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恋愛スクエア  作者: 東武瑛
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女教師のつまみ食いか?

安達は川村に歩きながら言った。

「ねえ私達、付き合って一年になるけど何でキスもしてくれないの」

川村は「別に理由は無いさ」と言った。

「本当は私の事、好きじゃないんでしょ」と安達が言うと「好きだよ」と川村は言った。

「じゃあキスして」と安達は言った。

「ここでかい。人通りがあるよ」と言った。

「いつも、そんな理由ばかり。じゃあね」と言って安達は走り去った。

川村は「全く女心はわからない」と呟いた。

「川村君」と背後から声がして振り向くと横西がいた。

「この辺に住んでるの」と横西が聞くと「はい」と川村は答えた。

「今、安達さんが走って行ったけど、彼女と付き合ってるの」と横西が聞くと「はい」と川村は答えた。

「あの娘、いい子だから大切にしてあげて」と横西が言うと「はい」と川村は答えた。

「じゃあ、私、ここを右に曲がるから明日また学校でね」と横西が言うと「はい」と川村は答えて

二人は別れた。

その様子を石岡達は見ていた。

「これは面白い。女教師のつまみ食いか」と石岡が言うと子分はニタついた。

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