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恋愛スクエア  作者: 東武瑛
20/27

安達と川村の部活

放課後。

安達は野球部で球拾いに専念していた。

その時、真鍋から、「こっちに来い」と合図があった。安達がベンチに行くと真鍋は「球拾いだけじゃ、つまんないだろ。バッティングしてみろ」と言った。

安達がバッターボックスに入るとピッチャーは全速で投球して来た。

一球目は空振りしたが二球目は球がバットにかすった。

三球目はバットの真に当て内野ゴロになった。

「やるじやないか」と真鍋は安達に言った。

「よし、今日の練習は、ここまでだ。皆で後始末しなさい」と真鍋が言い、安達に「良いセンスしているな」と言った。

その頃、視聴覚室では川村が必死にドラムの練習をしていた。

「はい。今日はここまで。皆さん、後かたずけして下さい」と横西は言った。

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