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恋愛スクエア  作者: 東武瑛
26/27

このままじゃ、不味いわね

昼休み。

安達と川村は食事していた。

「横西先生と真鍋先生は来ないわね」と安達が言うと「ああ、そうだね」と川村は答えた。

その頃、高校近くの喫茶店に横西と真鍋はいた。

横西は「川村君に嫌いよ、と言いました」と言った。

真鍋は「そうか。じゃあ川村は諦めたかな」と言った。

横西は「安達さんは、どうなのよ」と聞いた。

「諦めるだろうよ」と真鍋は答えた。

「二人の仲が戻れば良いんだけど」と真鍋は言い、コーヒーを飲んだ。

横西はタバコを吸い「真鍋先生に奥さんと子供がいるって本当?」と聞いた。

「ああ、本当だ」と真鍋は答えた。

「じゃあ、このままじゃ、不味いわね」と横西は言った。

「うん、そうだね」と真鍋は言った。

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