穫・熟練度3》《ステータス》となっている
と、この様にクラスにそった恩恵となっている
熟練度とは高ければ高いほど扱いやすくなり
よく使うことにより上がるらしい
ということで次は僕の幼馴染である僕の幼馴染は3人いる
一人目はロク、彼は僕と同い年の男子である《クラス》は『剣聖』であった
二人目はリリス、彼女は『魔導士』であった魔導士とは魔法使いと魔術師の進化系である
三人目はリリア、彼女は『聖女』である皆、上級職である
そして僕のばん神官が告げる「ノルの《クラス》は『幻夢之王』である」
周りがざわめくそれもそのはずその《クラス》は未確認であった
僕らはパーティーになることを決めた
そして時は流れ
「リリス、頼む」
ロクが指示した
「わかった【氷槍】
魔物が貫かれる
ロク:「何でAランクがこんなにいるんだよ」
リリス:「ロク魔力がもうほぼない」
ロク:「仕方ないノルに【麻痺】をかけろ」
ノル:「えっ」
僕は一瞬混乱したそしてロクが言った
「じゃあな外れ《クラス》」
本来ステータスを開くと恩恵を得る条件が書いてあるのだがそれが
なく《ステータス》としか書いていなかった
つまり恩恵がなかったのである
そう僕の《クラス》『幻夢之王』は恩恵がない
外れ《クラス》だったのである
《条件の【絶望】を満たしました》
異様な声が脳に響いた