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恋愛スクエア  作者: 東武瑛
13/27

離婚かな

一時間目の授業は真鍋の世界史だった。

安達は川村を無視し、真鍋を見つめていた。

授業が終わると安達は真鍋に駆け寄り、「先生。質問があるんですけど」と言った。

真鍋は安達の質問に答え、教室を出て行った。

川村は安達の当て付けだと感じた。

二時間目は横西の授業だった。

川村は視線と落とし、安達は仇の如く横西を睨みつけた。

昼休み。

いつもなら、安達と川村は一緒に食事するが、二人は別々に食事した。

石岡が「ようよう御両人、冷めたムードじゃんか」と川村と安達に言った。

安達は石岡に「何の事?バッカじゃないの」と言った。

川村は無言だった。

「離婚かな」と石岡は言い、教室から出て行った。

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